山梨学院パブリシティセンター
山梨学院幼稚園の園児が女流棋士と交流
〜どうぶつしょうぎ考案者の北尾まどかさん来園〜
〜園児たちは北尾さんの対局解説で楽しさ再発見〜

「どうぶつしょうぎ」考案者の女流棋士・北尾まどかさんが山梨学院幼稚園に来園し、子どもたちと「どうぶつしょうぎ」を楽しんだ。山梨学院幼稚園では、「多文化教育」の一環として園児たちが山梨学院の留学生や外国人教員と交流し、様々な文化への興味・関心を高めている。中でも山学大にポーランドから留学しているカロリーナ・ステチェンスカさんとの交流では、多文化のみならず、日本の文化である「将棋」を知り、「どうぶつしょうぎ」で交流を図ってきた。子どもたちでも簡単に対局できる「どうぶつしょうぎ」は幼稚園でもブームとなり、カロリーナさんと交流がある「どうぶつしょうぎ」考案者の北尾さんが3月11日に来園。この日は、北尾さんとカロリーナさんが年長児の各クラスを回り、「どうぶつしょうぎ」を楽しんだ他、各クラスのチャンピオンがカロリーナさんと対局。北尾さんがこの対局を解説し、子どもたちは「どうぶつしょうぎ」への理解を深め、楽しさを再発見していた。
山梨学院幼稚園では、教育理念「生活の中で育てる」に基づき、遊びの中で智・情(心)・勇(体)を育むことを大切にしている。今年度はグローバルな感性の基礎を育む「多文化教育」にも力を入れ、山梨学院が持つ教育・人的資源を活用した活動を年間を通じ実施。山梨学院高校・大学の留学生や山学大の外国籍の教員などと交流し、楽しく触れ合う中で、様々な文化への興味・関心を高めてきた。中でも山学大にポーランドから留学しているカロリーナ・ステチェンスカさんとの交流では、カロリーナさんが得意とする将棋、特に子どもたちでも取り組むことができる「どうぶつしょうぎ」を教えてもらった。カロリーナさんは、日本将棋連盟研修会Cクラスに在籍し、2014年ヨーロッパ将棋選手権(ESC)/ワールドオープン将棋選手権(WOSC)に優勝するなどプロの女流棋士を目指している。子どもたちは、カロリーナさんとの遊びを通じ、多文化のみならず、日本の文化である「将棋」を知り、「どうぶつしょうぎ」を指す中で生まれる発想力やひらめきといった智の部分も養ってきた。「どうぶつしょうぎ」は3×4の12マスの中でライオン・ゾウ・キリン・ひよこの4種類の駒を使用して遊び、駒の動きも単純で手軽に取り組めるため、幼稚園でもブームとなっている。この日は、カロリーナさんと交流がある「どうぶつしょうぎ」考案者の女流棋士・北尾まどかさん(女流二段)が幼稚園に来園し、年長児と「どうぶつしょうぎ」を楽しんだ。北尾さんとカロリーナさんが年長児の各クラスを回り、「どうぶつしょうぎ」で遊ぶ上で大切なことを子どもたちと確認。その後、子どもたち同士で対局し、北尾さんとカロリーナさんが巡回し、適宜アドバイスを送っていた。また、各クラスのチャンピオンがカロリーナさんと対局し、北尾さんが対局の解説を行い、子どもたちは楽しさを再発見し、「どうぶつしょうぎ」への理解をより一層深めていた。

文・カメラ(Y.Y)2015.3.11
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