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●山梨学院高校「芙蓉祭2017」
~テーマは「Risk taker~失敗を恐れるな~」
~1104人が今だけの青春を全力で謳歌~

山梨学院高校の学園祭平成29年度「第60回山梨学院高校芙蓉祭」が6月15日・16日の両日に開催された。昨年、山梨学院は創立70周年、高校は60周年を迎え、新たなスタートを切った。創立の翌年から始まった山梨学院高校“芙蓉祭”は第60回目を数える。今年の芙蓉祭のテーマは「挑戦」。テーマは「Risk taker~失敗を恐れるな~」。失敗を恐れない勇気と、自分の強い信念をもって新たな一歩を踏み出そうと、節目に当たるこの年に、これから荒波に立ち向かう強い気持ちが込められた。1日目の15日は大学キャンパス内古屋記念堂において行われた。芙蓉祭実行委員長の中村友哉さん(3年)が「思い出に残る素晴らしい芙蓉祭にしましょう」と開会宣言。吹奏楽部やチアリーダー部などの文化ステージや高1のダンスパフォーマンスのクラス発表、仮装コンテストなどが行われた。2日目の16日は山梨学院高を会場に行われた。前庭には例年生徒全員が参加して製作される巨大なモザイク画が掲げられ、模擬店が立ち並ぶ祭りの雰囲気を演出。体育館ではグループごとのカラオケやダンス、バンドのパフォーマンスが演じられ会場は熱気に包まれていた。他に2年・3年のクラス企画では、高校生らしいアイディアで教室をエンターテイメントの世界に作り上げていた。サークル活動の発表では、茶道部のおもてなしによる呈茶、放送部、アート部、写真展など日頃の活動の成果を披露し、学園祭を華やかに盛り上げた。

◆《芙蓉祭1日目 6/15 古屋記念堂 文化ステージ》

1日目は古屋記念堂で文化ステージが行われた。オープニングは、芙蓉祭実行委員会と放送部が製作した映像がスクリーンに流された。「宝を探せ」というテーマで奪われた宝を実行委員が時系列で捜索が進むドラマ仕立ての内容が古屋記念堂の今に繋がり、追ってきた実行委員長が開会宣言を行う、粋な演出で幕が開いた。初めに山内紀幸校長が「感動を呼ぶ素敵なパフォーマンスには絶大な拍手をお願いします。微妙なパフォーマンスにも絶大な拍手を!しかし、こんなの見ちゃいられないパフォーマンスにも絶大な拍手をお願いします。今日、明日楽しんで行きましょう」と場を盛り上げた。続いて、中村友或芙蓉祭実行委員長(3年)が「今日までの数週間、みんなたくさん頑張って、たくさん努力して、たくさん準備してきました。それをこの2日間で十二分に披露してください。そして思い出に残る素晴らしいものにしていきましょう」と挨拶した。文化ステージのトップバッターは、部に昇格し初めての書道パフォーマンス。4X6mの大きな和紙に「遥かな彼方まで続いている旅路。それでも進んでいればいつか地平線の先、虹をかけにいこう」のメッセージに、それに加え「前進」の文字を大筆書きした。他に放送部のびっくり映像製作発表やチアリーダー部の軽快なコンビネーションパフォーマンス、新任教師の映像とダンスのステージ、昼食を挟んで行われた午後の部では、吹奏学部約100人の部員によるディズニー映画の主題曲「魔法にかけられて」、TVドラマの主題歌になった「恋ダンス」など4曲を迫力ある演奏で披露。新体操部4人によるバトン・ボール・フープを使った華麗な演舞で会場を彩った。文化ステージの合間には高1のクラス発表、仮葬コンテスト「YGC山梨学院コンテスト」、昨年立ち上げ好評だった企画として山学Tシャツコレクションと銘打ったオリジナルTシャツの発表などが行われ、古屋記念堂は若い熱気が渦巻いた1日になった。中村友哉実行委員長は「一番大変だったのは、クラスが違うので、なかなか集まるのが難しかったですが、皆が一緒になって頑張ってくれてここまで来ました。1日目は成功だと思います。2日目の企画の目的の一つとして、いろいろな所を回って“探す”という意味を含めていますので、それぞれ楽しんでもらえたら良いと思います」と話した。

◆《芙蓉祭2日目6/16 山梨学院高校 エキストラステージ・各種企画・模擬店》 

2日目は山梨学院高校に場所を移し、高2・高3のクラス企画や文化部のサークル活動が各教室で行われた。ゲートをくぐった前庭には例年生徒全員が参加して製作される巨大なモザイク画が掲げられた。今年のモザイク画は、高校校舎を正面からとらえた初の“画”によるもの。実行委員会はテーマにより、リスクを恐れずに変えたという。体育館をコンサート会場に仕立てたエキストラステージでは、ダンス・バンドのパフォーマンスやカラオケなどが繰り広げられ、ステージと客席が一体となり若い青春の熱気で会場は大いに沸いていた。2年・3年のクラス企画は、高校生らしいアイディアと工夫を凝らした楽しい企画やアトラクションが用意され、皆をエンターテイメントの世界に誘っていた。ルネサンス館夢見庵とTAKERU館では、浴衣姿の茶道部員のおもてなしによる呈茶が4席に分けて行われ保護者、生徒が切れ間なく薄茶を楽しんでいた。前庭には、恒例のPTAや部活動による模擬店も開かれ、真夏を思わせる気温にかき氷などお目当ての商品を買い求める長い列が出来ていた。今回は、今年1月に国際バカロレア(IB)認定校に指定され、4月からIBコースに編入した9人が出店した模擬店も登場した。毎年人気なのが、保護者が提供してくれたものを低価格で販売するバザー。混雑を避けるために時間と人数、回数による入場制限で実施され、今年も多くの人で賑い大盛況だった。小澤あかね芙蓉祭実行副委員長(3年)は「私たちの中では、一人ひとりが楽しめる芙蓉祭というものをテーマにしまして皆が楽しめる企画を用意してきました。昨年創立70周年ということでそこからの生まれ変わった後に何か新しいことができるか、芙蓉祭60回目の節目に“挑戦”という意味で相応しいものになりました」と話した。山梨学院高校生全員で作り上げた「芙蓉祭」。今だけの青春を全力で謳歌する1104人の明るい笑い声が終始学園全体に響いていた。

体育祭は9月12日(雨天の場合15日)に川田「未来の森」陸上競技場で行われる。

文(K.F) カメラ(平川大雪 藤原勇)2016.6.16