山梨学院パブリシティセンター

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

●大学サッカー部男子が各地で熱戦
~各カテゴリーが高みを目指して奮闘~
~天皇杯山梨県決勝は山学同士の対戦に~

山梨学院大学サッカー部男子が7月3日、各地で熱戦を繰り広げた。トップチームは、東京都大学サッカーリーグ戦1部第9節(前期最終戦)を立教大学富士見総合グラウンドで立教大と対戦。試合は序盤から一進一退の攻防が続き、両校無得点の時間が続く。前半34分、ついに均衡が破れる。ゴール前の混戦から立教が先制し、さらに前半終了間際に、山学は2点目を追加され、0対2で前半を折り返す。後半に入り、山学は序盤からシュートまで持ち込むが惜しい場面が続く。一方の立教は、後半9分に右サイドから、山学DFの裏のスペースを突き、3点目を追加。反撃に出たい山学は、後半15分過ぎから攻撃のリズムが整い、25分にはDF多田倫浩のゴールで1点を返す。山学はその後もシュー トまで持ち込むものの得点を奪うことができず、結局1対3で敗退した。一方、富士北麓公園では天皇杯サッカー山梨県予選準決勝が行われ、山梨学院大ペガサスが2対1、山梨学院大オリオンズが4対1で勝利。7月末に行われる天皇杯山梨県予選決勝は、山学同士の対戦が実現した。
 
山梨学院大サッカー部は4つのカテゴリーに分かれ活動しており、トップチームからブレーブス、ペガサス、オリオンズ、ブラウンベアーズと愛称が付けられている。トップチームのブレーブスは、現在、東京都大学サッカー連盟1部に所属し、関東リーグ昇格を目指し、リーグ戦(都リーグ)を戦っている。ペガサス以下は山梨県サッカー協会1種に登録され、ペガサスとオリオンズが社会人リーグの最高峰のスーパーリーグ(SPL)に所属し、ブラウンベアーズは1部に所属している。7月3日は、ブレーブスの都リーグの前期最終節、ペガサスとオリオンズの天皇杯山梨県予選準決勝の計3試合が組まれ、山学イレブンは各地で奮闘した。

≪都リーグ1部第9節≫(7/3)於 立教大富士見総合グラウンド
● 山梨学院大 1

前半 0-2
後半 1-1

3 立教大 ○
得点 多田倫浩(山学)、関根陸・千葉滉一朗・森田晶彦(立教)


都リーグ1部の上位3チームには、上位リーグの関東大学サッカーリーグへの参入戦(入替戦)の出場権が与えられる。山学大(ブレーブス)は第8節を終わり3位につけ、良い形で後期を迎えるためにも勝利をものにしたかった。試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続き、山学はフィニッシュまで持ち込むものの、相手のゴールネットを揺らすことができない。両校無得点のまま迎えた前半34分、ついに均衡が破れる。山学は立教に攻め込まれ、ゴール前の混戦で踏ん張れず、先制を許してしまう。さらに、前半アディショナルタイムには、FKからゴール前にボールが入り、一度はクリアしたもののセカンドボールをものにできず、押し込まれ2点目を献上、0対2で前半を折り返す。後半に入り、 山学は何度も立教ゴールに攻め込み、シュートまで持ち込むが惜しい場面が続く。一方の立教も追加点をねらい、攻撃の手を緩めない。後半9分には右サイドから攻め込まれ、DFの裏のスペースを突かれ、山学は3点目を失点。山学は、苦しい時間が続くが、後半15分を過ぎると交替選手を中心に攻撃のリズムが徐々に整い始める。後半25分には立教のペナルティアーク付近で、DF多田倫浩(2年・山梨学院高)が相手をかわし、豪快なシュートを決め、1点を返す。さらに、追加点を奪いたい山学だったが、立教DF陣にゴールを阻まれ、追加点を奪えず試合終了。山学は前期最終戦に1対3で敗れ、順位を二つ落とし、5位で後半戦に臨むことになった。試合後、塚田雄二監督は「前半の立ち上がりの入りは悪くはなかったが、ゴール前のこだわりや決定力不足からだんだんひずみが出てきた。試合前から“球際の隙を見せるな”と言ってきたが、ああいう形で1点目を決められ、ひずみがなかなか修正できずに、後半にメンバーを入れ替えたが、流れが向こうに行ってしまった。しかし、3点取られた中で、自分たちで考え、修正して1点を返せたことはある意味良かったと思う」と試合を総括し、後半戦に向け「きょうも何人かケガ人がいる中で、控えの選手もある程度は戦えたが、チーム内でもっと競争が出て、前を追い越す選手が出てこないといけないと思う。この夏の期間に、選手たちの意識改革も含めて、ポジティブに前向きにトレーニングに励みたい」と述べた。

≪天皇杯サッカー山梨県予選準決勝≫(7/3)於 富士北麓公園陸上競技場
○ 山梨学院大ペガサス 2 前半 1-1
後半 1-0
1 韮崎アストロスFC ●
○ 山梨学院大オリオンズ 4

前半 2-1
後半 2-0

1 MGトラベッソ ●


一方、富士北麓公園陸上競技場で行われた、天皇杯山梨県予選準決勝にはペガサスとオリオンズが出場。ペガサスは3年ぶりの決勝進出・天皇杯出場を目指し、韮崎アストロスフットボールクラブ(SPL所属)と対戦し、オリオンズは4年ぶりの決勝進出・天皇杯出場を目指し、MGトラベッソ(1部)と対戦した。ペガサスは、先制を許したものの、逆転し2対1で勝利。オリオンズは4対1と快勝し、決勝に駒を進めた。ペガサス、オリオンズの両チームが勝利したことで、決勝は山学同士の対戦が実現。天皇杯山梨県予選決勝は7月31日に甲府・小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムで13時9分キックオフで行われる。

文・カメラ(Y.Y)2016.7.3