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第44回関東高等学校ホッケー大会

~決勝戦で競い負け、ショックの準優勝~
~インターハイで雪辱を。日本一を目指す~

第44回関東高等学校ホッケー大会
~決勝戦で競い負け、ショックの準優勝~
~インターハイで雪辱を。日本一を目指す~

「第44回関東高等学校ホッケー大会」が6月13日・14日の両日、群馬県みなかみ町月夜野緑地施設内運動広場ホッケー場で行われた。この大会はインターハイ関東地区予選会を兼ねており、山梨学院高校は13日に行われた1回戦で早稲田大学高等学院(東京都)と対戦し、4ー0で勝利し、この試合に勝ったことで、今夏、京都府などで開催されるインターハイの出場が決まった。同日に行われた準決勝では慶応義塾高校(神奈川県)と対戦、9ー0と圧倒、決勝に駒を進めた。決勝戦は、関東地区の強豪今市高校(栃木県)との対戦になった。2日目14日の決勝は、正午丁度に試合が始まった。試合開始5分、自陣ゴール前密集で相手の放ったシュートがゴールキーパーにあたりゴール、先制点を許す。山梨学院も再三攻めるが決定力に欠け、逆に相手のカウンターに苦しめられ2点目を献上。前半終了間際1点を返し、後半の挽回を期すも、チャンスをものにできず後半も相手に2点奪われ、1-4で敗れた。関東大会を優勝で飾り、夏のインターハイに弾みをつけるという筋書きにない準優勝に終わった。夏のインターハイで捲土重来を期す。順位は優勝・今市高校、準優勝・山梨学院高校、3位・大原高校(千葉県)、慶応義塾高校となった。

■《山梨学院高校13日の結果》

平成27年度第44回関東高等学校ホッケー大会 1回戦
《山梨学院高VS早稲田学院高》6/13 みなかみ町月夜野ホッケー場
○ 山梨学院高 4 前半 2-0
後半 2-0
0 早稲田学院高 ●
 


平成27年度第44回関東高等学校ホッケー大会 準決勝
《山梨学院高VS慶応義塾高》6/13 みなかみ町月夜野ホッケー場
○ 山梨学院高 9 前半 4-0
後半 5-0
0 慶応義塾高 ●
 


14日の2日目に行われた決勝戦。応援に訪れた多くの保護者の見守る中、試合は正午丁度に開始された。試合開始5分、自陣ゴール前密集で相手の放ったシュートがゴールキーパーにあたりゴール、先制点を許す。動揺の隠せないまま相手にペースを握られ、なかなか自分たちのプレースタイルに持ち込めずにいたが、徐々に小澤航太主将(3年 MF)を中心にチャンスを作り攻撃を仕掛けるが決定力に欠け、点を奪えない。互いに攻防を繰り返す一瞬の隙を突かれ、前半31分、相手のドリブル突破でディフェンスが崩され2点目を与えた。山梨学院も終了間際、ペナルティコーナー(PC)を得ると8番橋本岳樹(2年 DF)が合わせて1点を返す。そこで前半が終了。後半巻き返しを図るべく開始早々、山梨学院は猛攻を仕掛ける。フィールドを駆けめぐり相手シューティングサークルに怒涛のごとく攻め込むが相手ディフェンスも必死の守りで応戦、後半中盤、今市高校は、疲れの見えた山梨学院に得意のカウンター攻撃でディフェンスを崩し加点、山梨学院も最後まで諦めずゴールを目指したが、1-4で涙を呑んだ。

平成27年度第44回関東高等学校ホッケー大会 決勝
《山梨学院高VS今市高校》6/14 みなかみ町月夜野ホッケー場
● 山梨学院高 1 前半 1-2
後半 0-2
4 今市高校 ○
 

小澤航太主将は「今日の試合は、前半の最後に点を決めて、流れに乗っていたのですけど最後の最後に崩れてしまいました。試合やっていて感じたのですけど、夏に向けて体力が本当に自分たちにはまだ足りないと思いました。走り込みを多くし持久力を付けないと、このままでは先輩たちが残した3位も越えられないし、日本一が目標なのでもっともっと練習を積んで頑張ってきたいです」と課題を挙げ、反省した。試合前相手のカウンター攻撃を警戒していた飯田裕一郎監督は「相手のカウンターがうまく、それに対処できなかったです。良い形で攻めることは出来ていたのですが、そこからのカウンターの処理ですべてやられていたのでこれからはその課題に向き合ってインターハイにつなげたいです」と相手の術中に対応できなかった悔しさを滲ませた。試合後一様に負けたショックを隠せない選手たちは、この悔しさをバネに、この夏にひときわ大きな入道雲のような存在感を見せてくれるだろう。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2015.6.14