山梨学院大・短大オープンキャンパス
~学生スタッフが学園の魅力を発信~
~参加者に笑顔で対応、自分の体験をアドバイス~
山梨学院大学・山梨学院短期大学のオープンキャンパスが8月22日・23日の両日開催された。7月から10月にかけて行われるオープンキャンパスは、今年は8月が同日開催となった。午前中は短大、午後は大学と同日開催されたオープンキャンパスは例年、教職員を学生がスタッフとして支えている。学生たちは受付係から学びの体験講座や学部別学科別模擬授業のアシスタント、キャンパス見学ツアーのガイド、在学生相談など多岐に亘り、教職員をサポート。自分たちの体験を基に先輩として親身な相談やアドバイスを伝えていた。スタッフの学生の一人は「自分がオープンキャンパスに参加した時に先輩がすごく生き生きして、学校のことを楽しそうに教えてくれたので」と参加したきっかけを話した。初日22日は短大に約250人、大学には約450人と多くの参加者がキャンパスを訪れ、興味深く、説明会やキャンパスツアーなどに参加していた。
◆山梨学院短期大学オープンキャンパス(午前)
同日開催されたオープンキャンパスは、午前中は短大、午後は大学という日程で行われた。
22日午前中に行われた短大のオープンキャンパスには、開始10時前に約250人の高校生と保護者が訪れ、受付のあるサザンタワー3階フロアーは多くの人であふれた。会場では、教職員に交じり、食物栄養科、保育科、専攻科保育専攻の学生34名がスタッフとしてオープンキャンパスを支えていた。「☆山スタ☆」の愛称で、毎年7月から9月に開催される短大のオープンキャンパスに在学生が受付係や案内係、キャンパス見学ツアーのガイド、食物栄養科、保育科の体験講座のアシスタント、高校生や保護者からの相談に先輩としてアドバイスをするなど山梨学院短大の魅力を伝えている。受付で笑顔を絶やさず参加者に対応していた専攻科保育専攻2年の渡邉咲季さんは「大学生活はとても楽しかったし、学びも多かったです。私が経験して良かったことを伝えられるよう、心に置きながら受付をやっていました」と話した。案内係として高校生に積極的に声を掛けていた食物栄養科2年・功刀可愛さんは「この大学に入ってもらえるように接したいと思います。先生との距離の近いことが魅力なので、そこを伝えたい」と話した。講義室では学科紹介と先輩からのメッセージの役目を託された専攻科保育専攻2年の武川玲蘭さんは「自分がオープンキャンパスに参加した時に先輩がすごく生き生きして、学校のことを楽しそうに教えてくれていたので、自分も高校生に自分の経験を、あの時憧れた先輩みたいになりたいなという思いで話しました」と自分の思いを述べた。「個別相談コーナー」で在学生相談員に熱心に話を聞いていた長野県・塩尻市から一人で参加した林優希さんは「先生に進められてオープンキャンパスに参加したのですが、『山スタ』のスタッフの対応が素晴らしくて笑顔が素敵でいいなと思いました。保育士を目指しているのでこの学校に決めたいと思います」と満足した様子で話してくれた。相談員をしていた専攻科保育専攻2年・仁科綾菜さんは「電車で通えるかとか学校生活のこととか、専攻科のことを聞かれました。先生が親身になっていろいろ相談に乗ってくれるので頑張れば夢は叶うと話しました」と笑顔で応えた。活発に参加者の間を動く「☆山スタ☆」の学生たちはどこでも笑顔で対応していた。次の開催は9月26日(土)・27日(日)の両日開催。
◆山梨学院大学オープンキャンパス(午後)
一方、大学のオープンキャンパスは午後から行われた。ここでも学生スタッフ23人は総合案内所の受付係や全体説明会の会場案内係、キャンパスツアーガイドなどでオープンキャンパスをスタッフとして支えた。午後12時受付前にすでに全体説明会の会場はほぼ満席になり、説明会が始まる12時30分には第2会場も埋まる盛況ぶりだった。参加者の説明会場への案内や「学部学科別相談会」のアシスタントを担当した現代ビジネス学部4年の塚田直美さんは「私が4年間経験したことを次に入ってくる高校生に伝えられるように、まずは笑顔と挨拶を心掛けて、興味を持ってもらえるよう接しました。私は、この大学に入りチャンスを自分の成長に繋げることができたので、必ず成長できることに出会えるとアピールしました」と山梨学院大の魅力を話した。炎天下のキャンパスを精力的にガイドしていた長野県安曇野市出身の現代ビジネス学部3年・清水栞さんは「高校生の時、オープンキャンパスに参加して非常に親切にしてもらい、3年生として今年しかスタッフとして参加のチャンスがないと思い、大学のためもありますが、自分も大学の理解を深められた」と話した。学部学科別説明会には来年4月開設予定(設置認可申請中)の「スポーツ科学部」に多くの参加者が集まり関心の高さを見せていた。今回のオープンキャンパスも、総合案内所での福引抽選会や、周辺エリアバスツアー、学食体験など魅力ある企画に取り組んだ。22日の参加者は約450人余り、23日の2日間で約1000人の参加者を期待すると入試センター担当者は話した。次回は、9月12日(土)に開催。
文(K.F) カメラ(平川大雪) 2015.8.23