山梨学院パブリシティセンター
全国高校サッカー選手権 開会式
〜笑顔で堂々と3年振り4度目の入場行進〜
〜一体感を胸に114人の部員全員で戦う〜

「第93回全国高校サッカー選手権大会」の開会式が12月30日、東京・駒沢陸上競技場で行われた。地区大会を勝ち抜いた全国の精鋭48チーム(東京はA・B代表)が晴れ舞台に結集、前年優勝の富山一高を先頭に北から南の順に入場行進を行った。山梨代表の山梨学院高は17番目に登場、先頭は校旗を持つ山中登士郎主将、現役選手にとっては初体験だが3年振り4度目の行進、緊張しすぎず笑顔で実に爽やかに堂々と入場行進した。京都橘高の林大樹主将が選手宣誓を行い、いよいよ山梨学院の“選手権”が始まった。明日の大晦日、山学高同様に優勝経験のある兵庫代表の滝川二高と初戦を戦う。山学イレブンは一体感を胸に114人の部員全員で熱く戦う。


2020年東京五輪に向けて国立競技場が改修工事に入り、“蹴都移転”、今大会から開会式と開幕戦(12月30日)は駒沢陸上競技場、準決勝(1月10日)、決勝(1月12日)は埼玉スタジアムで行なわれる。30日の開会式は快晴無風の好天に恵まれた。直後の開幕カードが地元東京代表の都立三鷹高と優勝候補筆頭の東福岡高の対戦ということもあり、チケットは完売、真冬の駒沢陸上競技場は高校サッカーファンの熱気に包まれた。国立とは違うブルーのトラックに山梨学院高校が17番目に入ってきた。フィールドプレーヤーはプルシアンブルー、ゴールキーパーはイエローのユニホーム、イレブンは笑顔で颯爽と行進した。京都橘高林大樹主将の選手宣誓は「世の中は暗い話題が多いですが、明るい話題をお届けしたいと思います。たくさんの方々への報恩を忘れず、戦ってきたサッカー仲間の熱い思 いを背負って戦うことを誓います」実に堂々と素晴らしい宣誓をした。山学高114人の部員(3年37人、2年38人、1年31人、女子マネージャー8人)のうち、30人の登録メンバーに入れなかったものは、バックスタンドの観客席で入場行進を見つめた。2年生GKの林崎航選手は「先輩方の行進を見て、来年は絶対自分もこの舞台に立つんだ、しっかり手を振って行進するんだ、と強く思いました」目の前の光景をその眼に焼き付けていた。吉永一明監督は「3年振りですが、場所も違い新しいスタートという気持ちで受け止めました。選手はいい緊張感の中で楽しく行進してくれました。明日からの戦いでは、今まで積み重ねてきたことを全力で発揮してもらいたい」指揮官は新たな思いでフィールドを見つめていた。式を終えた山中登士郎主将は「独特の雰囲気でした、そんなに緊張しないで楽しく終わったなと感じました。明日の初戦は緊張すると思いますが、114人の部員全員で一体感を持って戦います。ピッチのみんなと、スタンドのみんなと、山梨で応援してくれているみなさんと一体となって戦います」キャプテンはその胸に一体感の炎を燃やしている。初戦の山梨学院高対滝川二高戦は、明日の大晦日、東京・味の素フィールド西が丘12時05分キックオフで開始される。開会式を終えた山学イレブンは、足早に駒沢大グラウンドに向かい、明日の試合に備え調整練習を行った。

文(M.T)カメラ(平川大雪)2014.12.30
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