●第14回アルテア七夕まつり2016
~酒折の夏の風物詩、今年も盛況に開催~
~常設のステージも整備され児童・生徒らが躍動~
初夏の夕べを彩る「アルテア七夕まつり」が7月1日、大学内のキャンパスセンター棟STAGE21で開催された。アルテア七夕まつりは今年で16回を数え、学生や地域住民など約3000人が詰め掛け、思い思いの時間を満喫。今年は梅雨の晴れ間で、朝から気温があがり、日中は30度を超す真夏日となった。会場は色とりどり七夕飾りや短冊で彩られ、華やかさとともに一服の清涼感を与えていた。定番の焼きそばやかき氷などの屋台のほか、山梨学院短大食物栄養科による人気の揚げパンなど、多くの出店が軒を連ね、来場者を楽しませていた。また、新設されたステージを使ってのパフォーマンスでは、山梨学院ジュニアオーケストラや山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏、山梨学院小学校のアルティーズJr.によるチアダンスなども披露され、来場者から大きな拍手が送られた。七夕まつり終盤には、カウントダウンで会場の照明が落とされ、来場者は七夕の星に想いを馳せていた。
酒折の初夏の風物詩となった「アルテア七夕まつり」は、今年で16回目を数え、学生だけでなく家族連れなど多くの地域住民が会場に詰め掛けた。この日は、日中の気温が30度を超す真夏日となり、暑さが夕方まで残ったものの、会場に飾られた吹き流しや七夕飾りが一服の清涼感を与えていた。会場には今年も多くの出店が軒を連ね、午後4時30分から販売をスタート。定番の焼きそばやかき氷、金魚すくいなどのほかに、山梨特産のフルーツ、山学OBが経営する三和豆水庵による豆腐販売など多くの店で行列ができるほどの盛況ぶり。中でも山梨学院短大食物栄養科フードクリエイトコースによる揚げパンやアルティ&ベッキーのオリジナルクッキーの販売は6年目を迎え、すっかり人気店として定着。毎年楽しみにしている常連客は早々に来店して味を確かめていた。また、学生有志として学生会や樹徳祭実行委員会のメンバーも会場設営や模擬店運営等で七夕まつりの成功をサポート。学生会の丹澤元隆会長(3年・法学科)は「3年生を中心に約20人が準備など七夕まつりの運営を手伝っています。上級生が上手に指示を出すことができませんでしたが、1年生は自分たちで考えて動いてくれました。学生会では、きょうのような経験を通じて、学生一人一人とのきずなを大切にして学生生活をサポートしていきたいです」と述べ、樹徳祭実行委員会の山下大智会長(3年・政治行政学科)は「今年は約30人がテントの設営や会場の飾りつけなどを行いました。3年生が主体となり、初めての経験となった1年生に指導などを行いました。まだ慣れない部分もありましたが、樹徳祭本番までには完璧にできるようにしたいです。今年は創立70周年なので、きょうの経験をいかして、準備から全力で取り組み、樹徳祭が大成功できるよう頑張りたいです」と力強く語った。
一方、午後6時には山梨学院ウインドブラスアンサンブルが奏でる勇壮なファンファーレでステージイベントが開幕。今年、山梨学院は創立70周年を迎え、ステージ21を常設のステージとして整備し、6月3日の創立記念セレモニーでオープニングイベントを行った。主催者を代表し山梨学院学生センターの込山芳行センター長が「今年は山梨学院が創立70周年を迎え、このステージも常設のステージとして整備しました。このお祭りは、幼稚園から大学院までが一体となって盛り上げており、山梨学院ファミリーの力強さを感じます。近隣の方々も多数お越し頂いており、爽やかな心地よい風も吹き始めましたので、最後まで楽しんでいってください」と挨拶。ステージイベントは山梨学院小の児童を中心に構成された山梨学院ジュニアオーケストラの優しい音色の旋律を皮切りに、箱根駅伝やスポーツ大会などで選手たちを音楽で鼓舞する大学・短大生で構成する山梨学院ウインドブラスアンサンブルの力強い演奏と続いた。さらに、山梨学院小のアルティーズJr.による元気いっぱいのチアダンスが披露されると、会場からは大きな拍手が送られた。また、今年のライブイベントでは、愛田杏奈さん、ココロネコ、NYTのスペシャルステージが行われた。
フィナーレの午後8時には、11月5日の第18回ライトダウンやまなしのプレイベントとしてカウントダウンにより会場周辺の照明が落とされ、ステージの上部にプロジェクターで投影された天の川が出現し、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。今年も、上空は雲で覆われ、星空を眺めることはできなかったが、来場者は雲の上の七夕の星に想いを馳せていた。
文(Y.Y)、カメラ(藤原 稔)2016.7.1