山梨学院パブリシティセンター

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第13回アルテア七夕まつり2015

~降り続いた雨もあがり今年も盛大に開催~
~学生や地域住民が七夕の星に願いを託す~

山梨学院短期大学では伝統の「オペレッタ発表会」酒折の夏の風物詩となった「アルテア七夕まつり」が7月3日、大学内のキャンパスセンター棟STAGE21で開催された。13回目の今年は、朝から激しい雨が降り続き、天候が心配されたが夕方には雨もあがり、学生や地域住民など約2000人が来場。今年も会場は想いが込められた色とりどりの短冊や吹き流しなどの七夕飾りで華やかに彩られた。会場内のテントでは、お祭り定番の焼きそばやかき氷などの他、山梨特産のフルーツ、清里のカレーやソーセージ、山梨学院短大食物栄養科による揚げパンの販売など多くの出店が軒を連ねた。また、ステージイベントでは山梨学院ジュニアオーケストラや山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏、山梨学院小学校のアルティーズJr.によるチアダンスなども披露され、来場者から大きな拍手が送られた。七夕まつり終盤には、カウントダウンで会場の照明が落とされ、来場者は厚い雲の上の七夕の星に願いを託していた。
 
「アルテア七夕まつり」は、今年で13回目を数え、学生だけでなく家族連れなど多くの地域住民が会場に詰めかけた。この日は、朝から激しい雨が降り続き、午後からは降ったり止んだりの不安定な天候。夕方には関係者の想いが通じ、雨も上がり、七夕まつりがスタート。会場となったキャンパスセンター棟STAGE21の上部には、沢山の吹き流しが吊るされ、願い事が書かれた短冊や色とりどりの七夕飾りで彩られた竹笹が華やかさを演出。今年は留学生約40人が浴衣姿で参加し、日本の夏の文化を満喫していた。会場には多くの出店が軒を連ね、定番の焼きそばやかき氷、金魚すくいなどの他に、山梨特産のフルーツ、山学OBが経営する三和豆水庵による豆腐販売、清里のカレーやソーセージの販売も行われ、多くの店で行列ができるほどの大盛況。中でも山梨学院短大食物栄養科フードクリエイトコースによる揚げパンやアルティ&ベッキーのオリジナルクッキーの販売は5年目を迎え、口コミで評判を呼び、販売開始から長い行列ができていた。短大フードクリエイトコースの出店は年1回、この七夕まつり限り。フードクリエイトコースの小野はづきさん(2年)は「初めてお客様を前にした販売でとても楽しいです。衛生面に気を付けて笑顔で応対できるよう頑張っています。自分たちが作ったものが売れて、お客様に喜んでもらえるのが嬉しいです」と少しはにかんだ笑顔で答えた。また、学生有志として学生会や樹徳祭実行委員会も会場設営や来場者にうちわを配付したりと細かな面で運営をサポート。学生会の天野響也会長(法学部3年)は「学生会では、準備段階でテントの設営などを行い、お祭りでは、輪投げや綿菓子の出店を運営しています。学生会では、学生を楽しませることをモットーに、来場する小さい子どもたちも含めて全ての来場者に楽しんでいただけるよう、常に笑顔で自分たちが楽しく運営をしていこうとメンバーで話をしました。樹徳祭では樹徳祭実行委員会をしっかりサポートし、“楽しかったよ”という声が一つでも多く出るように頑張りたいです」と語った。樹徳祭実行委員会の田中幹晴委員長(法学部3年)は「きょうは、1年生から3年生までテントやテーブルなどの設営のお手伝いを行いました。1年生は初めての経験でしたが、上級生の指示を受けて、積極的に動いてくれて楽しんで仕事もしていたので、委員長として凄く嬉しかったです。今年の樹徳祭のメインテーマはカラフルなので、きょうの経験を活かして、お客様に精一杯楽しんでいただいて、樹徳祭をカラフルに染め上げたいです」と力強く語った。  
 
一方、午後6時には山梨学院ウインドブラスアンサンブルが奏でる勇壮なファンファーレでステージイベントが開幕。主催者を代表し山梨学院学生センターの込山芳行センター長が「朝からかなり強い雨が降っており、心配していましたが、会場の皆さんの熱気で強い雨を吹き飛ばしてくれました。今年も関係者の協力により、盛大に開催できますことを心から喜んでおります。これからステージイベントが始まりますが、今宵のひとときを十分に楽しんでいただいて良い思い出にしていただければと思います」と挨拶。ステージイベントは山梨学院小の児童などで構成された山梨学院ジュニアオーケストラの優しい音色の旋律を皮切りに山学小のアルティーズJr.による元気いっぱいのチアダンス、箱根駅伝やスポーツ大会などで選手たちを音楽で鼓舞する大学・短大生で構成する山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏と続いた。山梨学院ジュニアオーケストラは結成6年目。山学小の児童の他、山学小を卒業した中学生も演奏に加わっている。これまでに、学内・校内での演奏会の他、地域行事にも積極的に参加。先月には、河口湖ステラシアターで行われた国際青少年交流音楽祭でも演奏を行い、活動の場を広げている。さらに今年のライブイベントでは、愛田杏奈、ココロネコハセ、NYTがスペシャルステージを行い、会場を盛り上げていた。
 
フィナーレの午後8時には11月7日のライトダウンやまなしプレイベントとしてカウントダウンにより会場周辺の照明が落とされ、会場はランプだけの幻想的な雰囲気に包まれた。会場上空は厚い雲で覆われ、星空を眺めることはできなかったが、STAGE21の屋根にはプロジェクターで天の川が映し出され、来場者は雲の上の七夕の星に願いを託していた。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2015.7.3