山梨学院パブリシティセンター

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

山梨学院大リオ五輪出場選手・役員 壮行会
~河村元美選手、台湾柔道代表連珍羚選手らが抱負を述べる~
~現役・OB・OG選手10人、役員ら合計14人が出場~

山梨学院大学は7月7日、リオデジャネイロオリンピックに出場する現役・OB・OGの10人と役員、コーチ、審判員4人、合わせて14人の五輪壮行会をキャンパスセンター棟「ステージ21」で行った。壮行会にはホッケー女子日本代表の河村元美選手(現代ビジネス3年)と山梨学院大柔道部出身で柔道台湾代表の連珍羚選手(法学部2014年卒)、スポーツ科学部教授の高田裕司日本代表選手団(JOC)総監督、スポーツ科学部教授・麻場一徳日本代表陸上競技監督、ホッケー女子審判員として4大会連続出場する相馬知恵子さん(法学部1998年卒)の5人が出席した。ホッケー女子の三橋亜記選手(法学部2009年卒)・浅野祥代選手(商学部2007年卒)・中島史恵選手(法学部2006年)、競泳競技に出場する鈴木聡美(経営情報学部2010年卒)・江原騎士選手(経営情報学部2016年卒)、柔道に出場する山部佳苗選手(法学部2010年卒)、陸上競技競歩の藤澤勇選手(商学部2007年卒)、7人ラグビーの後藤輝也(法学部2014年卒)、バスケットボール部女子監督・梅嵜英毅女子日本代表コーチの9人は都合で出席できないため名前と競技を紹介された。河村元美選手は「山梨学院大学在校生の唯一のリオ五輪選手となるのでその誇りを持って、頑張ってきたいと思います」と挨拶。連珍羚選手は「山梨学院で4年間頑張ってきたおかげで、オリンピック選手になれました。先生方に恩返しができるように、また、台湾柔道の歴史を作れるように思い切り自分の柔道をやってきます」と挨拶した。壮行会には学生、教職員など約1000人が集まり、リオ五輪に出場する選手・役員らを大きな拍手で送り出した。河村元美選手は、11日から23日まで岐阜で最終国内合宿を行い、7月26日にリオへ向け出発する。

壮行会は新しくなった『ステージ21』で応援部の激励パフォーマンスで始まり、込山芳行学生センター長の開会の言葉に続きファンファーレと約1000人の学生、教職員の大きな拍手に迎えられ選手・役員が登壇した。壮行の言葉で古屋忠彦学長は「山梨学院オリンピアンが誕生したのはスペイン・バルセロナであります。それから記憶に新しいロンドン大会までに私たちの関係者が選手だけで42人が山梨学院のスポーツ振興の歴史にその名を刻みました。そして今日リオ五輪に新たな歴史を刻む山梨学院関係者の皆さんが約50人を超える総数になります。誠に誇り高い成果であります。高揚する気持ちは尽きませんけれども皆さんに栄えあるリオでの活躍を期待する選手、指導者の皆さんに熱いエールを送っていただきますよう心からお願いいたします」と激励した。続いて下田正二郎カレッジスポーツセンター長は「オリンピックは参加することに意義があると言われますが、そうではない。オリンピックに行くまでいかに努力をして、いかに精進を重ねた結果がオリンピックという舞台に立つことができる。彼らはすでに勝利者なのです。その成果がまた一つの結果として表れてきます。選手の皆さんは今までやってきたことを出し切る。勝負の結果はその後に後から付いてきます。平常心を持ってやり切る。そういう思いで戦ってください」とエールを送った。丹澤元陸学生会会長は「オリンピック代表に選ばれるまで選手は苦しいことがあったと思います。想像を絶する激しいトレーニングで流した汗、凌ぎを削るライバルたちとの争いの中で流した悔し涙、うれし涙。何よりも自分との戦い長い日々があったと思います。今回のオリンピックでは日本を代表して、また、山梨学院を代表して、日の丸を背負うことの重圧に負けずにフェアプレーの精神で思う存分、世界の強豪たちと堂々と戦ってください」と激励した。

それに応えて河村元美選手は「初めて出場するオリンピックは、夢の舞台でもあります。その舞台では山梨学院で学んだ3年間の自分が持っている力を十分に発揮したいと思います。山梨学院大学在校生の唯一のリオ五輪選手となるのでその誇りを持って、頑張ってきたいと思います」。連珍羚選手は「オリンピックで金メダルを取る夢を叶えるために8年前に山梨学院に留学しました。山梨学院で4年間頑張ってきたおかげで、オリンピック選手になれました。先生方に恩返しができるように、また、台湾柔道の歴史を作れるように思い切り自分の柔道をやってきます」。高田裕司JOC総監督は「オリンピックまで30日を切りました。私は2つの目標を持って、オリンピックに臨みます。一つはメダルの数をロンドン五輪金メダル7個、メダル数38個、今回の目標は金メダルをロンドンの倍の14個、メダル総数を30以上目指して戦ってきます。もう一つの目標は2020年東京五輪、パラリンピックのためにもこのリオでは選手たちに、しっかり2020年に繋がるような戦いをさせてきたいと思います」。麻場一徳陸上競技監督は「陸上競技はメダルを取ることがなかなか難しい競技ですが。その中で山梨学院の卒業生で20km競歩に藤澤選手が出場します。この競技は最も陸上競技の中でメダルに近い種目だと思います。ぜひ皆さんの先輩を応援していただけたらと思います」。相馬知恵子審判員は「私は山梨学院ホッケー部の1期生として山梨学院に入学しました。学生の時に選手とは違う審判員の役割を見つけました。そしてその時に審判員としてオリンピックに参加したいという夢を持つことができました。今回審判員として4回目の出場となるわけですが、これまでの経験を活かし自分の納得いく試合ができるように頑張ってきたいと思います」とそれぞれが抱負を語った。その後、出席者全員に応援部から花束を贈られ、応援部のエール、校歌斉唱と続き、選手・役員らをリオ五輪へ送り出した。河村元美選手は、11日から23日まで岐阜で最終国内合宿を行い、7月26日にリオへ向け出発する。

各種目の日程は
ホッケー女子は予選8月7日(日)~15日(月)・準決勝17日(水)・決勝19日(金)
柔道78kg超級:山部佳苗8月12日(金)・57kg級:連珍羚8月7日(日)
水泳女子100m平泳ぎ:鈴木聡美8月7日(日)予選準決勝・8月8日(月)決勝
水泳男子4X200mリレー:江原騎士8月9日(火)予選決勝
陸上競技20㎞競歩藤澤勇8月12日(金)
男子7人制ラグビー後藤輝也8月9日(火)~11日(木)の予定で行われる。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2016.7.7