
山梨学院高校は、第64回全国高等学校駅伝競走大会で初優勝した男子駅伝部の栄光を称える優勝記念モニュメントを制作し、8月26日に除幕式を行った。山学高男子駅伝部は、昨年の全国高校駅伝に3年連続13回目の出場を果たし、序盤からトップ集団に食い込み、最終7区で西山令選手が史上初の競技場内で4校での激闘を制し、県勢初となる全国制覇の快挙を成し遂げた。優勝記念モニュメントは、高校前庭の5号館前に設置され、始業式後に全校生徒らが見守る中、除幕された。古屋忠彦校長、飯島勇登PTA会長、箱崎孝久男子駅伝部長(前監督)、西山令前主将、山口純平現主将らが除幕し、吹奏楽部によりファンファーレが奏でられた。モニュメントは、全高150センチの黒御影石製で、7人のランナーを表す7つのマークが石に刻まれ、都大路を舞台に襷を繋ぎ走りゆく姿がブロンズで表現されている。また、下部の銘板には、監督や部員らの名前とともに、総合記録や各区間記録が刻まれている。西山令主将は「目標を口に出して、目標を見失わずに、その目標に向かって努力していけば、結果はついてくると思います。このように形に残るものができ、自分たちの名前も刻まれたので本当に嬉しいです」と語った。
山梨学院高校男子駅伝部は、第64回全国高校駅伝競走大会“都大路”で3年連続13回目の出場で、県勢初となる全国制覇の快挙を達成。1区の上田健太選手から2区・小林雄斗選手、3区・河村知樹選手、4区・市谷龍太郎選手、5区・熊谷尭之選手、6区・矢ノ倉弘選手と着実に襷を繋ぎ、最後の襷は3位で最終7区・西山令選手に託された。西山選手は史上初となる競技場内での4校でのトラック勝負を制し、初優勝のゴールテープを切った。
男子駅伝部の栄光を称える優勝記念モニュメントは、高校前庭の5号館前に設置された。除幕式は山梨学院中高の始業式後に、全校生徒約1200人が見守る中執り行われた。
古屋忠彦校長は「山梨学院はまもなく70周年を迎えます。高校も60周年を迎え、ハイスクールスポーツを始め、全国の多くの学校の中で存在感を増してきています。男子駅伝部のハレの業績、この記憶を甦らせ、感動に浸り、これからの後輩諸君の活躍に大きく期待します」と挨拶し、
飯島勇登PTA会長は「選手一人一人の力、スタッフや仲間、学校関係者の協力・努力があったからこそ、この優勝を勝ち得たのではないかと思います。近年の各クラブの全国大会での輝かしい功績、非常に目を見張るものがあります。今後も山梨学院高校の更なる発展を祈念いたします」と祝辞を述べた。
除幕は向かって右側に古屋校長、天野一PTA前会長、西山令前主将、鈴木理奈生徒会長ら5人、左側に川手佳彦統括顧問、箱崎孝久駅伝部長(前監督)、飯島PTA会長、山口純平主将ら5人が並び、駅伝部員を始め、全校生徒や学校関係者に見守られ行われた。紅白の綱が引かれ幕が除かれ、モニュメントが表れると吹奏楽部によりファンファーレが奏でられた。現れたモニュメントは黒御影石製で全高150センチ。“第64回全国高等学校駅伝競走大会−都大路−優勝”と記され、7人のランナーを表す7つのマークが石に刻まれ、都大路を舞台に襷を繋ぎ走りゆく姿がブロンズで表現されている。また、モニュメント下部の銘板には監督や部員らの名前とともに、各区の走者名や区間記録が刻まれている。
西山令前主将は「目標を口に出して、目標を見失わずに、その目標に向かって努力していけば、結果はついてくると思います。このように形に残るものができ、自分たちの名前も刻まれたので本当に嬉しいです。駅伝部の最初の伝統を作ることができたので、さらに駅伝部には結果を出してもらい、このような記念碑が作られると嬉しいです。後輩たちはプレッシャーもあり、周りから期待されてしまうと思うけど、自分たちの持っている力を信じて目標に向かって努力して欲しいと思います。駅伝は一人一役が大きいので、その気持ちを強く持って頑張って貰いたいです」と語った。また、
箱崎孝久前監督(現部長)は「現役部員には先輩たちの後を継いで、もう一度頂点を目指して頑張って欲しいと思います。大学で駅伝を続けているメンバーについても、高校での経験を活かして、箱根を目指して頑張って貰いたいと思います」と述べた。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)2014.8.26
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