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高校総体一足早く陸上開幕
~男子円盤投げ前田大会新優勝・秋山準優勝~
~1500mも男女がワンツーフィニッシュ~

高校スポーツ最大の祭典“県高校総体”は、5月11日から13日までの3日間、甲府・小瀬スポーツ公園を主会場に開催されるが、競技数の多い陸上競技は7日に一足早く始まった。初日の男子円盤投げで前田匡蔵(まえだ・きょうぞう、2年)が43m54の大会新記録の投てきで優勝、秋山甲斐(3年)が準優勝した。また、1500mでは、女子は小笠原朱里(1年)が優勝、山下京香(3年)準優勝、男子は飯澤千翔(1年)が優勝、矢島洸一(2年)準優勝となり、男女揃ってワンツーフィニッシュを飾った。この他、女子400mで小林茉優(こばやし・みゆ、3年)が自己ベスト準優勝するなど、多数の選手が南関東大会出場権を獲得、最高の発進をした。

 

最初の朗報は男子円盤投げトリオ(写真左から秋山甲斐(2位)・前田匡蔵(優勝)・片山主税(6位))によってもたらされた。前田匡蔵選手は2年生になったばかりで身長168cm・65kg、体格に恵まれてはいないが、抜群の身体能力の持ち主で努力の人、憧れの先輩青沼李軌(山学高~山学大)の技術と生活態度を見習い、フォームの研究を重ねてトップアスリートに成長した。先週4月29日に行われた小瀬カーニバルで46m16の県高校新記録を出したばかりの伸び盛り。前田匡蔵選手は「青沼先輩の記録を抜くことができてうれしい、恩返しができました。インターハイの決勝を目指します」と先輩のおかげと述べた。南関東大会の出場権は6位までに与えられるので、円盤投げトリオは3人揃って南関東に進んだ。次いで、女子の1500mトリオ(写真左から黄川田優香(5位・1年)・小笠原朱里(優勝)・山下京香(2位))が朗報をもたらし、男子1500mトリオ(写真左から矢島洸一(2位)・飯澤千翔(優勝)・八重畑龍和(4位・2年))も健闘、男女揃ってのワンツーフィニッシュと、6人全員揃っての南関東進出を決めた。また、女子400mの小林茉優選手(写真右端)は、決勝レース残り3mでトップに立ち、残り50cmでかわされての準優勝となった。小林茉優選手は「自己ベスト(59秒35)は嬉しいが、最後抜かれたのが悔しい、南関東で抜き返します」と雪辱を誓っていた。この他、4×100mリレーで男子は4位、女子は6位に入り、リレー競技も男女とも南関東進出を決めた。残りの陸上競技は、開会式が行われる11日と12日に行われる。山梨学院高校は9日に高校総体壮行会を開き、出場全選手に生徒全員がエールを贈る。

 

文(M.Ⅰ) カメラ(平川大雪、M.Ⅰ)2016.5.7