山梨学院パブリシティセンター
猛暑の中で猛練習part2
〜全国高校総合文化祭マーチングバンド部門に出場〜
〜本番直前、出演衣裳で猛暑日の高校前庭で猛練習〜

猛暑の中で猛練習part2”25日の高校サッカー部の話題に続き、第2弾として全国高校総合文化祭マーチングバンド部門に出場する山梨学院高校吹奏楽部の取り組みを紹介。高校吹奏楽部は、昨年11月の県高校芸術文化祭で4年連続8度目となるマーチングバンド部門県代表を獲得、7月27日(日)から31日(木)に茨城県で開催される第38回全国高校総合文化祭「いばらき総文2014」に出場する。この一週間は、連日、高校前庭で特訓を重ねて来た。出発直前の26日の練習は、本番で使用する衣装を着用、最高気温36,3度の猛暑日を記録した午後3時から猛暑の中で猛練習した。


山梨学院高校吹奏楽部は75人の大部隊、先日までの高校野球応援と8月10日に行われる県吹奏楽コンクールに向けた練習に追われ、マーチングの練習時間はなかなか確保できなかった。1学期終業式直後から、前庭を舞台にして、連日懸命にステップを踏み、特訓を重ねてきた。なるべく暑さを避け、午前中の早い時間帯か夕方を選んで行ってきた。26日の出発直前練習は、本番で使用する衣装を着用、午後3時からの練習は猛暑日の強い日差しの中での練習となり、噴き出す汗とも戦っていた。渡邉正樹顧問のダメ出しを受け、何度もステップを踏み直し、懸命に列を整えていた。演奏曲目は「ロシアの皇太子」、演奏時間は約5分間、7人のカラーガードが青い衣装で、演奏者の間を華麗に駆 け回り、演奏に華やかさを加えていた。

全国大会には、マーチングにものすごい情熱を傾けている学校がたくさん出てくる。急ごしらえのマーチングでは上位入賞は不可能な舞台だということは、誰よりも部員たちが一番分かっている。「一番という順番ではなく、自分たちが出来る精一杯、自分たちの一番を演じ切ろう」という気持が、練習態度からひしひしと伝わってくる。音への思いとか、連帯感とか、情熱とか、そういうものが伝わってきた。フルートとピッコロ担当の大木麻由部長と藤原歩美さんは「全国の舞台なのでレベルの高いチームがたくさん出てくると思いますが、自分たちが出せる最高の音と最高の演技を出して、練習成果を発揮できて楽しかったと言える大会にしたい」と話している。顧問の渡邉正樹教諭は「暑さとの戦いですが、生徒には体調に注意して頑張ってもらいたい。このあとの県吹奏楽コンクール、マーチングの大会につながる大会にしたい」と語った。

大会に出場するメンバーは73人、26日まで学校で練習を行い、27日の朝に甲府を出発しつくば市で行われる夕方からの総文祭パレードに参加、29日にひたちなか市総合運動公園総合体育館で行われるマーチングバンド・バトントワリング部門に出場する。そして、自分たちの一番のマーチング演奏をする。

文・カメラ(M.T)2014.7.26
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