
「文部科学大臣杯2014年度全日本学生レスリング選手権大会」(インカレ)が8月26日開幕した、今年は例年の東京・駒沢体育館を離れ、先週真夏の激闘が繰り広げられたテニス・インカレと同じ岐阜市・岐阜メモリアルセンターの巨大体育館が大会の舞台となった。昨年とは逆に前半2日間はフリースタイルが行われ、後半2日間にグレコローマンが行われる。山学大からはフリーに25人、グレコに11人、女子1人が出場する。世界選手権(9月8日〜ウズベキスタン)に出場する高橋侑季と鴨居正和の2人は、国際大会直前のため欠場した。初日はフリー2回戦(125kg級は1回戦)までが行われ、山学大勢は9人が明日27日の3回戦(2回戦)に進んだ。
今年の大会は、国際レスリング連盟の階級変更・ルール変更に合わせ、新階級・新ルールが適用された。フリーに出場した25人のうち、57kg級朝比奈健人(4年 霞ヶ浦)、61kg級松宮大樹(1年 霞ヶ浦)、61kg級武田壮史(3年 霞ヶ浦)、70kg級木下貴輪(1年 鹿屋中央)、74kg級本村匠(2年 浦添工)、97kg級松野裕也(4年 霞ヶ浦)、125kg級アレッグ・ボルチン(2年 カザフスタン)、125kg級宮内健太(1年 山梨農林)、125kg級貝塚賢史(1年 霞ヶ浦)の9人が3回戦(125kg級は2回戦)に勝ちあがった。優勝候補筆頭の
86kg級亀山晃寛(4年 群馬・大泉)は、同じく優勝候補の嶋田大育(国士舘大)と1回戦で当たった。この大会は新階級で実施のため、過去の実績は考慮されずシード制なし、優勝候補同士が初戦でいきなり激突した。亀山は残り10秒まで3−2で勝っていたのだが、ラストプレーの場外際の攻防で微妙なポイントを奪われ3−4と逆転された、チャレンジしたが認められず、悔しい初戦敗退となった。
文(M.T)カメラ(平川大雪)2014.8.26
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