山梨学院パブリシティセンター
合唱コンテストでともに県代表
〜中学合唱部全国代表・高校合唱部関東代表〜
〜山梨ヴォーカルアンサンブルコンテスト〜

平成26年度「第16回山梨ヴォーカルアンサンブルコンテスト」で、山梨学院中学校合唱部が小中学生の部金賞県代表(全国)を獲得、3月19日に福島県で開催される全国大会に山梨県代表として出場する。山学中合唱部は昨年も全国大会に出場しており、2年連続で最優秀の全国代表を手中にした。また、高校の部で山梨学院高校合唱部が金賞県代表(関東)を獲得、3月15日に栃木県で開催される関東大会に出場する。高校合唱部は昨夏の県合唱コンクールで関東大会初出場を果たしており、こちらは2大会連続の関東大会出場となった。中・高の合唱部が揃って県代表を獲得したのは学校初。ともに、3月の大会に向けて放課後練習に励んでいる。


二つの合唱部ともに、3学期のこの時期は3年生が卒部し1・2年生だけの編成。中学合唱部は女子11人・男子3人の14人編成、高校合唱部は女子だけの8人編成。2月8日に東京エレクトロン韮崎文化ホールで開催された大会にともに少数精鋭で臨み、揃って県代表を獲得した。中高合唱部は、2013年国民文化祭の時に酒折連歌イメージソング「風なりて」を作詞作曲者の学校の先輩伸太郎さんとともに酒折の宮で初披露し、その清らかで美しい歌声が学内外で評判を呼び高い評価を受けた。また、今月10日に中国江蘇省実験中学の訪日教育旅行団が中学校を訪れた際には、中学合唱部が歓迎セレモニーで今回の大会受賞曲「無伴奏女声合唱曲『ぜんぶ』と『xulufraia』」の2曲を合唱披露し学校を代表して中国教育旅行団をおもてなしした。

「山梨ヴォーカルアンサンブルコンテスト」は毎年2月に開催されており、今年度の小中学校の部には6校が出場し山梨学院中合唱部が2年連続の全国大会出場を決めた。高校の部には17校が出場し市川高音楽部が全国大会出場権を獲得、山梨学院高合唱部・甲府南高音楽部・甲斐清和高合唱部の3校が関東大会出場権を獲得した。山梨学院中・高の合唱部が練習できるのは、どちらも放課後の限られた時間、部員全員が揃って練習するのも容易には出来ないが、ともに限られた時間と制約の中で気持ちを集中させて練習に励んでいる。中学合唱部の篠原朱里部長は「曲の練習は秋からやっていましたが、みんなの心に火が点いたのは本番の3日前で、呼ばれた時は信じられませんでした。今のままでは気持の面でも、技術の面でも、全国では全然足りないと思います。みんなの気持ちを一つにして、大会でいい結果が出せるように練習に取り組みたい」としている。高校合唱部の石原実奈部長は「上位大会に出場することを目標に頑張ってきたので、関東大会に出場できて正直嬉しいです。土日の練習はあまりできないので、限られた時間の中で何が出来るかを最優先にあと一か月取り組み、自分たちが満足できる発表をしたい」と話している。中・高合唱部顧問の保坂恒太教諭は「代表になれたことは素直に喜びたいと思います。ただ、実力はまだまだです。山梨代表の自覚を持って、上位大会でいい音楽が出来るよう臨んでほしい。来年度に向けていいステップになれば」と期待している。

山学中合唱部が出場する全国大会は3月19日(木)に、福島県福島市の福島市音楽堂で開催される。山学高合唱部が出場する関東大会は3月15日(日)に、栃木県栃木市の栃木文化会館で行われる。中・高合唱部は、ともに、今の自分たちが出来る最高の音を出そうと放課後の練習と自主練習に励んでいる。

文(M.T)カメラ(平川大雪)2015.2.16
中学合唱部練習アルバム 高校合唱部練習アルバム 歓迎セレモニーアルバム

Copyright (C) 2014 YGUPC. All Rights Reserved.