山梨学院パブリシティセンター

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子育て支援事業「親子でクッキング」
~家庭で手軽にできるメニューを親子で調理~
~調理を通じ「食」に関する興味・関心を高める~

山梨学院幼稚園子育て支援センターは8月23日、山梨学院短大調理実習室で「親子でクッキング」を開催した。この催しは、山梨学院子育て支援センターの子育て支援事業の一環として実施され、親子で一緒に楽しく調理し、子どもたちの食材や調理への関心を高めることを目的にしている。午前・午後の部合わせて41組の親子が参加し、対象の年中に達したことで初めて参加した親子や昨年参加したリピーターの親子も数多く参加した。山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が講師を務め、深澤教授の指導を受けながら親子は協力してピビンパ、野菜たっぷり豆乳みそスープ、しゃかしゃか・アイスの3品を作り上げた。今回は昨年に引き続き、子どもたち自身が食材の野菜を選びスープを調理。また、家庭でも応用できるよう、フリーザーバッグと塩、氷を使って作るアイスも調理された。調理中は、幼稚園スタッフや食物栄養科の学生も適宜調理補助やアドバイスをして、親子をサポート。子どもたちは保護者に手を借りながら楽しみながら調理を行い、食に関する興味や関心を高めていた。
 
「親子でクッキング」は山梨学院幼稚園子育て支援センターの子育て支援事業(施設開放・地域交流事業)として今年で6回目を数える人気講座。多くの応募者に対応するため、午前・午後の2部制で実施し、年中から小学校6年生までの親子を対象に行われている。今年度は午前・午後の部合わせて41組の親子が参加し、今年から年中に進級し、初めて参加した親子や昨年・一昨年に参加したリピーターの親子も数多く参加した。講師は、山梨学院短大食物栄養科の深澤早苗教授が務め、幼稚園スタッフや食物栄養科の学生も調理補助として協力し、親子をサポートした。この日のメニューは、ピビンパ、野菜たっぷり豆乳みそスープ、しゃかしゃか・アイスの3品。深澤教授は、調理手順の説明とともに家庭での調理方法のアドバイスや子どもたち向けに包丁の正しい使い方などの説明を行った。この後、参加者はグループごとに分かれ調理を開始。今回も昨年に引き続き、子どもたち自身が自由に食材の野菜を選んでスープを調理。お友達と調理することで、苦手な野菜に挑戦する子どももおり、食育への効果も期待された。さらに、家庭で簡単に調理ができるよう、フリーザーバッグ(チャック付密閉袋)と氷、塩を使ったアイス作りにも挑戦し、子どもたちは、一生懸命袋を“しゃかしゃか”振り、アイスを作っていた。ある程度固まったところで、袋を冷凍庫に移し、しばらく凍らせれば手作りアイスの完成。調理中は適宜、深澤教授や幼稚園スタッフらが巡回し、手助けや助言を行い、スムーズに進むようサポート。およそ1時間半で料理は完成し、全員で手作り料理を頬張った。子どもたちは、自分たちで作った料理を口いっぱいに頬張り、保護者はその様子を写真に収めるなどしていた。食事中、深澤教授が家庭で調理する際のポイントやレシピのアレンジ方法などを説明。一通り食事が終わると、食器洗いや調理器具の片付け、ごみの分別などを協力して行い、親子クッキングは終了した。子どもたちは、保護者やお友達とともに楽しく調理を行い、食に関する興味や関心を高め、夏休みの一日を有意義に過ごしていた。

文、カメラ(Y.Y)2016.8.23