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夏の全国高校野球県大会、9日に開幕
~山梨学院高で夏の大会選手壮行会開催~
~春4強のシード校で5季ぶりの甲子園を狙う~

山梨学院高校で7月6日、「第98回全国高等学校野球選手権大会山梨大会」に出場する野球部の壮行会が、9日の開幕に先立ち山梨学院高体育館で開かれた。吹奏楽部の演奏に合わせ、全校生徒約1120人が手拍手で迎える中、真っ黒に日に焼けた部員ら73人が壇上に上がった。挨拶で山内紀幸校長は「この大会のために今までの悔しさがあったんだと思って甲子園の切符を掴んでいただきたい」と激励。生徒を代表して、塩谷智子生徒会長は「一戦一戦大切に戦ってください。生徒の皆さんは選手を後押しできるよう、一生懸命応援しましょう」と一丸を呼びかけた。続いて生徒全員で折った千羽鶴と花束が瀧沢虎太朗主将と椙浦光副主将に贈られ、瀧澤虎太朗主将が「夏の大会は春、秋以上に厳しい試合になると思いますが、今までやってきたことを信じて一戦必勝で向っていきたいと思います」と応えた。応援団・チアリーダー部・吹奏楽部を中心に校歌斉唱が行われ、吹奏楽部が演奏する「突撃のテーマ」に合わせ全員の手拍子で、山梨学院高野球部を“甲子園への道”に送り出した。

吹奏楽部の演奏する「春の道を歩こう」に合わせ生徒全員と教員の手拍子に迎えられ、瀧澤虎太朗主将を先頭に砂田球場での練習で真っ黒に日焼けして逞しくなった登録メンバー20人とベンチ入りを果たせなかった選手計69人、マネージャー、吉田洸二監督、田中信幸部長ら73人が壇上に上がった。挨拶に立った山内紀幸校長は「悔しい。悔しい。悔しい今までの試合結果でした。特に3年生は2年前の秋の大会から3回戦で本当に涙してきました。今の野球部員には夏の大会で勝つ資格があります。彼らは涙を流しながら、どの高校生に負けないくらい練習を重ねてきました。この大会のために今までの悔しさがあったんだと思って甲子園の切符を掴んでいただきたい」と全選手を激励した。応援する生徒を代表して生徒会の塩谷智子会長は「甲子園に出場するためには、県内の予選を勝ち進まなければならないので一戦一戦大切に戦ってください。生徒の皆さんは選手を後押しできるよう、一生懸命応援しましょう」と山梨学院一丸を呼びかけた。引き続き、必勝を祈願して生徒全員で折った千羽鶴と花束が瀧澤虎太朗主将と椙浦光副主将に贈られ、それに応えて瀧澤虎太朗主将tは「秋の大会の悔しさを胸に冬の練習では一人ひとりが限界まで体を追い込み、年末最後の練習では全員が涙を流すほどでした。その練習の成果もあり、春では4強まで進出し手応えを感じることができました、夏の大会は春、秋以上に厳しい試合になると思いますが、今までやってきたことを信じて一戦必勝で向っていきたいと思います」と健闘を誓った。最後に応援団の田中ともかさん、深澤菜月さんの音頭で、チアリーダー部・吹奏楽部を中心に、生徒全員で校歌斉唱を行った。吹奏楽部が演奏する「突撃のテーマ」に合わせ全員の手拍子で、山梨学院高野球部を“甲子園への道”へ送り出した。

大会は、7月9日開幕。甲子園出場を懸け36校が山日YBS球場、富士北麓球場で熱戦を繰り広げる。春の県大会上位8校がシード校。春季大会5季ぶりに4強入りした山梨学院高の初戦は、7月14日(木)午前9時から山日YBS球場で第1試合目に韮崎工高と対戦する。涙の猛練習に耐えた選手の5年ぶり、夏の甲子園出場への挑戦が始まる。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2016.7.6