山梨学院パブリシティセンター

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●山梨学院大・短大オープンキャンパス
~来て、見て、山梨学院の魅力を実感する~
~学生スタッフが笑顔で決め細やかな対応~

山梨学院大学・山梨学院短期大学のオープンキャンパスが8月19日(土)・20日(日)の両日開催された。6月から10月にかけて行われるオープンキャンパスは、この両日が大学・短大同日開催となっている。午前中は短大、大学は主に午後に行われ、例年、教職員を学生がスタッフとして支えている。学生たちの役割は『受付係』から『学びの体験講座』や『学部別授業体験』のアシスタント、『キャンパス見学ツアー』のガイド、『在学生交流会』など多岐にわたり、教職員をサポート。短大のスタッフは『☆山スタ☆』の愛称で呼ばれ、今回は35人、大学のスタッフは36人が参加し、自分たちの体験を基に先輩として親身な相談やアドバイスを伝えていた。学生スタッフの一人は「今日の1日の中で“あっ、いい学校だな。来たいな”という気持ちが少しでも大きくなってもらえたら」と話した。2日間を通じての参加者は個人、保護者、団体を含め短大に約460人、大学には約500人と多くの参加者がキャンパスを訪れ、学食体験、学科説明会や授業体験、キャンパス見学ツアー、スポーツ施設見学バスツアーなどに参加、それを支える学生スタッフのきめ細かな対応を受け、山梨学院大・短大の魅力を体感していた。

◆山梨学院短期大学オープンキャンパス(午前)

同日開催されたオープンキャンパスは、午前中は短大、午後は大学という日程で行われた。
午前中に行われた短大のオープンキャンパスには、開始時間の10時前に2日間とも約200人の高校生と保護者が訪れ、受付のあるサザンタワー3階フロアーは多くの人であふれた。会場では、教職員に交じり、食物栄養科、保育科、専攻科保育専攻の学生35人がスタッフとしてオープンキャンパスを支えていた。スタッフの学生は『☆山スタ☆』の愛称で呼ばれ、7月から9月に開催される短大のオープンキャンパスに『受付係や案内係』、『キャンパス見学ツアー』のガイド、食物栄養科、保育科の『体験講座』のアシスタント、高校生や保護者からの相談に先輩としてアドバイスをするなど山梨学院短大の魅力を伝えていた。学びの楽しさを体験する講座では保育科が『造形遊び入門~コラージュ~』、食物栄養科の栄養士コースでは19日に『うす焼き卵で茶巾寿司』、20日はパティシエコースで「ロールパン」を実際に作り、高校生は短大の授業を体感していた。

『☆山スタ☆』スタッフとして受付で笑顔を絶やさず参加者に対応していた専攻科保育専攻1年の宮坂彩音さん(長野・諏訪二葉高)は「高校2年の時にオープンキャンパスに来て、その時にもう“ここがいいな”と思うくらい印象的で、この学校の先輩たちから良さが伝わってきました。私もこの短大に入ったら魅力を伝えたいと思い参加しています」とスタッフになったきっかけを語り、「先生との距離の近さや学生の明るさが伝われば」と話した。案内係を担当していた専攻科保育専攻2年・三村茉穂さん(山梨・韮崎高)は「初めてスタッフとして参加したときに、来てくれた高校生が普段の大学生活の中で“あの時のスタッフの方ですよね”“あの時のオープンキャンパスの子だよね”という会話を交わしたことがうれしく思い出します」。「この短大に自分が来てみて楽しかったことが皆に来て欲しいなと思ったり、今日の1日の中で“あっ、いい学校だな。来たいな”という気持ちが少しでも大きくなってもらえたら」と話した。ツアーガイドを務めた矢野高惟さん(栄養士コース2年 山梨・甲府工業高)は「説明は下手ですが、先生の親しみ易さや、施設の充実度を自分なりに一生懸命伝えました。最後に“ありがとうございました”と言ってくれたのがうれしかった」と笑顔がこぼれた。参加者の間を活発に動く「☆山スタ☆」の学生たちは終始笑顔で対応し、母校の魅力をさらに後押ししていた。

矢野さんのツアーガイドに参加した藤枝かおるさんと藤枝令佳さん(山梨・塩山高3年)の親子(左より)は「広くて設備もしっかりしているのでいいと思います」。「食物栄養科を希望していますが学ぶ環境も雰囲気もいいので気に入っています」と体験講座にも参加した令佳さんは話した。保育科コースを志望している斉藤玲那さん(山梨・帝京第三高3年)は「校舎もきれいだし、グループの幼稚園でたくさん実習が受けられるのが魅力です」。一緒に参加し、同じ保育科コースを志望する寺西琴音さん(山梨・甲府商業高3年)は「昨年も来たんですけど、勉強に対する設備などがしっかり整っていて、自分の母も学んでいて色々話を聞いているので、ここに来たいと思っています」と話した。

