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●第94回箱根駅伝 壮行会
~学生・教職員らが、エントリーメンバーを壮行~
~前回大会の悔しさを胸に箱根路での健闘を誓う~

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走に出場する山梨学院大陸上競技部の壮行会が12月13日、大学キャンパスで行われた。山学大陸上競技部は32年連続32回目の箱根駅伝出場で、会場には学生や教職員など約800名が詰め掛け、選手を激励した。壮行会では今月10日に発表された16人のエントリーメンバーが上田誠仁監督らスタッフとともに入場。永井良主務がメンバーの名前と学年・出身校を紹介した。古屋忠彦学長らの壮行の辞などに続き、選手を代表し上田健太主将が「前回大会は悔しい結果に終わり、今年は予選会から本戦の切符を勝ち取りました。前回の悔しさ持って来年の箱根に臨み、しっかりと勝ちにこだわり、精一杯走ってきます」と挨拶し、箱根路での健闘を誓った。山梨学院は前回の箱根路で総合17位でシード権を逃し、今年の予選会では4位通過し、本戦出場を決めた。箱根駅伝の号砲まであと20日、チームスピリット“『紺青復活』~ゼロからの挑戦~”を胸に、応援を力に変え、チーム一丸となり戦いに挑む。
 
今年1月に行われた第93回箱根駅伝では、山梨学院は往路16位、復路16位、総合17位で3年ぶりにシード権を逃し、今年10月の予選会を4位通過し、32年連続32回目の箱根駅伝出場を決めた。
 
壮行会に先立ち、今月10日早朝に甲府市内でエントリーメンバーの発表が行なわれ、上田誠仁監督から上田健太主将に昨年刷新されたプルシアンブルーの襷が手渡された。16人のエントリーメンバーは、箱根駅伝経験者6人、登録経験者2人、初登録者8人。16人のメンバーは12月13日午前に川田『未来の森』運動公園陸上競技場で練習を報道陣に公開した。

【エントリーメンバー表はこちら】

壮行会は12時20分から大学キャンパス内40周年記念館前で行われた。開会の挨拶の中で込山芳行学生センター長は「毎年この時期になると箱根駅伝が楽しみで、ワクワク感、ドキドキ感が溢れてきます。16人の選手は体調管理に留意して、本番では精一杯山梨学院魂をぶつけて、国民に感動を与えられる走りをして欲しいと願っています」と語った。ウインドブラスアンサンブルの演奏に合わせて市谷龍太郎選手を先頭に16人のエントリーメンバーと上田誠仁監督らスタッフが入場。永井良主務がエントリーメンバーの名前と学年・出身校を紹介した。古屋忠彦学長は挨拶の中でこれまでの歴史を振り返り「32年絶えることなく出場を続けている山梨学院のカレッジスポーツの華とも言うべき陸上競技部の継続の美しさと偉大さ、誇り高さを近年非常に強く感じています。選手諸君が監督の指導の下で自分の持っているありったけの力を後悔することなく、箱根路で発揮してもらいたいと思います。山梨学院は、創立70周年が過ぎ、新しい時代を迎えようとしています。山梨学院の固有の歴史の中で、32年連続出場している箱根の勇者が母校に勇気を与えてくれることを願っています」と壮行の辞を述べた。また、下田正二郎カレッジスポーツセンター長は「32回連続出場という記録は、大変尊いものです。これまで、新しいスポーツ文化をこの地に創るという気持ちでやってきました。その代表、顔が陸上競技部です。あと20日に迫り、勝負はここからの調整、思いの集中、体調管理にかかってきます。監督や選手は、昨年の経験を噛みしめ、新しい駅伝に向けて今、非常に苦しみながら戦っていると思います。我々は少しでも応援で後押しできればと思います」と述べた。さらに、山梨学院幼稚園の園児代表から折り紙などで作られ、ユニフォームや金メダルがデザインされた激励品が贈られた。子どもたちは、「陸上部のお兄さん、風のように走って頑張ってください。みんなで応援しています」と挨拶し、激励品を上田健太主将に手渡した。選手を代表して上田健太主将が「前回大会は悔しい結果に終わり、今年は予選会から本戦の切符を勝ち取りました。前回の悔しさを持って来年の箱根に臨むので、しっかりと勝ちにこだわり、当日走る選手は、走れない選手の気持ちも汲み、精一杯走ってきます。全部員と応援してくださる皆様を合わせてチーム山梨学院だと思うので、チーム一丸となって総合優勝を目指します」と語り、箱根路での健闘を誓った。上田誠仁監督は「私はチームとしてみんなの思い、32回連続出場の中での喜び、悔しさ、敗北、勝利、挫折、希望、相反する思い、まさに相克のドラマを演じてきたその思いの全てと、このキャンパスで日本一、世界一を目指す夢を滾らせた仲間のその夢の欠片を少し分けて頂き、その思い全てを山梨学院のチームの風呂敷にこぼすことなく、しっかり包み込み、その思いをプルシアンブルーの襷に込め、箱根駅伝に挑みたいと思います。昨年の悔しさをこの1年間噛みしめながら精進を重ねてきました。精一杯尽くして出た結果ならば、笑顔でその襷を迎えたい。選手たちは 思いを襷に込め、力の限り走ってくれると信じています。精一杯頑張ってきますので、応援よろしくお願いします」と集まった学生・教職員らに語りかけた。選手・スタッフは熱いエールを受け、20日後に迫った本番に向け気持ちを新たにした。壮行会を終えた選手たちは、午後1時から山梨学院広報スタジオで報道各社の合同取材に応え、各選手が意気込みや抱負などを語った。
 
第94回箱根駅伝は来年1月2日・3日、東京都大手町から神奈川県芦ノ湖までの往路5区間、復路5区間の往復10区間で関東学生連合チームを加えた21チームが出場し行われる。32年連続32回目の出場となる山学大陸上競技部は今年のチームスピリット“『紺青復活』~ゼロからの挑戦~”を胸に、チーム一丸となって20日後に迫った戦いに臨む。

文(Y.Y)、カメラ(平川大雪、小池裕太、Y.Y)2017.12.13