山梨学院パブリシティセンター

HOME

山梨学院パブリシティセンターニュースファイルイメージ画像

●全国高校総合文化祭「みやぎ総文2017」
~文化部のインターハイ「高校生文化部の祭典」~
~囲碁個人部門・放送アナウンス部門に出場~

第41回全国高等学校総合文化祭「みやぎ総文2017」が7月31日から8月4日までの5日間、仙台市を中心に宮城県で開かれる。総文祭は昭和52年から毎年8月に各都道府県の代表により開催されている。今年は、「集え伊達の地に 創造の短冊に思いをのせて」をスローガンに、芸術文化活動に取り組む全国や海外の高校生約2万人が参加。日頃の活動の成果を発表し、技能を競い、多くの仲間と交流し、創造性に満ちた芸術文化活動を展開する「高校生最大の文化の祭典」。演劇、合唱、郷土芸能、日本音楽、小倉百人一首かるたなど大会規定の19部門と特別支援学校、ボランティア、軽音楽、工業の4部門を加え23部門の中から山梨学院高は、囲碁部門女子個人戦(7月31日・8月1日、白石市)と放送アナウンス部門(8月3日・4日、仙台市)に出場する。囲碁部門女子個人は初出場。放送アナウンス部門は昨年に続き2回目の出場。梅雨が明け、連日猛暑が続く中で大会前の準備に余念のない2人を紹介する。7月28日からは、スポーツの祭典「全国高校総合体育大会(インターハイ)」も山形県を中心に開催された。全国高校野球大会は8月7日、甲子園で開幕する。高校生がスポーツと文化活動に躍動する熱い夏に注目する。

◆《囲碁部門個人戦 出場1人 野本千秋さん(特進コース1年 グローバル系列)》
今年の総文祭囲碁部門に山梨学院高校囲碁部から初めての出場となる。今年5月に行われた高等学校囲碁選手権大会山梨県女子個人戦で1年の野本千秋さんが優勝し、7月31日から8月4日に行われる全国総合文化祭に山梨県代表として出場する。山梨学院高の囲碁部員は現在6人。上級生が卒業し、一人になった囲碁部に同級生と部員を勧誘し男子3人、女子3人の部員数になった。野本さんを除く5人はまだ初心者だが、来年は3人で構成する団体戦にも挑めると意気込む。野本さんが囲碁を本格的に始めたのは小学校4年の時、祖父の影響と漫画「ヒカルの碁」に影響を受けた母親から勧められたと言う。そこから囲碁教室に中学校までは週4日通い腕を磨いた。高校に進学してからは勉強などに忙しく週2回のペースに落ちたが、他に部活とインターネットで対局し腕を磨いている。囲碁は世界中に愛好家がおり、「頭脳の格闘技」と言われる。野本千秋さんは「老若男女、年齢を問わずみんなでできることが楽しいし、勝ったときの高揚感が気持ちいい」と囲碁の魅力を話す。大会に向けての課題は「集中力を高め、雑念を払うことと、自分の弱点を減らす」と短い練習期間で自分を追い込む。「全国大会は初めての場なので、強い人にも積極的に挑戦して全力を尽くして少しでも結果を残したい」と笑顔で語った。囲碁部門は7月31日・8月1日の2日間、宮城県白石市ホワイトキューブで行われる。

◆《放送アナウンス部門 出場1人 廣瀬久実さん(特進コース3年)》 
今年の全国高校野球山梨大会は2年連続山梨学院が優勝した。放送部に所属する廣瀬久実さんは、昨年の6月に行われたNHK杯全国高校放送コンテスト県大会アナウンス部門で2位入賞し、夏の全国高等学校野球山梨大会の開会式で司会のアナウンスの大役に抜擢され、5年ぶりの甲子園出場に花を添えた。廣瀬さんは、その後に行われた秋の山梨県芸術文化祭放送アナウンス部門で最優秀賞は逃したが優秀賞2人の一人として選ばれ全国高校総文祭に初の山梨県代表として出場を決めた。廣瀬久実さんは「今回、『空き家』をテーマに原稿を書きました。山梨の現状と社会問題に取り組む方々について1分半という短い時間に、しっかり伝えられるよう精一杯、心を込めて読んできたい」と意気込みを語った。廣瀬さんは1年生の時、同じテーマで日本政策金融金庫が主催する高校生を対象にしたビジネスプランコンテストで応募総数2,333件のなかから内容は優秀とするベスト100に選ばれた。普段から経済や社会問題に興味を持つ活動的な生徒である。放送部に入ったきっかけは、「姉が同校の放送部に入っていたのがきっかけです。自分で取材し、それを言葉にして誰かに伝えるということに魅力を感じてアナウンスを選びました」と話す。特進コースに在籍する廣瀬さんは高校3年とあって、練習する時間は限られるが、受験勉強の合い間を見ては原稿読みをする。勉強との両立は大変と話す。「どう読めば相手により良く伝わるか、よく考えて一語一語丁寧に読むことを意識して練習をしています。出場するからには、優秀賞を目指し頑張ります」と本番までの短い期間に集中する。放送アナウンス部門の発表は8月3日・4日、宮城県仙台市・日立システムホール仙台で行われる。

◆《追記》
7月27日行われた第64回NHK杯全国高校放送コンテストアナウンス部門で廣瀬久実さんが全国上位10人による決勝戦で優勝を飾った。

7月28日からは、スポーツの祭典「全国高校総合体育大会」(インターハイ)も山形県を中心に開幕する。スポーツ、文化・芸能に高校生が主役の熱い夏に注目する。

文・カメラ(K.F) 2017.7.28