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●2016全国高校サッカー 開会式
~山学高、登録メンバー30人が堂々の入場行進~
~7大会ぶりの優勝を目指し、気持ちを高める~

「第95回全国高等学校サッカー選手権大会」の開会式が12月30日、東京・駒沢陸上競技場で行われた。全国4.134校から48校(東京は2校)が各都道府県の予選会を勝ち抜いて集結した。山梨学院高校は11月の県予選の決勝を1-0で勝利し、2年ぶり5度目の全国大会の切符を手に入れた。前年度優勝の東福岡高校を先頭に北から南の順で入場行進を行い、山梨学院高は17番目に登場。校旗を持つ小林友也主将を先頭に清々しい晴れやかな表情で入場行進を行った。選手宣誓では青森山田高校(青森)の住永翔主将が「この大きな大会を経験した多くの先輩が世界を舞台にした活躍する姿に憧れ、次は自分の番だと夢見てきました。そして今、この場に立てる幸せに感謝しています」と堂々と述べた。開会式後の開幕戦はこの会場で関東一高(東京B)と野洲高(滋賀)の対戦。大会の熱戦の火蓋が切っておろされた。試合は首都圏の9つの会場で行われ、準決勝(1月7日)と決勝(1月9日)は埼玉スタジアムで行われる。山梨学院高は明日大晦日、駒沢陸上競技場で岡山県代表の岡山学芸館と対戦する。7大会ぶりの優勝を目指し、まずは初戦をものにする。

東京の空は雲一点もない青色が広がった。「第95回全国高校サッカー選手権大会」が12月30日、開幕した。午後12時40分、駒沢陸上競技場に4,134校、全国都道府県の予選を勝ち抜いた48チーム(東京は2校)の精鋭が集結。開会式は、西武台千葉高校吹奏楽部約80人のマーチングバンドの華やかな演奏で始まった。前年度優勝校の東福岡高(福岡)を先頭に入場行進が行われ、山梨学院高は17番目に入場。登録メンバー30人は、山梨学院のスクールカラー、プルシアンブルーとゴールキーパーはイエローのユニフォームで爽やかな笑顔で「イチ、ニ、イチ、ニ」と元気な声を出し、手足を高く上げ堂々と行進。メインスタンドには片手を振り声援に応えた。メンバーに入れなかった選手はバックスタンドの観客席で「来年こそは自分の番」と入場行進を見守った。選手宣誓は青森山田高校(青森)の住永翔主将が「この大きな大会を経験した多くの先輩が世界を舞台にした活躍する姿に憧れ、次は自分の番だと夢見てきました。そして今、この場に立てる幸せに感謝しています。私たちがここまでたどり着けたのは、仲間との絆があったから。監督やコーチの励ましと窮地を救ってくれた先輩がいたから。そして何より家族の支えがあったからです。その全てに感謝し、ピッチに立ちます」と清々しく堂々と宣誓した。また、最後に11月に起きたブラジルプロサッカーチームチーム「シャべコエンセ」の航空機事故犠牲者に哀悼の意を述べた。開会式後、校旗を持ち先頭を歩いたMF小林友也主将(3年)は「3年間やってきた集大成が始まるんだと実感しました。見てる人に戦っている姿を見てもらい、1-0でもどんな形でも泥臭くても内容悪くても勝ちにこだわっていきたい」と勝利に懸ける強い気持ちを滲ました。2年前にDFで全国大会に出場した大野佑哉さんの弟、GKの大野郁哉選手(3年)は「この駒沢のピッチで2年前兄が負けていて、それである意味兄弟の時間が止まっているという思いがあるので、まず、駒沢の初戦を勝って、勢いをつけていきたいと思います。泥臭く自分たちらしさを前面に出して、熱いプレーを見せたいと思っています」と意気込みを語った。今月初めに試合中に左足首を負傷し、初戦出場が微妙なエースFW加藤拓己選手(2年)は「やっとたどり着いた待ちに待った入場行進で楽しかったです。自分たちがここに出場するということは、周りの支えだったり保護者、チームメイトの支えであったりするので、それに対して感謝の気持ちを忘れずに、今日は皆行進できたかなと思います。自分自身は、出られるか分からないですが、本当に仲間を信じるだけですし、きっと今のメンバーだったら絶対に負ける気はしないので、ぜひ勝ってもらいたい」とチームへの信頼は厚い。山梨県浅川中学出身のMF雨宮壮選手(3年)は「大舞台なので楽しみながら行進しました。出られない3年生もいるのでその選手たちの分まで頑張ろうという気持ちです。自分たちは、誰一人として上手い選手はいないので、泥臭くひとつずつ勝ち進んでいきたいな思います」と謙虚に語った。

山梨学院の初戦は明日の大晦日、駒沢陸上競技場で午後12時05分にキックオフされる。開会式を終えた選手らは、駒沢大学グラウンドに向かい、午後4時から明日の試合に備え調整練習を行った。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2016.12.30

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