山梨学院大・短大オープンキャンパス
~キテ、ミテ、山梨学院の魅力を120%体感~
~学生スタッフが笑顔で学園の魅力を発信~
山梨学院大学・山梨学院短期大学のオープンキャンパスが8月20日・21日の両日開催された。7月から9月にかけて行われるオープンキャンパスは、8月が同日開催となっている。午前中は短大、午後からは大学で行われ、例年、教職員を学生がスタッフとして支えている。学生たちの役割は『受付係』から『学びの体験講座』や『学部別授業体験』のアシスタント、『キャンパス見学ツアー』のガイド、『在学生相談』など多岐にわたり、教職員をサポート。自分たちの体験を基に先輩として親身な相談やアドバイスを伝えていた。スタッフの学生の一人は「良い面とか辛いところも経験したので、そういうことも包み隠さずしっかり伝えれば高校生が山梨学院に興味を持ってくれると思いスタッフに参加しました」と話した。2日間の参加者は短大に約400人、大学には約750人と多くの参加者がキャンパスを訪れ、興味深く、説明会や授業体験、キャンパスツアーなどに参加、学生スタッフのきめ細かな対応など山梨学院大・短大の魅力を120%体感していた。
◆山梨学院短期大学オープンキャンパス(午前)
同日開催されたオープンキャンパスは、午前中は短大、午後は大学という日程で行われた。
午前中に行われた短大のオープンキャンパスには、開始10時前に2日間とも約200人の高校生と保護者が訪れ、受付のあるサザンタワー3階フロアーは多くの人であふれた。会場では、教職員に交じり、食物栄養科、保育科、専攻科保育専攻の学生35人がスタッフとしてオープンキャンパスを支えていた。『☆山スタ☆』の愛称で、7月から9月に開催される短大のオープンキャンパスに在学生が『受付係や案内係』、『キャンパス見学ツアー』のガイド、食物栄養科、保育科の『体験講座』のアシスタント、高校生や保護者からの相談に先輩としてアドバイスをするなど山梨学院短大の魅力を伝えている。学びの楽しさを体験する講座では保育科が『造形遊び入門~コラージュ~』、食物栄養科のパティシエコースでは『ロールパン』を実際につくり参加者は短大の授業に触れていた。
『☆山スタ☆』スタッフとして受付で笑顔を絶やさず参加者に対応していた保育科2年の羽田安紗美さんは「笑顔が良いと進められてスタッフになったのですが、私が大学に入って良かったことやうれしかったことを率直に話すことで高校生が『そうなんですね』と笑顔で聞いてくれることにやりがいを感じています」と話した。同じく受付の専攻科保育専攻2年・森歩さんは「私がオープンキャンパスに来た時に、先輩から丁寧に分かり易く大学生活を説明してくれ、私も大学に入ったら後輩たちにそのような思いで伝えて、一緒に楽しさを共有し大学の面白さを伝えていきたいと思いスタッフになりました」ときっかけを話した。ツアーガイドを務めた専攻科保育専攻1年の小林優莉さんは「保育科の時はスタッフにはならなかったのですが、専攻科で先輩になり、いろいろな良い面とか辛いところも経験したので、そういうことも包み隠さずしっかり伝えれば高校生が山梨学院に興味を持ってくれると思いスタッフに参加しました。先程行ったキャンパスツアーでは県外の高校生も多く、いろいろな質問に山梨学院の特徴や魅力を説明しました」と語った。
オープンキャンパスに参加した高校生に話を聞くと。食物栄養科の説明会に二人で参加した男子生徒(右・山口拓巳さん、左・石川陽平さん)、山口拓巳さんは「将来の夢が管理栄養士で、2年で栄養士になり、さらに勉強して管理栄養士を目指します」。石川陽平さんは「4年の健康栄養科へ行って、管理栄養士と考えたのですが、短大の2年という短い期間で栄養の基本が学べることと同時に栄養士の資格が得ることができ、それから自分が学びたい方向へ進めると思うので、オープンキャンパスで様子を見に来ました」と二人は将来を描いていた。母親の実家が山梨県ではるばる山口県下関市から参加した山本ひかるさんは「母親の実家が大学に近く、保育科に進みたくて参加しました。すごく楽しそうだし、先生と生徒の距離が近い印象を持ちました。キャンパスを見て最初に大きいなと、そしてきれいで大学に入ったら毎日が充実しそうだなと思っています」と話した。参加者の間を活発に動く「☆山スタ☆」の学生たちはどこでも笑顔で対応、母校の魅力をさらに後押ししていた。
次の開催は9月17日(土)・18日(日)の両日としている。
◆山梨学院大学オープンキャンパス(午後)
一方、大学のオープンキャンパスは午後から行われた。ここでも学生スタッフ20人は『総合案内所』の受付係や『全体説明会』の会場案内係、キャンパスツアーガイドなどでオープンキャンパスをスタッフとして支えた。午後12時30分に始まる『全体説明会』会場のメモリアルホールには両日約350人の参加者が集まった。大学の特徴や強み、他の大学にはない就職支援体制などが説明され、参加した高校生、保護者はメモを取るなど熱心に聞き入っていた。『全体説明会』後には、5学部それぞれに分かれ各部の魅力紹介や授業体験を行われた。ラウンジYでの『個別相談コーナー』では教職員が入試や学生生活の不安など参加者の質問に誠意を持って対応した。
『全体説明会』の司会進行の大役を務め、ツアーガイドのスタッフも担当した法学部政治行政学科4年の手塚美涼さん(甲州市)は「ツアーガイドは30分ほどで余り時間がなかったので、自分がよく利用しているところや親身に相談に乗ってくれる就職・キャリアセンターなどお世話になっているところを中心に参加者に分かってもらえるように山梨学院の魅力を説明しようと心掛けました」と話した。『総合案内所』でてきぱきと参加者に応対していた静岡県出身の法学部法学科4年・伏見華依さんは「高校のときに学生スタッフの方にたくさん話しかけていただいて、その時に優しく接してもらいこのような大学に入りたいと思ったのがきっかけでした。高校生は大学のことを余り知らないと思っているので、山梨学院だけではなく大学というのは、このように楽しいんだよと、勉強以外にも本当に楽しみが多いのでそこを伝えていきたい」と話した。この後ツアーガイドも担当すると言い、オープンキャンパスをスタッフとして活き活き楽しんでいた。
現代ビジネス学部の授業体験をした参加者の富士河口湖町在住の坂本理緒さんは「キャンパスが思っていた以上に大きくきれいな感じがしました。先生たちも面白くて話しやすい雰囲気がありいいなと思いました。『コミュニケーション力』の授業も興味深く面白かったです」と話した。今年開設した「スポーツ科学部」の授業体験にはスポーツへの関心の高まりもあり多くの参加者が集まり『低酸素ルーム』の効果などの説明を熱心に聞いていた。参加者の甲州市在住の梅田彩香さんは「高校の先生の勧めで来たのですが施設や設備も充実していて、学びやすい環境だなと思いました」と好印象を語った。
今回のオープンキャンパスも『総合案内所』でのYGUグッズが当たる福引抽選会や、大学周辺バスツアー、学食体験など参加者が山梨学院大の魅力を120%体感できる企画を実施した。20日・21日2日間の参加者は約750人余り。次回は、9月17日(土)に開催する。
文(K.F) カメラ(平川大雪) 2016.8.21