子育て支援事業「親子リズム表現」
~短大保育科の川上教授が楽しく指導~
~音楽やリズムに合わせて体を動かす~
山梨学院幼稚園子育て支援センターは6月4日と16日に、親子でリズムに合わせて楽しく表現遊びを行う「親子リズム表現」を開催した。この催しは、子育て支援事業の一環として実施され、1歳児から3歳児までの親子を対象に行われた。会場となった山梨学院大樹徳館には、少し不安そうな様子の子どもたちが保護者とともに訪れた。講師は、身体表現や運動学が専門の山梨学院短大保育科の川上琴美教授が務め、保育科や専攻科保育専攻の学生たちが運営を補助。親子は川上教授から幼少期における運動時の注意事項などを聞き、体全体を使って運動したり、音楽やリズムに合わせて体を動かし、楽しみながら表現遊びを行った。最初は不安げな表情をしていた子どもたちも、普段家庭では行えないダイナミックな遊びを保育科の学生らとともに一緒に楽しみ、最後は笑顔で様々な表現遊びに取り組んでいた。
会場となった山梨学院大樹徳館には、講師の川上琴美教授の元気は溌剌とした声とともに子どもたちの歓声が響き渡った。「親子リズム表現」には1歳児から3歳児までの親子が参加し、川上教授のほか、保育士や幼稚園教諭などを目指す保育科2年生や専攻科保育専攻の学生が運営を補助。親子は、川上教授から、安全に子どもを抱く方法や体を動かす際の注意事項、子育てを行う上で留意すべきことを聞き、実際に運動をスタート。親子は、座ったままできる手や足を動かす運動や音楽に合わせて駆け足やスキップ、手拍子などを行う川上教授オリジナルのリトミック"コトミック"を実践。音楽が止まったら動きを止める、鳴り出したら動くといった聴覚と行動を連動させた運動や音楽に合わせて手拍子などリズムを取る運動に、子どもだけでなく保護者も楽しみながら取り組んだ。また、保育科の学生の協力により、学生たちがカラフルなリボンを使い、波やトンネルを作り、その上を歩いたりくぐったりと視覚からも楽しめる運動を行い、耳や目など体全体を使った表現遊びを楽しんだ。この他、投げる・叩くといった運動や学生の背中の上を歩く運動など、最初は不安げな表情をしていた子どもたちも、普段家庭では行えないダイナミックな遊びを保育科の学生らとともに一緒に楽しんでいた。
文・カメラ(Y.Y)2015.6.16