山梨学院パブリシティセンター

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●山梨学院幼稚園「たのしい音楽会」
~もも組・赤組・黄組は合奏・合唱を披露~
~青組は仲間と一致団結してオペレッタを熱演~

山梨学院幼稚園は12月8日、山梨学院メモリアルホールで平成29年度「たのしい音楽会」を実施した。この会は、子どもたちが様々な表現活動を通して創造性を豊かにし、仲間と力を合わせて発表することで達成感や充実感を味わうこと目的に毎年、この時期に行っている。ホール入口などには子どもたちが自由な発想で創作したクリスマスツリーや木の実などを使った造形作品、オペレッタの世界を表現した模型やポスター原画が展示され、来場者の目を楽しませていた。ステージ発表では、2歳児クラスのもも組をはじめ、赤組(年少)・黄組(年中)が楽器を使った合奏や合唱を披露し、青組(年長)はオペレッタ(音楽劇)を上演。今年のオペレッタの演目は「11ぴきのねこ」。青組の子どもたちは、山梨学院幼稚園の特色ある教育のひとつである“音感教室”で学んだ成果を活かしながら、冒険心や仲間と一致団結し、協力しあうことの大切さなどを体全体を使って表現した。観覧した保護者は成長した我が子の姿に目を細め、盛大な拍手を送っていた。会の最後には子どもたちが楽しみにしていたサンタクロースが登場し、ちょっと早いクリスマスプレゼントが贈られた。
 
「たのしい音楽会」は、子どもたちが様々な表現活動を通して創造性を豊かにし、仲間と力を合わせて発表することで、達成感や充実感を味わうこと目的に開催される山梨学院幼稚園の伝統行事のひとつ。子どもたちが1年をかけて学んできた学習の成果を発表する場にもなっている。会場となったメモリアルホールの入口ロビーなどでは、子どもたちが自由な発想で創作したクリスマスツリーやどんぐり・松ぼっくりなどの木の実を使った造形作品、青組の子どもたちが作ったオペレッタの世界感を表現し、ねこたちが乗る船やポスター原画が来場者を出迎え、保護者らは、わが子の作品を見つけると写真に収めるなどしていた。ステージ発表は、もも組(2歳児クラス)のミニステージで幕を開けた。もも組の子どもたちは、大勢の観客を前にして少し緊張した様子だったが、元気よく「赤鼻のトナカイ」の合唱や音楽に合わせて鈴の音をホール全体に響かせ、クリスマスムードを演出。続いて、今年4月に入園した年少の赤組が登場。赤組の子どもたちは、カスタネットによる合奏「エンターテイナー」と「サンタはいまごろ」を元気よく合唱。一方、年中の黄組の子どもたちは鍵盤ハーモニカで「ドレミのうた」で息の揃った演奏を披露し、「怪獣のバラード」では表情豊かに歌い上げた。「たのしい音楽会」には最後の出演となる年長の青組の子どもたちは、青組82人全員でオペレッタ「11ぴきのねこ」(作詞:井上ひさし、作曲:青島広志)を上演した。山梨学院幼稚園では、特色ある教育活動のひとつとして “音感教室”を年長児を対象に実施している。教室では、山梨学院短大前保育科長の白川和治先生指導のもと、音楽の楽しさや技術、歌詞に出てくる言葉の意味、日本語の美しさなどを学んでいる。青組の園児たちは、7月頃から絵本などでイメージを広げ、様々な園での活動を通じ、オペレッタの上演に向け準備を行ってきた。今年度は、1学期の多文化教育の経験をいかし、子どもたちと保育者が一緒に中国やインドの歌を創作。さらに、衣装も自分のねこをイメージして手作りし、背景のOHPも子どもたち自身が制作を行った。10月以降は、白川教授から劇中で使用する歌の指導をしてもらい、11月中旬からは園内のスカイホールで練習を重ね、本番2週間前からはメモリアルホールを会場に練習に励んできた子どもたち。82人が気持ちをひとつにして、ねこたちの冒険心や仲間とともに目標に向かって突き進む姿、仲間を思いやる優しい姿を表情や仕草、歌声で表現し、壮大なステージを完成させた。観覧した保護者からは、3年間の幼稚園生活で成長した子どもたちに惜しみない拍手が送られた。音楽会の最後には、子どもたちが楽しみにしていたサンタクロースが登場。サンタの登場に子どもたちは歌と手拍子で出迎え、ステージいっぱいのプレゼントが披露されると体全体で喜びを表現して大興奮。満面の笑みでお友達と喜ぶ姿が見受けられた。子どもたちはプレゼントが入った紙袋を各クラス担任から手渡されると大事そうに抱え、ちょっぴり早いクリスマスをお友達と一緒に楽しんでいた。

文・カメラ(Y.Y)2017.12.8