山梨学院パブリシティセンター

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子育て支援事業「お父さんと遊ぼう」
~モノ作りを通じ、親子で楽しい時間を共有~
~親子で協力し世界に一つだけの気球を制作~

山梨学院幼稚園子育て支援センターは11月28日、子育て支援事業の一環として「お父さんと遊ぼう」を山梨学院幼稚園で開催した。この講座は、日頃忙しい父親と休日のひとときを子どもと一緒に楽しむことを目的に平成18年にスタート。今年の講座では「親子で「気球を作ろう」」と題し、山梨学院短期大学保育科の伊藤美輝教授が講師となり、大きなビニール袋やセロハンテープなど家庭にある材料を使用して気球(バルーン)を制作。親子は協力して作業に取り組み、子どもたちは、ビニール袋の表面に油性マジックやクレヨンなどでキャラクターや乗り物など好きなデザインを施した。その後、保護者が子どもの手を借り、ビニール袋の端をセロハンテープで止め、袋を密閉。最後に空気を送り込むチューブを取り付け、ドライヤーの力で袋を膨らませた。およそ1時間ほどの作業で子ども達が抱えきれないほどの大きな気球が完成。完成後は、グリーンデッキなどに移動し、空に向けて投げ上げたり、バレーボールのように遊んだりと親子で過ごす休日を楽しんでいた。
 
山梨学院幼稚園子育て支援センターでは、子育て支援事業として、様々な体験講座を設けている。「お父さんと遊ぼう」は10年続く人気講座の一つで、毎年参加するリピーターもおり、今回は35組の親子が参加。講師は造形表現が専門の山梨学院短大保育科の伊藤美輝教授が務め、山学短大保育科1年生6名がサポートスタッフとして進行・運営を補助した。今年は、大きなビニール袋、セロハンテープ、油性マジック、クレヨン、ドライヤーなど家庭にある身近なものを材料に気球(バルーン)を制作した。親子は伊藤教授から作り方や注意点などの指導を受けた後に、早速作業に取り掛かった。まず、子どもたちはビニール袋の表面にマジックやクレヨンを使ってキャラクターや模様、乗り物など自分が好きなデザインを描いていった。時折、保護者の手を借りながら作業を進め、工程は第二段階へ。親子は協力しながらセロハンテープでビニールの端を止め、ビニール袋を密閉。さらに、袋に空気を送り込むチューブを作り、これを袋に接続し、膨らませるまでの準備は完了。最後に、ドライヤーの送風を使い、チューブから袋の中に空気を送り込み、気球を完成させた。作業はおよそ1時間ほどで終わり、完成後は、制作場所のスカイホールからグリーンデッキや多目的ホールに移動し、青空に向けて投げ上げたり、バレーボールのようにして遊んだり、親子でダイナミックな遊びをして楽しんだ。また、作品と子どもを一緒にカメラに収めたりと親子は思い思いの時間を過ごし、親子で過ごす休日を満喫していた。最後に、伊藤教授は「親子で思い切り楽しんでいる様子を見ることができました。なかなかダイナミックな遊びを家庭ですることは難しいと思いますが、是非きょうやったことを家庭でも小さなビニール袋などでやってみるなどモノを作 る機会を設けて欲しいと思います。幼児期の工作体験は心と体の健康につながります。ゲームなどはしまって、モノ作りの時間を共有し、楽しむことも良いことだと思います」と講評し、講座を総括。親子は、世界に一つだけの気球を大事そうに抱え、帰路についた。
文・カメラ(Y.Y)2015.11.28

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