大学・大学院・短期大学合同入学式
~夢や希望を胸に1272名が入学~
~満開の桜の下、新たな一歩を踏み出す~
平成28年度山梨学院大学・同大学院並びに山梨学院短期大学の合同入学式が4月3日、大学キャンパス古屋記念堂で行なわれた。今年度の入学者は新設されたスポーツ科学科の新入生191名を含め、大学962名、大学院17名、短大及び専攻科293名の合計1272名。キャンパスでは、満開となった桜が新入生を出迎え、新たな門出に華を添えた。入学式は、山梨学院ウインドブラスアンサンブルの歓迎の曲で幕を開け、新入生は各学科ごとに大学長・短期大学長より入学を許可された。新入生を代表し、短大保育科の望月佑太朗さんが「きょうから始まる大学生活では、恩師のような教育者を目指し、日々の努力は勿論、多くのことに好奇心を持ち、夢に向かって果敢に挑戦していきたいと思います」と誓いの言葉を述べた。新入生は、無限大に広がる大学生活に心躍らせ、酒折キャンパスで新たな一歩を踏み出した。
入学者の内訳は、大学法学部法学科233名、法学部政治行政学科197名、現代ビジネス学部現代ビジネス学科239名、健康栄養学部管理栄養学科39名、国際リベラルアーツ学部国際リベラルアーツ学科63名、スポーツ科学部スポーツ科学科191名、大学院社会科学研究科17名、短期大学食物栄養科107名、保育科168名、専攻科保育専攻18名の合計1272名。
入学式は山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏する歓迎の曲「「王宮の花火の音楽」より序曲」(ヘンデル作曲)により幕を開けた。会場の古屋記念堂2階席には多くの保護者らが詰め掛けた。大学・大学院の新入生は古屋忠彦大学長、短大・専攻科の新入生は山内淳子短大学長により各学科ごとに入学が許可された。古屋忠彦大学長は式辞の中で山梨学院の建学の理念・精神について「本学では、「徳を樹つること」と「実践を貴ぶこと」を大きな柱として掲げ、物事の本質を捉える力「知恵」と、他者を感じる力「思いやり」と、万事を貫く強い意志「勇気」の三つの徳を磨き、これを実践していくことを学びの指針としています」と紹介し、「広い見識は学問によって開花します。これからの知識基盤社会を生きる皆さんは、学ぶことなくして、自分の能力を生かすことも、社会に貢献することもできないでしょう。きょうからは、「自ら学ぶ」という主体的な姿勢へ大きく転換し、高い志と若者らしい圧倒的な行動力をもって、すべてにチャレンジしてほしいと期待しています。学園の主人公は皆さん自身です。大きな志を持って、じっくりと自分のかけがいのない芽を育ててください」と新入生にメッセージを送った。教職員紹介に続き、新入生を代表し望月佑太朗さん(短大・保育科)が「私は小学生の時に人生を大きく変えてくださった恩師に出会いました。先生は内向的であった私の心をしっかりと受け止め、優しく見守りながら、時にはそっと私の背中を押してくれました。今日まで恩師の背中を追いかけ、勉学や部活動、生徒会活動などに挑戦してきました。きょうから始まる大学生活では、その恩師のような教育者を目指し、日々の努力は勿論、多くのことに好奇心を持ち、夢に向かって果敢に挑戦していきたいと思います。また、ボランティア活動などにも積極的に参加し、心の豊かさを養い、共に歩んでいく協調性を身につけ、社会に貢献できる人間になりたいと考えています。本大学校歌に「光は永久(とわ)に輝かん」と歌われているように、私自身も輝ける人間となれるよう自分自身を高めていきたいと思います」と誓いの言葉を述べた。式典の後、新入生は各学校種ごとにガイダンスなどに臨み、新たな希望を胸に、酒折キャンパスでの第一歩を踏み出した。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)2016.4.3
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