山梨学院パブリシティセンター

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●山学大、スポーツマネジメントで地域連携・貢献
~ヴァンフォーレ甲府へ観客参加型企画プレゼン~
~学生のアイディアで大会運営を盛り上げる~

学部横断型副専攻スポーツアドミニストレーションプログラムを専攻する学生29人が去る6月14日、山梨学院クリスタルタワー7階広報スタジオに「ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」の営業、運営担当者を迎えて企画提案プレゼンテーションを行った。山梨学院ではこれまでスポーツマネジメントの分野で積極的に学外のスポーツ関連団体や自治体との連携事業、ヴァンフォーレ甲府へのサポート事業など、年間を通して行ってきた。この日のプレゼンはヴァンフォーレ甲府のホームゲーム時にスタジアム場外で開催する観客参加型イベントの企画を考え、実施内容について提案するもの。長倉富貴准教授が担当するスポーツアドミニストレーションプログラムを専攻する3、4年生(法学科4人、政治行政学科6人、経営情報学科15人、現代ビジネス学部3人)が5チームに分かれ、チームごとに練られた5企画のプレゼンを行い、ヴァンフォーレ担当者がそれぞれのチームに質問と講評を行った。結果は、企画内容を持ち帰り内容を精査し、今後の実施を検討するとした。

山梨学院大学では平成24年度より法学部、現代ビジネス学部、経営情報学部を学部横断的に履修できる学部横断型副専攻プログラムが展開されているが、その副専攻プログラムの1つであるスポーツアドミニストレーションプログラムでは、スポーツマネジメントカリキュラムに基づき、学生の企画運営能力、実践力の育成とキャリア教育を目的に積極的に学外のスポーツ企業との連携事業やスポーツの現場で学生が実践的に学ぶインターンシップやスポーツ現場への企画提案プロジェクトなどがプログラムに組み込まれている。この日のプレゼンテーションは「ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ」の高原幸次営業部長と運営担当の佐々木大喜氏を迎え、ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム時にスタジアム場外で開催する観客参加型イベントの企画提案をした。スポーツアドミニストレーション実践、専門ゼミナールなどを履修する3、4年生(法学科4人、政治行政学科6人、経営情報学科15人、現代ビジネス学部3人)が5チームに分かれ、学生たちが考えた「障害物競走」「チーム対抗ドリブルリレー」「MIZUTEPPOU合戦」「ヴァンフォーレクイズラリー」の企画案が限られた時間でプレゼンテーションが行われた。その場で高原・佐々木氏からそれぞれの案の実施内容について質問と講評が行われ、実施については持ち帰り精査検討するとした。

高原氏は「それぞれ参加者に楽しんでいただけそうな企画を提案いただいたので、是非この5企画全てを実施する方向で社内に持ち帰り検討したい」と話した。佐々木氏は「安全面で少し企画を修正したり対策を考える部分があるが、今までヴァンフォーレの試合会場ではなかったタイプの興味深い企画もあり是非実施できればと思っている」と語った。企画した学生のチーム代表の内藤康介さん(経営情報学部3年)は「こうして自分達の企画を企業の方にプレゼンできる機会はとてもうれしいことです。以前から企画をすることには興味がありました。自分達のチームでは来てくれた子供達が安全に楽しんでくれることを一番に企画を考えましたが、実際企画をしてみると意外と難しく細かいところまで考えないといけなくてとても勉強になりました。ヴァンフォーレさんにいただいたアドバイスをもとにこれから企画を練っていきたいと思います」と話していた。

担当教員である長倉富貴准教授は「学生の企画はアイディアは斬新で面白いものも見られるが、予算面や企画実施スケジュールの見込みなど甘い部分が多い。実施に向けてはまだまだ詳細を詰めていかなくてはならないが、学生企画を実際に実施させていただく機会はありがたく、また学部学科学年の壁を越えてこうしてチームで活動できる機会はあまりないので学生にとっては様々な学びがあると考えている」と語っていた。

この学生の企画は8月以降、毎月1回、ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム開催時に実施される予定である。

資料(経営情報学部) 構成(PBセンター広報課・K.F) カメラ(平川大雪)
2017.6.22