平成28年度山梨学院辞令交付式
~全教職員で法人全体の運営方針を確認~
~新年度の重点目標、7項目を掲げる~
学校法人山梨学院の平成28年度「辞令交付式」が4月1日午前10時より、山梨学院メモリアルホールで行われた。新採用者を含む全教職員が出席し、平成28年度の法人全体の運営方針などを確認した。古屋忠彦理事長は、学園づくりの目標である『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱について改めて全教職員に理解を求め、新年度の重点目標に「各学校種における独自ブランドの創出と強化」など7項目を掲げ、合わせて各教育機関の重点推進事項を紹介した。大学院各研究科・大学各学部・短大・幼小中高の各所属長に辞令が交付され、新採用者や昇任・昇格者などが紹介されたほか、今年度新設された「スポーツ科学部」の教職員が紹介され、全教職員で新学部の門出を祝福した。
甲府盆地の桜の花が満開の頃を迎えた4月1日、平成28年度山梨学院辞令交付式が、山梨学院メモリアルホールで新採用者を含む全教職員が出席し執り行われた。創立70周年を向かえる山梨学院の「学園づくりの目標」は、従来の『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱に加えて、『山梨学院新時代』への挑戦を挙げた。平成28年度の重点目標は、創立70周年の節目を学園の新たなステージの挑戦の機会と捉え、全学のエネルギーを集中するとともに「グローバル化への対応」「スポーツ文化の振興」「教育力の山梨学院」を旗印に、教職員、学生生徒が一体となった意欲的な教育実践を積み上げ、存在感のある、個性輝く学園の創造に努めるとして7項目が掲げられた。
◆平成28年度の重点目標
1.各学校種における独自ブランドの創出と強化
2.学生生徒等の学習支援の充実と体系的なキャリア教育の推進
3.産・官・学連携の拡充と地域・社会貢献機能の強化
4.カレッジスポーツ・ハイスクールスポーツの更なる充実と文化活動の振興
5.地域社会の活性化・課題解決と本学の活力・存在感との相互循環
6.情報環境を活用した教育支援・学修支援の推進
7.異文化交流の促進によるキャンパスの国際化
式辞の冒頭で古屋忠彦理事長は酒折連歌賞選考委員で山梨県立文学館館長・三枝昂之氏の歌、『遠景に一点白き富士ありて、われに新しき年始まりぬ』を引用、「これは新年を寿いだ歌であります。一点の純白の雪は、元旦のさわやかな出発を象徴しています。日本一の山の頂を求めて、挑戦し続けている本学の心意気とも重なるものがあり、年度のスタートにあたり、紹介いたしました」と語り、さらに「我らの山梨学院は、今年度は創立70周年の節目に当たり、新時代への本格的なスタートを切ることになり、学園のターニングポイントと位置づけた。この70周年は名実ともに意義あるものとすべく、今年度も全力で駆け抜けていくことを皆様と共に誓い合いたいと思います。(中略)本学が個性に溢れ、存在感のある教育機関として、県内外に広く認知されるようになりましたのも皆様の不断の努力と本学への限りない愛情の賜物と深く感謝申し上げます。一方、厳しい困難な時代を切り開いていくため、教職員の皆様一人ひとりが先人たちと共に多くの歳月を費やして、いま到達した70年の持つ歴史に思いを馳せ、この創立70周年を本学の新たなスタートの時と心得、それぞれの殻を破ることによって、新時代の確かな礎を築いて欲しいと強く願っています。“かつてない困難からは、かつてない改革が生まれる”“かつてない改革からは、かつてない飛躍が生まれる”という言葉があります。苦しさを克服する中でしか真の勝利は得られません。本年度もまた、確かな戦略に基づいた全ての教職員の意欲的な実践を心から期待します」と述べ、式辞を締めた。続いて、大学院各研究科・大学各学部・短大・幼小中高の各所属長に辞令が交付された。
次に廣瀬孝嘉法人本部事務局長から新採用者、昇任・昇格など人事異動対象者の紹介が一人ひとり行われた。また、新学部「スポーツ科学部」の教員が紹介され、先日行われた竣工式での古屋忠彦理事長の言葉を引用し「既存学部に在籍するアスリートたちと手を携えながら山梨学院のカレッジスポーツの新しい時代をこれから皆で推進していきたい。全教職員でエールを贈りましょう」と呼びかけ、全員の拍手で晴れの門出を祝った。他に永年勤続者に感謝状が贈られ、最後に、永年に渡る研究科目や実務の功績・多大な貢献により、国や県から表彰された県単位以上の被表彰者の紹介があり、平成28年度の辞令交付式は閉式となった。
創立70周年は“山梨学院丸”の出航の時、得手に帆を掲げ「山梨学院新時代」を目指す。
文(K.F)カメラ(平川大雪) 2016.4.1
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