ホッケー女子日本代表が母校を表敬訪問
~現役河村、OG浅野・中島が代表選出を報告~
~それぞれがリオ五輪本番での活躍を誓う~
7月4日、山梨学院関係のオリンピック女子ホッケー日本代表選手が母校に表敬訪問をした。
6月14日に東京で日本代表選出の記者発表が行われ本学関係では、現役学生の河村元美選手、OGの浅野祥代選手(ソニーHC)、三橋亜紀選手(コカ・コーラウエスト)、中島史恵選手(ソニーHC)の4選手が選出された。この日は三橋亜紀選手を除く3選手とオリンピックホッケー審判員に4大会連続選出された山梨学院大OGの相馬知恵子審判員(NPO山梨県スポーツアカデミー)はホッケー部寺本祐冶部長、ジョン・シアン女子監督とともに母校を表敬訪問し、オリンピックの代表選出を報告。大学では古屋忠彦学長、下田正二郎カレッジスポーツセンター長が選手たちを出迎えた。山梨学院から初めてオリンピック選手を誕生させた1992年バルセロナ・オリンピックから今回のリオ・オリンピックまでに述べ52人を送ることになり、ホッケーに限ればアテネ大会から4大会連続延べ14人、実人数では10人を数える。選手たちは古屋学長、下田センター長から激励を受け、それぞれに抱負を述べた。報告会後、場所を移してメディアの取材を受けた。午後からは甲府市長、山梨県知事への表敬訪問が行われた。
山梨学院からは1992年のバルセロナ五輪に初めて日本代表選手を輩出し、今回のリオ五輪の10人を含め、夏冬の大会に延べ52人の五輪代表選手を誕生させた。ホッケー競技に限れば、初出場のアテネ大会から4大会連続で延べ14人、実人数10人を送り出している。
今大会には現役の河村元美選手、中島史恵選手が初選出。浅野祥代選手、三橋亜紀選手はロンドン大会に続き2度目の出場となる。
7月3日午前10時半、山梨学院関係のオリンピック女子ホッケー日本代表が三橋亜紀選手(2012年卒業 コカ・コーラウエスト)を除く、現役の河村元美選手(3年)、浅野祥代選手(2010年卒業 ソニーHC)、中島史恵選手(2009年卒業 ソニーHC)の3選手とオリンピックホッケー審判員に4大会連続選出された山梨学院大OGの相馬知恵子審判員(NPO山梨県スポーツアカデミー)は、母校を表敬訪問し、オリンピックの代表選出を報告。大学では古屋忠彦学長、下田正二郎カレッジスポーツセンター長らが選手たちを出迎えた。昨日都内で行われた日本代表結団式に参加した浅野祥代、中島史恵の両選手は、日本選手団の真っ赤な上着と白いパンツのユニフォーム。昨日まで大阪で全日本大学王座決定戦に出場した河村元美は、赤地に桜をあしらったトレーニングウエアで登場した。古屋学長、下田センター長から激励を受け、古屋忠彦学長は「今日の山梨学院のカレッジスポーツの振興がオリンピックやワールドカップ、世界選手権などに存在感を示すようになれたのもカレッジスポーツセンターの長年の戦略的な競技の強化、選手の育成の賜物です。ホッケーに関しても山梨学院抜きには今の日本女子ホッケーは考えられないくらい、色濃くコミットしています。そう意味でも誇りを持ってやってきて欲しい」と選手を激励。また、下田正二郎センター長は「輝かしいオリンピックに出られるという素晴らしさ。オリンピックは、実は出場を決めたということが、もう勝利者ということなんです。オリンピックに参加するために努力をした者が勝利者となる。参加することがすでに勝利者になる。この言葉を贈りたい」とエールを送った。それに対して河村元美選手は「選ばれたことはすごくうれしいです。1番最年少ということで出場するだけではなく、自分はフォワードなのでしっかり点を取る納得できるプレーをして日本にいい報告ができるように頑張りたいと思います」。浅野祥代選手は「今回自分は2回目のオリンピック出場となるのでチームとしてメダル獲得を目標に日々練習しているので残り30日余りとなったので1日1日大切にしっかり大切にトレーニングに励んでいきたいと思います。山梨学院卒業生という誇りを持って1戦1戦大事に戦ってきたいと思います」。中島史恵選手は「初めてのオリンピックになるのですけど、ピッチに立ったときには日本の代表として、しっかり堂々とプレーすることと、常日頃から1試合1得点というのを目標にしていますので、常に得点を狙っていきたいです。山梨学院の代表として名に恥じないように自信を持ってやっていきたいと思います」。今回で4大会連続となるオリンピックホッケー審判員に選出された相馬知恵子審判員は「4度目になりますが、プレッシャーも自分で懸けつつ日本の“さくらJAPAN”には必ずメダルを取ってもらいたいですし、笛を決勝で吹けるような審判をしていきたいと思います。自国の試合は笛を吹けないのですが、日本には自分の決勝への思いより、決勝に残ってもらいたい気持ちが強いです」とそれぞれ抱負を語った。
選手たちは報告会後に、多くのメディア関係者から取材を受け、午後から甲府市長、山梨県知事への表敬訪問が行われた。また、7月7日12時20分よりキャンパスセンター内「ステージ21」でリオ五輪壮行会が行われ、本学出身や在学中の選手、監督・コーチへ熱いエールが送られる。
文(K.F) カメラ(平川大雪) 2016.7.4