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平成27年度秋季山梨学院学生チャレンジ制度
~歴史・観光・健康など山梨に密着した企画を認定~
~10団体の代表者に認定書を授与、企画が本格始動~

平成27年度秋季山梨学院学生チャレンジ制度認定書授与式が11月4日、大学キャンパス内のシーズシアターで行われた。この制度は、平成7年に発足し、学生のやる気やチャレンジ精神に大学が経済面などで全学的に支援する制度で、平成15年度には文部科学省の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」にも採択された。今年度秋季は選考委員会による審査を経て歴史や観光、食、健康など地元・山梨に密着した企画や社会に還元できる企画など10件を認定。企画は春・秋の年2回受け付けており、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度など総合的に審査される。授与式では選考委員長の込山芳行学生センター長から認定企画団体の代表者10人に認定書が授与された。また認定団体を代表し林有珍ゼミナールの中沢可南子さんが企画の成功に向け決意表明を行った。
 
山梨学院学生チャレンジ制度は、平成7年に発足し“行動する学生”の意欲を全面的に支援する山梨学院独自の制度。この制度は「学生の課外活動を通じて得られる自主的な探究心と積極的な行動力の涵養」を目的に実施され、平成15年度には文部科学省による「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に選定された。「こんなことに挑戦したい!」という企画を文書にして大学に提出すると、応募企画の中から優秀案に、1件あたり最高50万円の奨励金が支給される。応募は春と秋の年2回行われ、選考は、教育的効果・人間形成への影響度・独自性・ユニーク度・実現可能度などの視点から総合的に評価される。今年度秋季は、審査の結果以下の10件の企画が認定された。
 
1、考古学研究会 「甲斐の古道~鎌倉街道の歴史の探求~」
●企画概要
『甲斐の古道プロジェクトの活動の一環として鎌倉街道沿いの文化財・遺跡の実測調査や地域住民からの聞き取りを通じて古道についての理解を深める』
 
2、青山貴子ゼミナールTFT班 「エームサービス×青山ゼミTFT弁当~学食で健康に!学食で社会貢献~」
●企画概要
『学生食堂でのヘルシーな食事の提供を通じて、学生に食生活や健康を考えるきっかけを与えるとともに社会貢献活動の一つであるTFTの本学の導入を目指す』
 
3、張 華ゼミナール 「現代ビジネス学部の魅力調査」
●企画概要
『現代ビジネス学部への志願者の増加に貢献すべく、学生へのアンケート調査等を通じて多くの高校生に対して在学生の目線で本学の魅力を分かりやすく伝える』
 
4、太郎良留美ゼミナール 「簿記チューター制度(簿記学習における教員の補佐)」
●企画概要
『これまでのゼミナールにおける学習の成果をいかして、簿記の学習について困っている様々な学生に対し、適切なサポートを行うことで、簿記の授業理解や検定試験の合格に貢献する』
 
5、林 有珍ゼミナール 「見つけた~山梨のホワイト企業!(県内中小企業対象のサーベイの実施と企画提案)」
●企画概要
『ブラック企業の反対側にある、人を大切にするホワイト企業の現状を探るため、山梨県内の中小企業を対象にサーベイを実施し、課題解決に向けての分析を行う』
 
6、立石貴子ゼミナール 「山梨学院大学Revolution~新生現代ビジネス学部による観光の「おもしろさ」の発信~」
●企画概要
『観光ホスピタリティを学べる現代ビジネス学部をさらに世の中に周知し、将来観光事業に携わる人材の育成を目指して観光の面白さを発信する』
 
7、入江省熙ゼミナール 「続・夢小路活性化計画~人で溢れる‘粋な’まちづくり~」
●企画概要
『甲州夢小路の更なる活性化と甲府駅北口全体の活性化を図るため、本学の特色であるスポーツと夢小路のコンセプトである日本文化を融合したイベントを展開する』
 
8、S.A.支援プログラム製作チーム 「メンテナンス機能付きスチューデント・アドバイザー支援プログラムの作製」
●企画概要
『現場のスチューデンツアドバイザーなどプログラム開発者以外の学生でも簡単にデータの更新が可能なメンテナンス機能付きの改良型支援プログラムを作製する』
 
9、健康栄養学部管理栄養学科1年 「「地域の食と健康」を取り巻く課題の実態調査と課題改善への提案」
●企画概要
『地域の食の特徴や健康課題について現地調査やレシピ作成を行うことで新たな発見や具体的な解決策を提案するとともに地域の食育推進活動や地産地消運動に活用する』
 
10、深澤早苗ゼミナール 「「健康な食事」(平成27年9月厚生労働省発表)にトライアル~主食・主菜・副菜をそろえて650kcalの食事~」
●企画概要
『国が発表した健康的な食事の普及を目指すため、主食・主菜・副菜を組み合わせ、基準に沿って作られた料理や食事のレシピを考案するとともに県民の食生活の改善に寄与する』
 
認定書授与式は、キャンパスセンター棟2F・シーズシアターで行われ、挨拶した込山芳行学生センター長は「本企画は21年目を迎えました。山梨学院は来年創立70周年の節目の年を迎えます。キャンパスの主役は学生です。光り輝く学生生活になるよう、認定された10件の企画の学生諸君は先生方の指導を仰ぎながら全力で取り組み、大きな成果をあげてください」と激励。認定団体を代表して林有珍ゼミナールの中沢可南子さんが林ゼミの活動概要を説明するとともに「今回認定していただいた全ての団体が、学生チャレンジ制度の趣旨にあった活動ができるよう、精一杯取り組んでいきたいと思います」と決意表明を行った。
文・カメラ(Y.Y)2015.11.4