山梨学院パブリシティセンター
関東学生ソフトボール秋季リーグ
〜山梨学院大が5戦全勝で2年ぶりに優勝〜
〜最終戦で城西大を圧倒5回コールド勝利〜

平成26年度「第14回関東学生ソフトボール秋季リーグ戦」最終戦が10月18日に行われ、山梨学院大学ソフトボール部女子が城西大を圧倒し5戦全勝で優勝を勝ち取った。大学ソフトボールの関東リーグは、東京都の大学を除く関東7県の大学チームによって争われる。女子1部は、春季リーグ優勝の城西大、準優勝の山梨学院大、東京国際大、関東学園大、淑徳大、新島学園短大の6チームが各5試合を戦い、勝点と得失点差で順位を決める。当初は11日から13日の3日間の予定だったが、台風の影響で最終日の戦いが18日に順延された。山学大は、秋のリーグ戦は毎年3年生以下で戦いに臨んでいる。新チームは2年ぶり6回目の優勝で発進した。


台風の影響で順延された最終戦は、戦いの舞台をいつもの埼玉県毛呂山町大類ソフトパークから東松山市駒形公園ソフトボール場に替えて開催された。山学大ソフト部女子の愛称はRED SWANS(赤い白鳥)、選手たちは愛称に合わせた赤いユニホームで、駒形公園グラウンドをステージにして、華麗に豪快に舞い踊った。

第14回関東学生ソフト秋季リーグ最終戦(10/18)於東松山市駒形公園

 
1
2
3
4
5
6
7
合計
城西大
0
0
2
0
1
-

-

3
山学大
2
7
2
1
×
-
-

12

[5回コールド]

山学大バッテリー、佐藤・清水−小林(咲)・渡邉  
本塁打 望月・深井、3塁打 遠山、2塁打 櫻井、

1回裏にいきなり先頭の1番望月朱里(3年 山学高)と4番深井美乃里(2年 群馬・太田商)の2人が、ともにセンターフェンスを越える本塁打を放ち先制、2回には相手投手の乱調に付け入り、連続押し出しと6番櫻井円香(2年 群馬・健大高崎)の満塁走者一掃2塁打などで一気に7点を上げて試合を決めた。投手は佐藤美智(1年 山形・上山明新舘)が先発し清水琴乃(3年 山学高)が継投した。3回表に2点を奪われたが、その裏に途中出場の2番遠山晏(1年 群馬・健大高崎)の3塁打と3番根岸百合子(2年 埼玉・伊奈学園総合)の適時打で2点、4回にも押し出しで1点を追加した。ソフトボールは5回までに7点差がつくとコールドゲーム、12−3の大差で圧倒し2年ぶり春秋 通算6度目の優勝を決めた。

山学大チームは、6月に行われた第3回東アジアカップで優勝した日本代表大学チームに4選手を送り込むチームに成長した。(出場したのは酒井彩好投手(4年)、鈴木茜外野手(4年)、村上ほのか外野手(4年)、森田紀代美捕手(3年)の4人)、新チームの主将は、この国際大会で活躍したあと膝を手術、この秋は療養に専念する森田紀代美捕手が務める。森田紀代美新主将(3年 東京・日出)は「選手一人一人が果たすべきことをしっかり果たした結果の優勝で非常によかったと思います。個人的にはプレーできるのは来シーズンになってしまうと思いますが、少しでも早く復帰できるようリハビリに励みます」と語った。清水琴乃投手は「結果は全勝優勝という形になったんですけど、個々の課題や、ピッチャーの自分の課題がたくさん出たので、しっかり克服できるようにトレーニングと練習に励んで行きたい」と大会を振り返った。清水正監督は「久しぶりの優勝です。新チームになってまだ間がないんですが、まとまりがいいです。膝を手術した主将の森田を欠いての優勝ですので、いいスタートが切れたと思います。ピッチャーの層を厚くしてもっといいチームにして行きたい」と好発進チームを語った。

文(M.I)カメラ(平川大雪)2014.10.18
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