山梨学院パブリシティセンター
山学ホッケースタジアムが舞台
〜高校生世代日本代表と韓国代表が交流試合〜
〜女子日本代表が合宿、ともに山学勢が参加〜

山梨学院ホッケースタジアムで11月19日、ホッケー男子ユース(18歳以下)日本代表と韓国ユース代表チームの国際交流試合が午後から行われ、夕刻からは、女子日本代表“新さくらジャパン”A代表の合宿が行なわれた。ユース代表には山梨学院高校の村松翔主将が選ばれ参加している。また、さくらジャパンA代表には、ロンドン五輪に出場した田中泉樹(4年)が膝の手術を乗り越えて復帰した他、山学大OGの中島史恵(ソニー)、浅野祥代(ソニー)、加藤彰子(コカコーラ)の3人が参加している。6年後の東京五輪を目指す高校生世代日本代表と、2年後のリオ五輪に向けて結成されたさくらジャパンA代表が、山学ホッケースタジアムを舞台に、日の丸を胸に試合と練習に励んでいる。


韓国の高校生(U―18)代表チームは17日に来日し、山学ホッケースタジアムで、U―18日本代表と18日、19日、21日に試合行い、22日に帰国する。前日の試合は2-2で引分け、19日の2試合目は午後2時試合開始で行われた。山学高の村松翔(むらまつ かける)主将は2戦とも先発でフル出場した。試合は、前半25分に村松の突破から日本が先制、一旦は同点に追いつかれたが、後半に2点を追加した日本代表が3-1で韓国代表に勝利した。村松翔選手は「自分よりも技術の高い人と日の丸を背負ってやるということで、最初は緊張とプレッシャーを感じました。仲間からアドバイスを一杯もらい、2試合目にはボールを相手から取ることも出来たし、得点に絡むことも出来たのでよかったと思います」と日の丸を胸に笑顔を見せた。高校卒業後は山学大に進学する。

一方、さくらジャパンA代表チームは交流試合直後の午後4時から練習を行った。新たに結成されたばかりで18人のメンバーのうちロンドン五輪出場組はMF田中泉樹(たなか いずき)、GK浅野祥代(あさの さきよ)ら7人、新メンバーはFW中島史恵(なかしま みえ)、FW加藤彰子(かとう あきこ)ら11人。チームは11月29日からアルゼンチンで開催される女子世界一を決める国際大会「FIH女子チャンピオンズトロフィー」に出場するため、19日と20日に山学ホッケースタジアムで合宿を行い、山学大女子チームを相手に練習と試合に取り組んでいる。田中泉樹選手「ケガをして離れていたが、また代表に選んで頂いたので、自分が出来ることをしっかりやってチームに貢献したい」。中島史恵選手「今回の大会でいい結果を残し6月のベルギー大会に向いたい。ワンチャンス1点の気持ちをしっかり持ち、チームとして一歩一歩前進し目標に向かいたい」。浅野祥代選手「代表はロンドン以来久し振りという感じ、ゴールキーパーとして自分が出来ることを精一杯果たしたい」。加藤彰子選手「山梨合宿とチリ合宿で共通理解とコミュニケーションを図り、よりよいチームにしてチャンピオンズトロフィーに臨みたい」。4人はそれぞれの抱負を胸に国際大会に向う。チームの監督は永井祐司監督(日本ホッケー協会)、コーチは長谷部謙二天理大監督(白根高出身)とジョン・シアン山学大女子監督が務める。女子チャンピオンズトロフィーはアルゼンチン・メンドーサ州で11月29日から12月7日まで開催される。

尚、2020年東京オリンピック出場を目指すさくらジャパンB代表には山学大からFW山田明季(4年)、DF近藤理美(4年)、MF浦島千春(4年)、DF藤井美沙(3年)、西永優衣(3年)、GK笹木美里(2年)、MF石橋唯今(1年)、河村元美(1年)、狩野真美(1年)の9人が選ばれた、全員が飛躍を期している。

文・カメラ(M.T)2014.11.19
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