短大のオープンキャンパスには2日間を通じて、高校生とその保護者など約460人が参加。山梨県内を主に近県では静岡、長野が多く東京、千葉、富山からもキャンパスを訪れた。
次の開催は9月17日(日)・18日(祝)の両日としている。

◆山梨学院大学オープンキャンパス(午後)

一方、大学のオープンキャンパスは午後から行われた。昼前に山梨学院クリスタルタワー8階大会議室で開始された総合受付の受付係を初め、『全体説明会』の会場案内係、総合案内所、キャンパス見学ツアーガイドなど学生スタッフ36人がいたるところで活動、オープンキャンパスを支えた。午後12時30分に始まった『全体説明会』の会場になった6階講義室には、約150人が集まり、満席となった。説明会は、初めに入試センター担当者が大学の特徴や強み、他の大学にはない就職支援体制などが説明され、続いて各学部学科の学生が学科の特長・内容を手際よく説明。参加した高校生、保護者はメモを取るなど熱心に聞き入っていた。『全体説明会』後には、2学部3学科の教員が続けて教壇に立ち、実際の授業体験が行われた。国際リベラルアーツ学部とスポーツ科学部、健康栄養学部は各学部棟などに場所を移し、独自のプログラムや実験・実習体験講座などを行った。他にスチューデント・ラウンジYでの『個別相談コーナー』では教職員が入試や学生生活などの相談や、現役学生との交流会が行われ、参加者の不安や心配に配慮した対応を行った。

クリスタルタワー8階の総合受付でリーダーとしてスタッフを取りまとめた法学部法学科4年の松木亮介さんは自身もスタッフとして1年次から参加。「山梨学院のことをもっと知ってもらい志願者が増えて、卒業した時にいい大学だったと思えるよう、参加しています」ときっかけを話す。母校愛が強い松木さんは、「広いキャンパスがあり、素晴らしい先生方がいて、さらにいい友だちもできる、そんなところに一番魅力があることをアピールしたい」と話した。『総合受付』で参加者に1日の流れや学部の説明をしていた大阪府出身の現代ビジネス学部4年・河野純さんは2年時からスタッフとして参加。これまでにキャンパス案内や交流会、バスツアーなど多くを担当した。「北は北海道から南は沖縄まで、各県からいろいろな人たちが来ていて交流も盛んだし、留学生もいて本当に様々な人たちと触れ合え、知ることができる大学だと思います」と大学の魅力を話した。

昨年新しく開設したスポーツ科学部の授業体験をした中島佑さん(長野・岡谷東高3年)は「自分の夢に向って学べる施設や先生方がいるので、とても安心できる大学だと思います」と話した。もう一人の白戸康己さん(岡谷東高3年)は「大学についてよく知ることができ、施設見学も雰囲気やいろいろ知れていい機会になりました」と話し、二人揃って入学を希望するとした。取材した19日には、参加者は岸邦彦専任講師によるスポーツ障害論の授業を体験。さまざまな角度からのスポーツへの関心の高まりもあり講義を熱心に聞いていた。また、低酸素ルームやトレーニング実習室、リハビリテーション実習室など施設を見学していた。留学や語学、日本文化に関心が集まるなか、開設3年目を迎えた国際リベラルアーツ学部(iCLA)は徹底した英語教育とジャンルを超えた教養を学べると注目を集めている。学部プログラムでは、外国人講師による、英語だけの授業が展開され、参加者は戸惑いながらも講師の問いかけに英語で答えていた。参加者の一人、雨宮華帆さん(山梨・笛吹高2年)は「どこの大学を選ぼうか迷っていた時に、ネットで調べて県内で近いし興味を持ちました。日本なのに環境が外国みたいな感じですし、授業も英語だけなので少しびっくりしました」と感想を語った。二人で参加した、鶴田芽唯さん(山梨学院高1年・左)は「英語が話せるようになりたいので、塾の先生に薦められてきました」。渡邉桃圭さん(山梨学院高1年・右)は「どこの学部に行こうか来るまで迷っていたんですけど、彼女にも薦められここに決めました。何か外国に来たみたいです」と話した。

今回のオープンキャンパスも各学部紹介や体験授業、学生生活など実際に自身の興味・関心を確認してもらうことを中心に企画され、スチューデント・ラウンジYでの現役学生との交流会やスポーツ施設見学バスツアー、学食体験など参加者が「来て、見て、実感する」山梨学院大の魅力を存分に紹介した。20日・21日2日間の高校生、その保護者を合わせた参加者は約500人余り。高校生はそれぞれに自身の進むべき大学の1日を堪能していた。次は9月9日(土)、10月7日(土)に開催する。

文(K.F) カメラ(藤原稔) 2017.8.20