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山梨県高校総体 いよいよ開幕

~男子団体テニス大接戦を制し、優勝~
~剱持クリア選手、女子走り高跳びも制し2冠~

高校スポーツ最大の祭典“高校総体”に出場する選手の高校スポーツ最大の祭典“高校総体”が開幕した。「第67回山梨県高等学校総合体育大会春季大会」は5月13日、台風の影響による昨日の雨から爽やかに晴れ渡った小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムで開会式が行われた。前回、男女ともに準優勝に終わった山梨学院高は、19番目に入場。前年度男子優勝校・日本航空高校選手が選手宣誓を行い3日間の大会の幕が開いた。まず、午前中に行われた空手道個人形で男子、舟久保絢哉選手(3年)が優勝。女子は長田歩選手(3年)が3位に入った。陸上では剱持クリア選手(3年)が9日に先行開催された走り幅跳びに続き、走り高跳びでも優勝。2冠を獲得した。同じ種目で秋山愛賀選手が1年生ながら、3位に入る大健闘を見せた。夕方に始まったテニス団体決勝は、先に女子がストレートで優勝を決めると、男子はシングルス2試合で1-1の同点。ダブルスの行方で優勝が決まる展開になった。息詰まる試合の結果、山梨学院高が勝利し男女アベック優勝を飾った。1日目の山梨学院勢は各種目で上々の成績を収めた。

開会式は昨日の雨が上がり、五月晴れのスタジアムを山梨学院高は19番目に入場して来た。甲田正人団長以下80名の選手団は前回の準優勝の雪辱を晴らすべく、堂々の入場行進をした。選手宣誓は前年度男子優勝校、日本航空高校の川上航平選手が選手宣誓行い、高校生の爽やかなスポーツマンシップの幕開けを宣言した。山梨学院高の選手を代表して行進した小宮山樹君(1年)は「先輩たちが頑張っている姿を、精一杯応援してそれが結果に繋がったら自分はうれしいですね」。スタンドで行進を見守った古屋龍規君(1年)は「自分たちが競技できない分、選手を全力で応援したい」と山梨学院魂で高校総体を盛り上げる。 ≪空手道≫ まず、午前中に武道館で行われた空手の個人形戦。男子の決勝は、山梨学院と韮崎工業の戦いになり、昨年準優勝だった山梨学院・舟久保絢哉(3年)が雪辱を果たした。舟久保絢哉選手は「1週間前に体調を崩して退院したばかりでこの1週間本当にきつくて、優勝しなくてはというプレッシャーもあって、それを乗り越えられ優勝できてほっとしています」と安堵の表情を浮かべた。女子は3位決定戦で山梨学院同士の戦いになり、先輩の長田歩選手(3年)が3位、富田飛鳥選手(1年)が4位になった。長田歩選手は「3位は悔しいんですが、前回から形を変えて自分ではいいと思うのでこれからが勝負です」と手応えを口にした。日向琴乃(3年)も5位に続いた。 ≪陸上≫ 陸上では期待の剱持クリア選手が走り高跳び決勝に登場した。9日の走り幅跳びに優勝したが、故障明けの平凡な記録の巻き返しをこの種目に託した。1m50からの跳躍から1m61まですべて1回でクリア。次の1m64で谷村桂興譲館の選手との一騎打ちとなり2回目に自身のベストと同じ記録を飛び、思わずガッツポーズを見せた。この記録が勝負を制し優勝。2冠を獲得した。剱持クリア選手は「飛んでいくうちに上がって、調子は良かったので1m66を狙っていたのですが、関東ではベストを出したいです」と意気込みを語った。この種目では秋山愛賀選手(1年)が1m58の自身のベストで3位に入り、これからの期待を抱かせた。秋山愛賀選手は「初めてだったので6位までに入ればと思っていたので、3位はとてもうれしいです」と素直に喜んだ。今日の陸上の決勝結果では女子400mHに板楠千尋(1年)が5位に関東大会の出場を決めた。 ≪テニス≫ テニス競技の初日は団体戦。シングル1(S1)、シングル2(S2)、ダブルス(D)1組で競われる学校対抗戦。夕方に始まったテニス団体決勝、女子の対戦相手は昨年と同じ甲府南高。山梨学院高はS1・伊丹日奈子選手(3年)、S2・猪俣莉々花(1年)、D・小松千聖選手(3年)・古屋菜々葉選手(3年)組で戦い、苦戦も予想されたが3-0のストレートで順当に相手を制し3年連続の勝利を獲得した。男子は山学・甲府一・駿台が3強。決勝戦はS1・渡辺大良選手(3年)、S2・丹沢伊吹選手(2年)、D・小松聖大選手(2年)・手塚草太選手(2年)組でやはり3強の一角、駿台との対戦になった。シングルス2試合で1-1の同点。ダブルスの行方で優勝が決まる展開になった。試合はお互い一歩も譲らないシーソーゲームになり、緊迫した展開となったが、山梨学院に勝利の女神が微笑み接戦を制し男子は2年連続の優勝を獲得した。 1日目、他の競技のでは、サッカー決勝進出、陸上女子800m森野純夏・正田渚・江刺家未奈選手の3選手が決勝進出。陸上男子800m八重畑龍和・吉田巧選手決勝進出。陸上女子リレー4×400m決勝進出。ボクシング決勝進出。ゴルフ男子団体優勝・女子団体準優勝など山梨学院勢が躍動した。
文(K.F) カメラ(平川大雪。藤原稔) 2015.5.13