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全国高校サッカー選手権山梨県大会 3回戦
~甲府昭和と対戦し11対1の大量得点で勝利~
~途中焦れることなく気持ちとボールをつなぐ~

第94回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会は10月17日、各高校等のグラウンドを会場に3回戦が行われた。初戦を9対0と快勝した山梨学院高は、ホームの山梨学院和戸サッカー場での第1試合で甲府昭和高と対戦。試合は、守備的サッカーの甲府昭和に対し、序盤から山学がボールを支配し、試合をコントロール。山学は前半13分、MF保井紘和がFKを直接ゴールし先制。28分には、MF阿部優澄のヘディングで2点目を追加。さらにその1分後には、FW前田大然が3点目を決め、3対0で前半を折り返す。後半に入ると途中出場のMF梶原寛斗が15分に4点目、18分にはMF保井が5点目を、21分には、同じくMF保井がPKを決めハットトリック達成。山学の勢いは止まらず、23分、FW五百蔵準、25分、MF保井が得点。29分にはOGで9点目、32分、FW大西ジョニー、34分、MF梶原が得点し11対0と試合をリード。しかし山学は後半終了間際にPKを決められ1点を返されてしまう。結局、山学は11対1の2桁得点で勝利し、翌週の準々決勝進出を決めた。
 
初戦・2回戦を富士河口湖高と対戦し、山学はMF阿部の4得点やFW前田の2得点などで9対0と快勝し、3回戦に駒を進めた。対する甲府昭和高は峡南・身延の連合チームと対戦し、7対0と圧勝。両者は山梨学院和戸サッカー場の第1試合で相まみえた。
≪3回戦 山梨学院高vs甲府昭和高≫(10/17)於 山梨学院和戸サッカー場
○ 山梨学院高 11 前半 3-0
後半 8-1
1 甲府昭和高 ●
山学得点 保井(4)、阿部、前田、梶原(2)、五百蔵、大西、 OG

試合は、守備的サッカーの甲府昭和に対し、序盤から山学がボールを支配し、試合をコントロール。山学は前半13分にペナルティアーク付近からのFKをMF保井紘和(3年)が直接ゴールし先制。山学は先制し流れを掴んだかに思えたが、その後ゴール前まで持ち込むも相手DF陣やGKのナイスセーブに阻まれ、得点を奪えない時間帯が続く。しかし、選手同士で声を出し合い、味方を鼓舞し、焦れることなく、気持ちを切り替えボールをつなぐ。均衡は、素早いパス回しから破れた。28分、前線までボールをつなぎ、DF吉浜颯(3年)がゴール前にクロスを入れ、MF阿部優澄(3年)が頭で合わせ待望の2点目を追加。さらにその1分後には、甲府昭和がキックオフし、バックパスしたボールをFW前田大然(3年)が奪い、そのままゴール前までドリブルで持ち込みシュートし3点目を決め、3対0で前半を折り返す。後半に入ると相手の足が止まり、スペースが生まれやすくなり、決定機が増える。15分には後半から投入されたMF梶原寛斗(3年)が右サイドを突破し相手DFをかわしシュートまで持ち込み4点目。18分にはMF保井が5点目を、21分には、同じくMF保井がPKを決めハットトリック達成。山学の勢いは止まらず、23分、MF塚田士文(3年)から縦に入ったボールを途中出場のFW五百蔵準(3年)が受け、シュートし7点目。25分にはMF保井が自身4点目となるミドルシュートをゴール右隅に決め8対0とする。29分には相手のクリアミスのオウンゴールで9点目、32分にはFW大西ジョニー(3年)が10点目を、34分にはMF梶原が11点目をゴールし、大量得点で試合をリード。しかし、後半終了間際のアディショナルタイムにペナルティエリア内でファールを取られ、このPKを決められ1点を返されてしまう。結局、山学は11対1の2桁得点で勝利し、翌週に行われる準々決勝進出を決めた。

試合後、吉永一明監督は「特別良かった点はありませんでしたが、前半苦労した部分が後半改善できて、交代で入った攻撃の選手が結果を出したという点では良かったかもしれません。ただ、まだまだ力は出し切れていないのでここからだと思います。次週からは違った戦い方になるので、きょうまでのことは忘れて頭を切り替え、リズムを取り戻して次の試合に向けて準備したいと思います」と語った。大沼士恭主将は「攻撃で上手くいかない時間帯に焦れることなく、気持ちを切り替えることができ、前回よりも得点が入ったのは良かった。自分たちのやるべきことやこだわっている部分は出すことができたが、内容として相手に合わしてしまった部分があった」と試合を振り返り、次戦に向け「目の前の試合に1戦1戦全力で戦うことが自分たちがやるべきことだと思うので、自分たちの気持ちをしっかりと持って、あと1週間しっかりと準備をして臨みたいと思います」と決意を語った。
 
山梨学院の次戦・準々決勝は、10月24日に韮崎中央公園芝生広場で地元・韮崎高(11:00キックオフ)と対戦する。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)2015.10.17