山梨学院パブリシティセンター

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●山梨学院短大・山梨中銀連携事業
~絵で描く、食べてみたい「夢のケーキ」表彰式~
~入賞者の絵を山学短大生がケーキで再現~

山梨学院短期大学と山梨中央銀行の連携事業「第5回ドリームケーキ・プロジェクト」が、今年も子どもたちが食べてみたいと思う、「夢のケーキ」の絵を募集し、山学短大食物栄養科フードクリエイトコースの学生が受賞作を本物のケーキに再現するという地域貢献活動。2012年に初めて実施された「夢のケーキ」は、学生たちが実際に創作することで子どもたちに夢が実現する喜びを感じてもらうためと、食育につなげることを目的に行れている。大変好評だったことから今年で連続5回目の開催となる。今回は、10月11月にかけて山梨中央銀行の県内全店で絵の募集が行われ、約930点の応募作品の中から絵の選考を経て、最高賞「ドリームケーキ大賞」を獲得した北杜市・長坂小学校6年の川名優子さんの作品「2020!オリンピックケーキ」など、受賞3作品の製作が12月10日の午前中に行われた。午後からは受賞者3人の子どもたちを山梨学院短大スイーツスタジオに招き、表彰式が行われ再現された本物のケーキがプレゼントされた。

今年の夢ケーキは、「ドリームケーキ大賞」に北杜市長坂小学校6年の川名優子さんの「2020!オリンピックケーキ」、「未来のパティシエ賞」が富士川町峡南幼稚園の北村宏人くん(5歳)の「海賊の宝箱ケーキ」、「山梨中央銀行賞」には市川三郷町市川東小学校4年の北島水澄さんの「Cherry blossomケーキ」の3作品に決まった。

フードクリエイトの1年生20人の学生たちは、事前に自分たちが作るケーキの審査を行い、約930点の絵の中から3作品を選び出し、素材の手配と準備を進め10日の午前中に製作を行った。ドリームケーキ大賞を獲得した川名優子さんの「2020!オリンピックケーキ」は、丸い土台にクリームとイチゴをあしらい、上に日本国旗に五輪のマークをデザインしたケーキ。幼稚園児の北村くんの「海賊の宝箱ケーキ」は、チョコレートで作った宝箱にフルーツやケーキをどっさり詰め込んだ夢溢れる作品。北島さんの「Cherry blossomケーキ」は丸い土台にイチゴとバラを配置、その上に桜の木をイメージした飾り付けで女の子らしい可愛らしさを表現。学生たちはアイディアを出し合い、工夫を凝らし3作品を作り上げた。

10日午後から短大スイーツスタジオ2階で表彰式が行われ、山内淳子短大学長と古屋賀章山梨中央銀行執行役員営業統括部長が主催者挨拶を行い、山内淳子短大学長は「学生のお姉さんお兄さんたちは、皆さんの夢のケーキを本物のケーキにしようと一生懸命頑張りました。皆さんのとても純粋なきれいな心を持って描く夢が本当に実現する、本物になるという喜びを感じてほしいと思っているからです」と挨拶した。続いて白鳥仁山梨学院短大事務局長が企画趣旨説明を行って完成した3作品がお披露目された。いずれも色鮮やかで夢がたくさん詰まった作品に仕上がり、会場から歓声が上がった。山内短大学長、羽畑祐吾食物栄養科長、古屋賀章執行役員から受賞した3人に表彰状と絵の縮小写真をはめ込んだ特製のオリジナル表彰楯がそれぞれ贈られた。自分のアイディアが形になったケーキに子どもたちは目を輝かせていた。

子どもたちが描いた「食べてみたいケーキの絵」全作品の内、山梨学院短大と山梨中央銀行で選考した約30点を、山梨中央銀行本店ロビーで12月19日から22日まで展示する。

文(K.F) 写真提供(山梨学院短期大学) 2016.12.17