●2017山梨県高校総体 10日開幕
~山梨学院高校で高校総体出場選手壮行会~
~剣道部望月主将が健闘を宣誓~
高校スポーツ最大の祭典“高校総体”に出場する選手の壮行会が5月8日、山梨学院高校で行われた。「第69回山梨県高校総合体育大会春季大会」は、10日から12日までの3日間、甲府・小瀬スポーツ公園をメイン会場に、男子38校、女子40校が参加して、33競技で力と技を競う。山梨学院高校は男子が14競技、女子が10競技に出場する。壮行会に全校生徒が見守る中、大会に出場する全選手がサッカー部を先頭にそれぞれのユニホーム姿で登場した。山内紀幸校長の激励の挨拶の後、剣道部の望月優希主将が「スポーツマンシップにのっとり、フェアプレーを心掛け力強く戦います」と選手宣誓を行った。昨年、女子が2年連続9度目の総合優勝を飾り、男子は総合準優勝だった。今年は、男女アベック総合優勝を目標に戦いを挑む。山梨学院高校は、女子が陸上・ソフトボール・テニス・水泳・ゴルフなどで優勝を狙い。男子はホッケー・陸上・水泳・テニス・空手などで優勝に挑む。
昨日の5月7日、山梨学院高校野球部が「春季関東高校野球山梨県予選会」で優勝を決め、その喜びの余韻が残る中、5月8日、山梨学院高校前庭で全校生徒を集めて「平成29年度山梨県高校総体壮行会」が行われた。初めに山内紀幸校長は「それぞれの大会で優勝を目指して欲しいですけど、まず自分を越えていくことを心に留めて臨んでいただきたい。一球、ひとかき、一歩、そこに魂を込めて自分たちのベストなパフォーマンスを披露していただきたい。男子、女子ともに学校対抗の総合優勝を目指して、応援する側も選手も一体となって頑張ってほしい」と挨拶した。応援する生徒を代表し望月梨生生徒会長が「この高校総体が最後の総体になったり、インターハイに繋がる重要な大会になったりするなど、さまざまな思いを胸に大会に臨むと思います。悔いの残ることがないよう、日々の練習の成果を十二分に発揮してきてください。ひとつでも多くの勝利を掴むことを願っています」と激励の言葉を贈った。これを受けて剣道部望月優希主将が「スポーツマンシップにのっとり、フェアプレーを心掛け力強く戦うことを誓います」と大会での健闘を誓った。その後「この大会で引退なので思い出が残るように、しっかり良い成績を残して、後輩たちにいい形で引き継げたらと思っています」と話した。最後は吹奏楽部の演奏と応援団・チアリーダー部がリードする「突撃のテーマ」に、全校生徒が「フレー・フレー・ヤマガク、ゴー、ゴー」と高らかな掛け声で選手を大会に送り出した。
高校総体は10日から12日までの3日間、甲府・小瀬スポーツ公園をメイン会場に繰り広げられるが、競技数や出場校の多い陸上・サッカーなどの競技は、4月29日から随時先行開催され、熱戦が繰り広げられている。昨年、山梨学院高校は、女子が2大会連続9度目の総合優勝を飾り、男子も総合準優勝となった。今年は、女子が陸上・ソフトボール・テニス・水泳・ゴルフなどで優勝を狙い。男子はホッケー・陸上・水泳・テニス・空手などで優勝に挑み、男女アベック総合優勝を目標にする。開会式は、10日午前9時から、小瀬スポーツ公園山梨中銀スタジアムで行われる。新緑がまぶしい5月の陽光の下、山梨学院の若きアスリートたちの肢体が、しなやかに伸びやかに力強く大地を躍動する。
文(K.F) カメラ(藤原 勇)2017.5.8