山梨学院パブリシティセンター
ハイスクール・スポセンに朗報
〜サッカー部渡辺剛・大野佑哉が日本選抜代表〜
〜女子駅伝部島田美穂が世界クロカンJr代表〜

山梨学院高校ハイスクールスポーツセンターに相次いで朗報が届いている。全国高校サッカー選手権で活躍したサッカー部の渡辺剛(3年)と大野佑哉(3年)の両センターバックが日本高校選抜ヨーロッパ遠征チームに揃って選ばれた。3月末にドイツで開催される国際ユースサッカー大会に出場する(強化合宿・強化試合を通し最終18名が選抜され、3名がバックアップ選手となる)。渡辺は中央大、大野は阪南大への進学が決まっており一層の飛躍が期待される。また。女子駅伝部の島田美穂(2年)に世界クロスカントリー選手権ジュニア女子代表の朗報が届いた。選考レースの千葉国際クロスカントリー(4位)と福岡国際クロスカントリー(2位)の好成績が評価された。


サッカー部の渡辺剛と大野佑哉の2人はともにDF、全国高校サッカー選手権で山梨学院鉄壁の両センターバックとしてチームの選手権ベスト16に貢献した。2月8日から10日に行われた選手権優秀選手ら27名による選考合宿に参加し最終候補21名に選抜された。3月28日〜4月8日にドイツ・デュッセルドルフで開催される国際ユースサッカー大会に日本高校選抜ヨーロッパ遠征チームの一員として参加する。2人はこの26日から始まった強化合宿に加わった。強化合宿・強化試合を通して最終18名が選抜され、3名がバックアップ選手となる。渡辺剛は埼玉県出身で身長182センチ、体重62キロ、高さと滞空時間の長いヘッドを武器に2年時から不動のレギュラーとして活躍、卒業後は 関東1部の強豪校中央大に進む。渡辺剛選手は「世界の同世代選手と戦う舞台、技術もフィジカルも学ぶ機会にしたい」と意気込んでいる。大野佑哉は東京都出身で身長179センチ、体重66キロ、今冬の選手権では3試合フル出場した。落ち着いた的確なカバーリングがチームからも選考委員からも評価された、卒業後は関西の強豪校阪南大でプレーする。大野佑哉選手は「選ばれたことは素直にうれしいが、まだJリーグ選抜、J2横浜FCとの強化試合があり、アピールしないと生き残れないので、自分を磨いて臨みたい」と自分に気合を入れている。

一方、女子駅伝部の島田美穂(2年)に世界クロスカントリー選手権(3月28日=中国・貴陽)ジュニア女子日本代表の朗報が届いた。選考レースとなった8日の千葉国際クロスカントリーのジュニア女子5キロで4位に入賞、21日の福岡国際クロスカントリーのジュニア女子6キロでは1位と4秒差(19分54秒)の2位に入った。優勝こそなかったが選考会2レースともに上位入賞したことが評価された。島田は御殿場市立富士岡中出身、中1の時に全国中学駅伝の優勝テープを切った(当時の富士岡中監督は萩倉史郎現山学高監督)、昨年8月の全国高校陸上選抜大会女子2000m障害で6分36秒81の日本新記録(世界ユース5位相当の快走)を樹立し優勝、12月の全国高校女子駅伝1区 で2年生ながら区間8位と好走、チームの山梨県勢最高成績4位入賞に貢献した。島田美穂選手は「千葉では思うようなレースができなかったので、福岡では積極的なレースをしようと始めから先頭集団について前から離れないように走りました。国際大会に出るのは初めて、一流の選手がどんな走りや練習をしているのかしっかり学んで来たい」と話し、その胸に飛躍を期している。

この他にも朗報が届いている。ソフトボール部の小笠原麻鈴前主将が捕手としての強打と強肩をかわれ実業団のYKKチームからスカウトされた、春からは社会人チームの選手として活躍する。また、同じソフトボール部の飯島美咲子選手は国立大学の信州大に合格した、こちらは、文武両道を実現させ春からは大学生となりソフトボールも続ける。高校生アスリートたちは、それぞれが、それぞれの新たな一歩を踏み出そうとしている。

文(M.T)カメラ(平川大雪)2015.2.26
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