山梨学院パブリシティセンター
夏の高校野球 明日開幕
〜山梨学院高校で夏の高校野球選手壮行会開催〜
〜「夏に輝いて」と千羽鶴と花束で選手を激励〜

山梨学院高校で7月7日、第96回全国高校野球選手権大会山梨大会に出場する野球部の壮行会が行なわれた。吹奏楽部が演奏する「栄冠は君に輝く」に合わせ1119人の全校生徒が拍手で迎える中、真っ黒に焼けた68人の野球部員が体育館の壇上に上がった。望月教邦副校長は「センバツで忘れ物をしてきました、夏は忘れ物を取りに行って、持ち返ろう」と激励した。応援する生徒を代表し鈴木理奈生徒会長が「選手たちの力になれるよう全力で応援します」と全力応援を誓った。生徒全員で折った千羽鶴と花束が菊池海斗主将と金城義副主将に贈られ、応援団・チアリーダー部・吹奏楽部の先導で校歌を斉唱し、「カセ、カセ、ヤマガク、打て、打て、ヤマガク」と、ビッグウエーブで山学球児を“夏の大会”に送り出した。


昨年の壮行会は、5日連続39度の日本一の酷暑を避けての体育館開催だったが、今年は台風接近に刺激された梅雨前線がもたらす雨を避けての体育館開催となった。背番号1の上原進投手を先頭に背番号の入ったユニホームの20人と、ベンチ入りを果たせなかった選手と女子マネージャーの合計68人の野球部員全員が壇上に上がった。望月教邦副校長は「昨年秋の関東大会でベスト4になりセンバツに出場しました。しかし、我々はセンバツで忘れ物をして来ました、県内での一戦一戦を大切に戦い、積極果敢に攻めて代表になり、夏は忘れ物を取りに行って、持ち返ろう」と選手を励ました。鈴木理奈生徒会長は「3月のセンバツ大会に出場、この間の春季関東大会で県勢14年ぶりの優勝、素晴らしい結果を積み重ねて来ました。今大会での皆さんの活躍を期待しています。選手の力になれるよう、私たち全校生徒は全力で皆さんを応援します」と生徒を代表して激励した。全校生徒で折った千羽鶴と花束が、2人の生徒代表から菊池主将と金城副主将に贈られた。菊池海斗主将は「春のセンバツでは皆さんの期待に応えられず、初戦敗退という悔しい結果に終わりました。あれから3か月、甲子園で勝つことだけを考えて練習して来ました。もう一度あの舞台に立ち、ここにいる全校生徒、教職員の方々、応援してくれている方々と全員で山梨学院高校の校歌を歌いたいと思います。皆さんの応援が自分たちに大きな力をくれます、最後まで全力でプレーをし諦めない姿で皆さんに感謝の気持を示したいと思います」と出陣の挨拶をした。3人の応援団員・32人のチアリーダー部員の先導と、吹奏楽部75人の演奏で校歌を斉唱し、「カセ、カセ、ヤマガク、打て、打て、ヤマガク」と、突撃のテーマ“ビッグウエーブ”でエールを送り、6度目の夏の甲子園を目 指す選手を送り出した。

参加37校(谷村工・都留興譲館は合同チーム)が夏の甲子園を目指す山梨大会は、小瀬球場と富士北麓球場を会場に明日8日に開幕する。大会第2シードの山梨学院高は大会3日目(10日)午前9時からの小瀬球場第1試合で桂高と対戦する。山学ナインは、遠くは見ない、目の前の試合だけに集中する。一戦一勝、心を研ぎ澄ませて全力で相手校に立ち向かう。

文(M.T)カメラ(平川大雪)2014.7.7
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