山梨学院パブリシティセンター
高校サッカー県大会 初戦
〜山梨学院高"全国選手権"に向け上々の発進〜
〜甲府城西高を9対0と圧倒し準々決勝進出〜

平成26年度「第93回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会」は10月4日、山梨学院和戸サッカー場などで3回戦8試合が行われた。プリンスリーグ関東に参戦中の山梨学院高は2回戦までシードされ3回戦からの出場、ホームに甲府城西高を向かえ初戦を戦った。先発メンバーは全員が3年生、開始5分にMF池添勘太郎がヘッドで決めて先制。12分にはFW原拓人もヘッドで合わせ前半を2‐0で折り返した。後半は一方的な試合となり、FW小川雄大がハットトリックを決めるなど7点を追加、甲府城西高を9−0と圧倒。2週間後の10月25日に韮崎中央公園で行われる準々決勝に駒を進めた。


山梨学院高校サッカー部は、高校サッカー部とクラブユースチームが同じ舞台で戦う高校生世代最高峰リーグの「高円宮杯U−18サッカーリーグ"プリンスリーグ関東"」に参戦中、FC東京U−18、横浜F・マリノスユース、前橋育英高、桐光学園高などと12月7日までの長期リーグを戦っており、9月27日終了段階の成績は、6勝6敗3分けで6位につけている。各県の選手権予選を配慮し、次のプリンスリーグ関東は11月22・23日から再開される。山学高イレブンは、いよいよ心と体を集中させて、“選手権”を目指す戦いをスタートさせた。

第93回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会 3回戦
≪山梨学院高vs甲府城西高≫(10/4) 於 山梨学院和戸サッカー場
○ 山梨学院高 9

前半 2−0
後半 7−0

0 甲府城西高 ●

得点  池添2、原、小川3、阿部2、伊藤

山学高は、試合開始早々からボールを支配し、甲府城西陣内で試合を進めた。開始5分にMF19番池添勘太郎がクロスボールをヘッドで合わせて先制。12分にはFW9番原拓人もヘッドで決めて前半を2‐0で折り返した。後半開始早々にFW10番小川雄大がペナルティエリアの外からミドルシュートを決め、立て続けにハットトリックを決めた他、後半途中から出場した2年のMF15番阿部優澄が2ゴールを決めるなど圧倒、唯一のピンチはGK古屋俊樹が判断良く飛び出し防いだ。城西を9−0で下し25日(土)韮崎中央公園陸上競技場午前11時キックオフの準々決勝に駒を進めた。
 
試合後、吉永一明監督は「昨日まで中間試験で、コンディション的にも入り方が難しいゲームだと思っていましたが、1点目が大きかったなと思います。前半は11人で守備を固める相手に対して攻撃面の課題が残りましたが、ハーフタイムで修正して後半は得点を重ねることが出来ました。ただ、カウンターから危ない場面を作られるなど、全体的なバランスに課題を残しました。課題を修正して2週間後の次の戦いに備えたい」と大勝した初戦を振り返った。山中登士郎主将は「クロスで点が取れたり、中で崩せた点は良かったと思うが、上に行けば行くほど守備が大事になる。去年はカウンターからの攻撃で崩され日本航空に準決勝(0−1)で敗れているので、攻め上がった直後の守備をしっかりしたい」と語った。ディフェンスの柱渡辺剛選手は「プリンスでは自分たちが引く戦いが多いが、県大会は逆に引いて守る相手をどう崩すかの戦い、攻撃陣は攻撃のバリエーションを増やし、守備陣は敵のカウンター攻撃にもしっかり対応しなくてはいけない」。DFの2人はともに気持を引き締めていた。山学イレブンは、積極果敢な攻撃と積極果敢な守備で、次の戦いに挑む。

文・カメラ(M.I)
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