山梨学院パブリシティセンター
大学連携協定締結式
〜東京五輪・パラリンピックを成功させよう〜
〜全国522大学が組織委員会の要請に協力〜

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の大学連携協定締結式が6月23日、東京・早稲田大学大隈記念講堂で行われた。連携協定は、東京開催を成功させようと大会組織委員会が全国の大学に働きかけたもので、協力を申し出た522大学と組織委員会の間で結ばれた。最初の招致の時から招致委員会の要請を受けて誘致活動に参加してきた山梨学院大は真っ先に協力を申し出た。締結式には下田正二郎カレッジスポーツセンター長、津金毅事務長とともに、2日前の競泳ジャパンオープン50m平泳ぎで日本新を樹立して優勝したばかりのカレッジスポーツセンター研究員ロンドン五輪3メダリストの鈴木聡美さんが山梨学院のアスリート代表として出席した。組織委員会の森喜朗会 長は「大学のパワーを東京オリンピック・パラリンピックに注入して頂きたい」と出席した各大学の代表者に協力を求めた。
連係協定の趣旨は、組織委員会と全国の大学が連携し、それぞれの資源を活用してオリンピック教育の推進や大会運営の醸成などに取り組んで行こうというもの。山梨学院大学は、リオネジャネイロに敗れた2016年招致活動と、誘致に成功した2020年招致活動の両方とも、トップアスリートの育成やスポーツを大切にしている5大学(山学大・筑波大・日体大・専修大・東京女子体育大)に選ばれ、招致委員会の要請を受けて招致活動連携協定を結び、誘致機運を盛り上げる活動に積極的に参加してきた。今回の連携協定は、招致活動で築いた連携の輪をさらに全国に広げようと組織委員会が全国1129大学・短大に呼びかけたもので、応募のあった552大学・短大との間で協定が結ばれた 。23日の締結式には267校の大学関係者が出席、挨拶した組織委員会の森喜朗会長は「大会組織委員会は、大学と連携することによってそれぞれの資源を活用し、オリンピック教育の推進やグローバル人材の育成など様々な活動に積極的に取り組んでまいります。大学のパワーを東京オリンピック・パラリンピックに注入して頂きたい」と各大学の代表者に協力を求めた。壇上に上がった元Jリーグチェアマンの川淵三郎首都大学東京理事長は「大学時代に思ったこと、経験したことが何十年後かにエネルギーとなって出てくることは間違いない。大学生が東京オリンピック・パラリンピックの成功に尽くすことは将来の日本にとっても大きなプラスになる。大学との連携が何よりも大事だと思う」と述べた。山 学大を代表して出席した下田正二郎カレッジスポーツセンター長は「オリンピックは東京だけでやるのではなく国を挙げて取り組む国家プロジェクト。学生に夢や希望や感動とかグローバルな物の見方といったものを与える絶好のチャンスだと思っています。招致のための提携を一番最初から結んでいましたし、今回は全国の大学と足並みをそろえてということになりますが、オリンピックが来る時代に遭遇しているのですから、学生の知的好奇心を育むためにも積極的に連携して行きたい」と語った。会場では締結式とともに、フォトセッションや記念シンポジウムが行なわれた。組織委員会は、まだ参加を表明していない大学にも働きかけ、連携の輪を更に広げて行きたいとしている。
 
文(M.T)カメラ(平川大雪)2014.6.23
アルバムはこちら
 
Copyright (C) 2014 YGUPC. All Rights Reserved.