山梨学院パブリシティセンター

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静岡県と大学・短大が就職支援協定締結
~企業情報やイベント情報を積極的に大学に提供~
~官学が連携・協力し、UIJターン就職を支援~

山梨学院大学・山梨学院短期大学・静岡県は、静岡県内への就職活動の支援と県内企業の人材確保を支援するために「就職支援に関する協定」を11月10日、静岡県庁で締結した。協定締結式には、静岡県・川勝平太知事、山学大・日高昭夫副学長、山学短大・赤井住郎学長が出席し、協定書に署名。この協定は、山学大・山学短大と静岡県が相互に連携・協力し、静岡県出身学生に静岡県内の企業情報等の提供や学生のインターンシップ受け入れ支援など多角的に就職支援を行うことで、学生のUIJターン就職の促進を図ることを目的にしている。静岡県では、昨年度から県外進学者へのUターン就職を支援するために、東京にU・Iターン就職サポートセンターを開設するなどしており、今年度は、静岡県出身者が多く在籍する大学と協定を結んでいる。山梨学院ではこれまでも静岡県出身学生の多くがUターン就職し、静岡県内で働いているが、今回の協定を機に官学の連携により、さらに一層の支援体制の充実に努めていくこととしている。
 
静岡県では、これまでに合同企業説明会や企業見学バスツアー、静岡県地域企業就職情報誌の発刊、U・Iターン就職に特化したセミナーの開催など県内企業への様々な就職支援を実施しており、昨年度は東京都内にU・Iターン就職サポートセンターを開設。今年度は、県外に所在する静岡県出身者が多く在籍する大学と就職支援協定を締結し、より求職者に近い位置での支援体制の充実を図ろうとしている。大学との協定は9月に立命館大と結んだのを皮切りに山梨学院が2校目。10日の協定締結式には、静岡県・川勝平太知事、山学大・日高昭夫副学長、山学短大・赤井住郎学長が出席し、それぞれ協定書に署名し、協定を締結した。具体的な連携事項としては(1)学生及び保護者に対する県内企業情報の提供や各種イベント等の周知(2)学生のUIJターン就職に係る情報交換及び実績把握(3)学内での合同企業説明会等企業情報提供イベントの開催(4)保護者向けの就職セミナーの開催(5)学生のインターンシップ受入支援など全6項目を県と大学・短大が連携・協力して実施する。協定締結を受け、静岡県の川勝平太知事は挨拶の中で「富士の国ということで、静岡県と山梨県との交流は非常に深いものがあります。本県出身の学生も貴大学・短期大学に多く在学し、就職を通じ絆を深めることは、両県に必ず資することだと思います。今回就職協定を締結するということで、具体的に連携することできちっとしたパイプができるため、本県としても大変ありがたく思っております」と述べた。また、山学大の日高昭夫副学長は「2番目にお声掛け頂き大変光栄に思っております。山梨学院では、山梨・長野・静岡を“地元”として定義しており、大学では今年度から地方創生事業に取り組んでおり、地元に就職したい学生を大学をあげて支援する取り組みを始めています。今回の締結が良いきっかけとなり、静岡出身学生の地元に就職したいという思いを色々な形で支援していきたいと思います」と語り、山学短大の赤井住郎学長は「短大については、山梨出身者が多く、静岡出身学生はあまり多く在籍していませんが、山梨はフルーツ王国ということで、食物栄養科にパティシエなどを目指すフードクリエイトコースを開設しておりますので、静岡出身の学生も多く集めたいと思っております。学生たちには、山梨で新鮮なフルーツを使ったお菓子作りなどを学んでもらい、静岡に持ち帰り、役立ててほしいと期待しています」と挨拶した。
 
山梨学院大学・短大の静岡県出身学生の割合は山梨・長野に次いで第3位。山梨学院ではこれまでも静岡県出身学生に向けて静岡県内の企業情報(就職セミナー情報)の提供や静岡県のOB・OGと交流する「山翡翠(やませみ)の会」(長野・東京でも開催)を実施するなど就職活動を支援している。今回の協定締結を機に官学が連携し、静岡県出身学生への企業情報、就職情報の提供など、静岡県へのUIJターン就職が促進するよう、より一層の支援の充実を図っていくこととしている。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2015.11.10