夏の高校野球、11日に開幕
~山梨学院高で夏の大会選手壮行会開催~
~山梨学院は一つのチーム~
山梨学院高校で7月8日、「第97回全国高等学校野球選手権大会山梨大会」に出場する野球部の壮行会が、11日の開幕に先立ち山梨学院高体育館で開かれた。吹奏楽部が演奏する今年のコンクール課題曲に合わせ、全校生徒約1200人が手拍手で迎える中、真っ黒に日に焼けた部員ら75人が壇上に上がった。挨拶で山内紀幸校長は「応援することで選手から感動をもらいます。そしてこちらからエールを送ることができます」と挨拶。生徒を代表して、望月佑太朗生徒会長は「山梨学院がひとつになり一つでも多くの勝利を掴んでいきましょう。山梨学院は一つのチームです」と一丸を呼びかけた。続いて生徒全員で折った千羽鶴と花束が加々美啓太主将と佐藤誉起副主将に贈られ、加々美啓太主将が「一戦一戦、山学野球部らしい勢いある元気なプレーをして行きたいと思います。支えてくれたすべての方への感謝を込めて戦います」と応えた。応援団・チアリーダー部・吹奏楽部を中心に校歌斉唱が行われ、吹奏楽部が演奏する「ビッグウエーブ」に合わせ全員の手拍子で、山学野球部を“甲子園への道”へ送り出した。
吹奏楽部の演奏と生徒全員の手拍子に迎えられ、加々美啓太主将を先頭に登録メンバー20人とベンチ入りを果たせなかった選手とマネージャー、吉田洸二監督、田中信幸部長ら75人が壇上に上がった。山内紀幸校長は「応援することで選手から感動をもらいます。そしてこちらからエールを送ることが出来る。そういう喜びがあります。選手を応援することは自分自身を応援することでもあります」と全生徒を激励した。応援する生徒を代表して望月佑太朗生徒会長は「選手の皆さんは私たち全校生徒の応援をより盛り上げるようなプレーを、そして全校生徒の皆さんは選手の皆さんの士気を上げるプレーが出来るような応援をし、山梨学院がひとつになり一つでも多くの勝利を掴んでいきましょう。山梨学院は一つのチームです」と一致団結を呼びかけた。引き続き、必勝を祈願して生徒全員で折った千羽鶴と花束が加々美啓太主将と佐藤誉起副主将に贈られ、それに応えて加々美啓太主将は「夏の甲子園をかけた戦いが始まろうとしています。一戦一戦、山学野球部らしい勢いある元気なプレーをしていきたいと思います。支えてくれたすべての方への感謝を込めて戦います」と健闘を誓った。最後に応援団・チアリーダー部・吹奏楽部を中心に、生徒全員で校歌斉唱を行い、吹奏楽部が演奏する「ビッグウエーブ」に合わせ全員の手拍子で、山学高野球部を“甲子園への道”へ送り出した。
大会は、7月11日開幕。甲子園出場をかけ、37チームが山日YBS球場、富士北麓球場で熱戦を繰り広げる。山梨学院高の初戦は、7月12日(土)午後2時から山日YBS球場で第2試合目に甲府昭和高と対戦する。春季大会3回戦敗退をきっかけに、雪辱を期す猛練習に励んできた選手の、6度目の夏の甲子園出場を目指す挑戦が始まる。
文(K.F) カメラ(平川大雪) 2015.7.8