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山梨学院スチューデントオブザイヤー賞表彰式
~大学、大学院、短大合わせて28人を表彰~
~創立者古屋賞は高橋侑希ら4人が受賞~

山梨学院「スチューデントオブザイヤー賞」の表彰式が3月14日、キャンパスセンター2階のシーズシアターで行われた。「スチューデントオブザイヤー賞」は、正課及び課外活動で特に優れた実績をあげ、山梨学院の名声を高めた個人や団体を表彰し、その活動をより一層奨励することを目的とする制度で平成9年度に創設された。学術、文化芸術、スポーツ、資格、社会活動などの部門に分かれ、今年度は大学院から2人、大学から17人、短期大学から2人・1団体(7人)が選ばれた。創設から19回目を迎えた今年度は、世界選手権やユニバーシアード、インカレなど国内外の大会で優れた戦績をあげた学生や修士・卒業論文優秀者、学科の特性を活かした社会活動などで優れた実績を残した学生やゼミが表彰された。表彰式では、大学・大学院は古屋忠彦大学長、短大は赤井住郎学長から受賞者一人ひとりに賞状と記念品が授与された。また、この日は「創立者古屋賞」の受賞者も紹介もされ、今年度は高橋侑希(レスリング部)、江原騎士(水泳部)、オムワンバ・エノック(陸上競技部)、高橋菜那(スケート部)の4人が選出され、翌日の卒業式において表彰される。

「スチューデントオブザイヤー賞」の表彰式は、受賞者や指導教員や恩師、保護者などが出席し、挙行された。この賞を主管する学生センターの込山芳行学生センター長がまず、選考過程と選考基準を説明し、「ものすごいレベルのハードルを越えてこの賞に選ばれた皆さんは一生の勲章になります。努力した者は報われると感じています。この当該制度が皆さんのモチベーションを高める要因になれば幸いです。受賞者の皆さんはこの賞に即した実績、これだけの賞の価値を改めて噛み締めながら、これを契機に今後も活躍して欲しい」と激励の挨拶をした。

また、この日は、「スチューデントオブザイヤー賞」の表彰に併せて「創立者古屋賞」の受賞者の紹介も行われた。「創立者古屋賞」は、当該年度の卒業生の内、学術・文化芸術・スポーツ・資格・社会活動、その他の分野において他の学生の範となる顕著な成果を挙げ、山梨学院の名声を高めた学生に授与する制度。今年度は世界選手権や国内外の大会に出場した高橋侑希(レスリング部)、江原騎士(水泳部)、高橋菜那(スケート部)や国内の大会で顕著な結果を残したオムワンバ・エノック(陸上競技部)の4人が選出され、翌日の卒業式において表彰される。

続いて「スチューデントオブザイヤー賞」の表彰式に移り、受賞者はそれぞれ、呼名・受賞内容を紹介され、大学院・大学の受賞者19人には古屋忠彦大学長より、短大の受賞者2人と1団体(7人)には赤井住郎短大学長より、一人ひとり表彰状と記念品が授与された。続いて古屋忠彦大学長が創立者古屋賞とスチューデントオブザイヤー賞の受賞者に向け、「山梨学院は地域の大学としてアイデンティテイを確立することからスタートしました。今日表彰された学生は全国から集まってきています。良い意味でのメッセージとして山梨学院は大学として全国区になることを願っています。さらに大きく国際的に認められる大学になるべくスタンスを向けようと、そんな時代になりました。70周年を迎える今年6月は本学の歴史にとって大きな輝く年だと既定しています。現実には地方にとって、戦国乱世のような時代ですが、そういう時こそ高い志を持った大学が羽ばたける時代だと言えます。4年生は明日の卒業式に巣立っていくわけです。そして手にした表彰状もいつの日か大学の社会的評価がさらに高まれば価値が高くなります。特に4年生には母校への回帰率を高め、心の繋がり、絆を意識の中に持ってもらい、卒業してもらいたい。そして後輩たちもそのことを考え、20年の歴史があるこの式典に臨んだことを糧にこれからの人生を歩んでもらいたい」と延べた。

「創立者古屋賞」の受賞者を代表して高橋侑希選手は「小学校3年生から始めたレスリングでオリンピックの夢を目指して精進してきましたが、昨年の世界選手権で敗れてしまい、リオ五輪出場の夢は絶たれ、自分も、周りの方々にも悔しい思いをさせてしまいました。アマチュアスポーツの一番も夢はオリンピックであり、最大の恩返しは金メダル獲得との思いでしたが果たせませんでした。しかし卒業後は山梨学院で競技を続けます。少し遅れてしまいますが、東京五輪で今までの恩返しを果たしたいと思います」と再起を誓った。「スチューデントオブザイヤー賞」の代表挨拶に立った水泳部の竹迫麻澄選手は「私は4年最後の日本学生選手権で優勝することが出来ました。振り返ると決して楽な道程ではありませんでしたが、大学生という貴重な時期に夢を追い、努力し続けたことは、私にとって何よりの宝物です。結果が残せたことは、たくさんの人の支えや大学のバックアップがあったからと感じています。私は4月に行われるリオ五輪代表選考会に出場します。山梨学院大で培った経験を活かし、勇気と誇りを持ち、五輪出場への切符獲得に挑戦してきます」と挨拶した。

表彰式終了後、一行は学内のカフェテリア・プルシアンブルーに場所を移し、受賞祝賀パーティーを行い、恩師や家族らと受賞の喜びを分かち合った。

文(K.F) カメラ(平川大雪)2016.3.14
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創立者古屋賞・スチューデントオブザイヤー賞受賞者一覧