山梨学院創立70周年記念セレモニー
~教職員約600人が創立70周年を祝う~
~『山梨学院新時代』次代につなぎ、時代を創る~
学校法人山梨学院創立70周年記念セレモニーが6月3日、山梨学院メモリアルホールで執り行われた。記念式典は、全教職員がこれからの山梨学院を一致団結し、新しい船出をしようと、およそ600人が列席し、午前10時より行われた。記念式典は開式の言葉を廣瀬孝嘉法人本部事務局長が述べ、続いて古屋忠彦理事長が挨拶に立った。「本日は我らが山梨学院の70歳の誕生日に当たります。この記念日にこれまでの波乱に富んだ学園の歩みを心静かに振り返るとともに次の100周年に向かって、力強く再出発して行くことを皆様とともに誓い合いたいと思います」と式辞を述べた。次に中学校・保坂恒太教諭の歌唱リード、小学校・長田直美教諭のピアノ伴奏で全教職員が校歌斉唱をした。記念式典に続いて、創立70周年記念セレモニーに時を合わせて、設置作業が行われてきたキャンパスセンターの「ステージ21」の披露が行われた。ステージの柿落としには、山梨学院の3団体「山梨学院ジュニアオーケストラ」、「山梨学院ウインドブラスアンサンブル」、「山梨学院チアリーダー・アルティ&ベッキー」による演奏や演技が行われ、記念セレモニーを盛り上げた。
山梨学院は1946年の開学以来、さまざまな改革と創造の歴史を重ね、「個性派私学の旗手」というイメージの確立を推進してきた。また、幼児教育から高等教育までの学校体系一貫を活かした総合学園として、「未来型学園のモデル校」を標榜。70周年事業において昨年に国際リベラルアーツ学部、今年はスポーツ学部を開設し、新たな時代にふさわしい大学づくりに着手した。さらに「地域文化の創造拠点」を目標に、文化・社会活動などを積極的に推し進め、地域に貢献する学園として存在感を高めてきた。
◆6月3日、「山梨学院創立70周年記念セレモニー」 第一部記念式典
すっきりと晴れわたり、キャンパスの緑がまぶしい6月3日、「山梨学院創立70周年記念セレモニー」が午前10時から山梨学院メモリアルホールで執り行われた。最初に廣瀬孝嘉理事・法人本部事務局長が、「本学はこの70年を次の時代に繋ぐターニングポイントとして位置づけ、これまで全学を挙げて『未来型学園の創造』に挑戦してまいりました。その準備もいよいよ整い、『山梨学院新時代』への出航の時がやってまいりました」と開式の言葉を述べた。続いて挨拶に立った古屋忠彦理事長は「本日は我らが山梨学院の70歳の誕生日に当たります。この記念日にこれまでの波乱に富んだ学園の歩みを心静かに振り返るとともに次の100周年に向かって、力強く再出発して行くことを皆様とともに誓い合いたいと思います。これまで本学を育て、支えてくださった多くの人々にそして今尚、お力を尽くしてくださっているご列席の教職員の皆様を初め、学園に心を寄せていただいているあらゆる方々に深く感謝し、心より御礼を申し上げます」と謝意を表した。さらに「今、創立70周年という大きな節目を迎え、建学の精神に基づいた使命を改めて見つめ直すとともに、本学が営々と築いた教育の成果をさらに充実・発展させ、明るい未来に繋げていきたいと思っています。・・・・・今後も地方都市に生まれた『個性派私学』として圧倒的な安定感を持ち、存在感を持つ、創造的で躍動感あふれる全国区の学園づくりを目指し、学園の総力を結集し根気良く努力を重ねていきたいと思っています」と式辞を述べた。続いて、全教職員約600人が中学校・保坂恒太教諭の歌唱リード、小学校・長田直美教諭のピアノ伴奏で校歌斉唱をし、第一部の記念式典を閉めた。
◆第二部「ステージ21」の披露 3団体が華やかにステージを飾る
記念セレモニー第二部は、場所を移しキャンパスセンター「ステージ21」のオープニングセレモニーが行われた。初めに古屋忠彦理事長は挨拶で、この「ステージ21」がつくられたキャンパスセンターの場所の由来を回顧し、また、70周年記念に仮設のステージではない、常設のステージをつくるに至った話をした。続いて学園の主役、各学校の代表学生・生徒・児童・園児の7人がテープカットをし、「ステージ21」がオープンした。杮落としとして山梨学院が誇る3つの団体が登場。まず、オープニングは「山梨学院ジュニアオーケストラ」。小学1年生から高校3年までの27人に先生5人が加わった総勢32人がディズニーアニメのヒット作などファンタジーで流麗な演奏を聞かせた。続いて高校の吹奏楽部と大学・短大の吹奏楽団で編成された総勢115人の「山梨学院ウインドブラスアンサンブル」は、美しく力強い曲や軽快なサンバのリズムを刻む迫力あるブラスの演奏で会場を沸かせた。トリを飾るのは「山梨学院チアリーダーと山梨学院マスコット・アルティ&ベッキーズ」。山梨学院応援部監督の川上琴美短期大教授、坂本里香コーチの指導・演出のもとで活動している、幼稚園児から大学の全学部・全学科の学生が参加した総勢96人のパフォーマンスチームが、70周年を祝うために創作したスペシャルパフォーマンスを披露、明るく元気な演技で会場を盛り上げた。それぞれが練習の成果を発揮し、オープニングセレモニーにふさわしいステージを披露した。
◆「山梨学院新時代」次代につなぎ、時代を創る
山梨学院の次なる目標は、100周年に向け、グローバル化に対応した教育環境づくりと学園を世界標準に変えていくこと。そしてスポーツの振興に見事な成果を収めてきた本学の特色を最大限に活かした新学部の発展。NO.1からONLY.1へ。活力あふれる「山梨学院新時代」に向け、さらなる『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』を目指して、山梨学院のチャレンジは続く。
文(K.F) カメラ(平川大雪・藤原稔) 2016.6.3