山梨学院パブリシティセンター
子育て支援事業「親子でクッキング」
〜家庭で手軽にできるメニューを親子で調理〜
〜調理を通じ「食」に関する興味・関心を高める〜

山梨学院幼稚園子育て支援センターは8月26日、山梨学院短大調理実習室で「親子でクッキング」を開催した。この催しは、山梨学院子育て支援センターの子育て支援事業の一環として実施され、親子で一緒に楽しく調理し、子どもたちの食材や調理への関心を高めることを目的にしている。午前・午後の部合わせて57組の親子が参加し、きょうだいで参加する姿もあり、昨年参加したリピーターの親子も数多く参加した。山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が講師を務め、深澤教授の指導を受けながら親子は協力して麦ご飯、かじきのケチャップ煮、リーフサラダ、コーンスープ、子どもビール(リンゴゼリー)を作り上げた。幼稚園スタッフや食物栄養科の学生も適宜調理補助やアドバイスをして、親子をサポート。子どもたちは保護者に手を借りながら包丁で食材を切ったり、具材を炒めたりと楽しみながら調理を行った。子どもビール作りでは、リンゴゼリーの上に乗せる泡(水、砂糖、ゼラチンなどを混ぜる)の調理に悪戦苦闘。子どもたちは親子での調理を通じ、楽しさとともに大変さも感じているようだった。


「親子でクッキング」は山梨学院幼稚園子育て支援センターの子育て支援事業(施設開放・地域交流事業)として今年で4回目を数える人気講座。多くの応募者に対応するため、昨年から午前・午後の2部制で実施している。リピーターの応募も多く、昨年・一昨年に参加した親子も数多く参加した。今年度は午前・午後の部合わせて57組の親子が参加し、年中から小学校6年生までの子どもたちが保護者と一緒に調理を行った。企画した山梨学院幼稚園子育て支援センターの山内淳子センター長(幼稚園長)は「この事業は、アルテア子ども館の子育て支援事業、親子体験講座として実施しています。小さいころにお父様やお母様と一緒に料理の経験を持つというのは子どもたちの食育にとって凄く大事なことだと言われています。きょうは楽しいひと時をお過ごしください」と挨拶。山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が講師を務め、幼稚園スタッフや食物栄養科の学生も調理補助として協力し、親子をサポートした。この日のメニューは、麦ご飯、かじきのケチャップ煮、リーフサラダ、コーンスープ、子どもビール(リンゴゼリー)の5品。深澤教授は、調理手順の説明とともに食材の特徴や調理方法のアドバイス、家庭でのアレンジ方法などについても説明を行った。この後、参加者はグループごとに分かれ調理を開始。子どもたちは保護者に手伝ってもらいながら、包丁で食材を切ったり、具材を炒めたりと調理を進めた。適宜、深澤教授や幼稚園スタッフらが巡回し、手助けや助言を行い、調理がスムーズに進むようサポート。子どもビール(見た目がビールに見えるリンゴゼリー)の上に乗せる泡(水、砂糖、ゼラチンなどを空気を含ませながら適宜ボールを冷やしながら混ぜる)作りに親子は悪戦苦闘し、子どもたちは楽しみながらも調理の大変さを感じているようだった。およそ1時間半で料理は完成し、全員で手作り料理を頬張った。子どもたちは、自分たちで作った料理を口いっぱいに頬張り、保護者はその様子を写真に収めるなどしていた。また、お代わりをする子どもたちもおり、自分たちで作った料理の味を心ゆくまで堪能していた。一通り食事が終わると、食器洗いや調理器具の片付け、ごみの分別などの後片付けを協力して行い、親子クッキングは終了。子どもたちは、保護者やお友達とともに楽しく調理を行い、食に関する興味や関心を高め、有意義な夏の一日を満喫した。

文、カメラ(Y.Y)2014.8.26
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