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●平成29年度第6回「県政トークGOTO知事が行く」
~知事と山学短大の学生が保育について意見交換~
~次代を担う若者の声を山梨県の施策や事業に反映~

山梨県知事が県民と県政の課題等の対話を行う「県政トークGOTO知事が行く」が11月1日、山梨学院短期大学で行われた。「県政トークGOTO知事が行く」は平成27年から始まり、県民総参加の県政を推進するため、県の現状や将来、県政の諸施策などについて、県民と知事が直接対話し、意見等を県政に反映することを目的に実施している。この日は、平成29年度の第6回目にあたり、後藤斎山梨県知事や県の関係部局の担当課長、山梨学院短期大学専攻科保育専攻の学生16人が「保育職場に期待すること」をテーマに意見交換を行った。参加した学生は保育士や幼稚園教諭などの有資格者で児童福祉や幼児教育の諸問題への関心も高く、学生からは潜在保育士や保育士の待遇、企業内保育所、学力向上、少子化対策などの意見や質問が寄せられた。後藤知事は県内の保育環境や教育現状、県の取り組みなどを紹介。学生から寄せられた声は、検討が行われ、今後の県政運営に反映される。
 
平成29年度第6回目の「県政トークGOTO知事が行く」のテーマは「保育職場に期待すること」。後藤斎知事や子育て支援課、教育委員会などの担当課長が、山梨学院短大専攻科保育専攻2年生の学生16人と意見交換を行った。参加した学生は保育士や幼稚園教諭、小学校教諭の資格のいずれかを有しており、専攻科でさらに専門教育・実践教育を学んでいる。日頃から児童福祉や幼児教育に関する諸課題にも触れており、幼児教育を学ぶ若者目線の意見が期待された。

冒頭で後藤斎山梨県知事は「今皆さんが勉強されている児童や幼児に関係する事、4月から社会に出ていく思い、日頃から感じる県政の疑問など色々なお話を聞かせて頂きたいと思います。県では、来年度予算に向けて県民生活向上のために各部局ごとに議論を進めています。皆さんから良い意見が出てきましたら、来年以降の県の施策や事業、予算作りに活かさせて頂ければ大変嬉しく思います」と挨拶。学生は、保育や教育、子どもの福祉などテーマごとに意見や質問を発表。これらの意見・質問の中には昨今問題になっている潜在保育士や保育士の待遇、企業内保育所、学力向上、里子支援、児童虐待、貧困、子育て支援、少子化対策などが含まれ、学生目線の率直な意見や質問があげられた。後藤知事は一つ一つの質問に県内の保育環境や医療支援、教育現状を踏まえ、丁寧に回答を行い、必要に応じて担当課の課長が補足説明を行った。結びに後藤知事は「率直な色々な意見をお寄せ頂き、ありがとうございます。今後も日頃思っていることがありましたら、積極的に県にお寄せください。元気な子どもたちが成長して、色々な夢の実現の後押しをするのが、幼稚園や保育園の先生だと思います。是非、子どもたちの夢を叶えてあげられるような良い先生になってください。さらに、時間があれば、海外や県外を自分の目で見て、肌で感じて山梨の良さをもっと感じてください。その経験がこれからの皆さんの成長の糧になると思います」と学生に語りかけた。
文(Y.Y)、カメラ(平川大雪)2017.11.1