山梨学院パブリシティセンター

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●山学大・山学短大と甲府市が包括的連携協定締結
~健康、教育・文化・スポーツ、まちづくり等で連携~
~活力ある地域社会の形成と振興、相互発展を目指す~

山梨学院大学及び山梨学院短期大学と甲府市との間で、1月31日、山梨学院クリスタルタワー7階広報スタジオにおいて包括的連携協定締結式が行われた。協定は、山梨学院大と山梨学院短大、甲府市の三者が有する人的・知的及び物質的資源の活用を相互に図りながら地方自治体が抱える少子高齢化の急速な進行やそれに伴う人口減少社会の到来など厳しい局面を迎えている行政課題や健康・福祉、国際交流、教育・文化・スポーツ、産業、まちづくり、生活・自然環境などの各分野で包括的連携協力を進めることにより、豊かで活力ある地域社会の形成と地域の振興を図り、相互の発展を目指すことを目的にしている。山梨学院大からは古屋忠彦学長、日高昭夫山梨学院大副学長、古屋光司副学長、山梨学院短大側から山内淳子学長、樋川隆地域連携研究センター長、白鳥仁短大事務局長、甲府市からは樋口雄一市長、岸川仁和副市長、窪田淳総合戦略監ら市幹部が出席。それぞれの代表者挨拶の後、多くの関係者が見守る中、古屋山梨学院大学長、山内山梨学院短大学長、樋口甲府市長が協定書に署名、交換した。今後の具体的な内容については双方で協議して進めるとした。最後に三者で固い握手を交わし記念撮影に納まった。

連携協定締結式では、多くの山梨学院大、山梨学院短大、甲府市役所関係者が見守る中、古屋忠彦山梨学院大学長、山内淳子山梨学院短期大学学長、樋口雄一甲府市長が協定書に署名、交換した。代表者挨拶では、初めに樋口雄一甲府市長は「本市と山梨学院大学、山梨短期大学とは各種審議会や公開講座などで非常に良好で活発な協力関係を培ってまいりました。この協定により一層緊密で組織的な連携、協力体制を構築することが可能となりますことから、新たに取り組む健康づくり、国際交流を初め、幅広い分野におきまして皆様方の有する知的資源と本市の地域資源を結び付けていきながら相互の発展を目指した事業展開が図られることにより、住民福祉の答申と個性的で魅力的な地域社会の形成に寄与できるものと大いに期待しています」と述べ、続いて古屋忠彦大学長は「この時代、大学が行政と連携しないまま存在し続けることでいいのかという現実が私たちの前に突き付けられています。その中でこのような千載一遇のチャンスを甲府市民にも山梨県民にも理解していただきたいと思います。そして今までのように形式的連携締結ではなくもっと具体的な形でメッセージを甲府市民にアピールしたいという思いが根底にあります。山梨県の県都である甲府市と山梨学院が半世紀を超えた大学らしい逞しさを地域住民の皆様にもご理解いただけるような中身の濃い努力をこれからも続けていきたい」と述べた。山内淳子短大学長は「本日の協定を機に食と栄養、児童福祉、教育の分野で一層甲府市の皆様との連携、繋がりを深めてまいりたいと思っています。甲府開府500年という記念すべき時期にこのような意義ある協定を締結させていただけることを心よりお礼申し上げます」と挨拶した。

■《連携・協力内容》
1 健康・福祉、国際交流、教育・文化・スポーツ、産業、まちづくり、生活・自然環境の
 各分野に関すること。
1 人的資源の交流に関すること。
1 物的資源の相互活用に関すること。
1 その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること。

協定締結後、記者との質疑応答で、今後の具体的な内容について問われると樋口雄一甲府市長は「今日来ている市幹部職員も多岐にわたっています。その個々の課題をそれぞれの専門分野でしっかりと議論を交わす中で、大学の持つ知見や人的資源を活用させていただき、また、甲府が持つ歴史・文化資源などを大学でもっと活用していくことを進めていきたい。例えば来年の開府500年の中の様々な事業に協力をお願いしたいと思いますし、今年度中に『健康都市・甲府』の基本構想を作っていきますが、その中でもいろいろなアドバイスをいただきたいと思っています」と早々の連携に言及した。続いて古屋忠彦大学学長は「とりわけ地域甲府との交流がどうしてもここには必要という分野では教授会などでイメージした新しいプログラムを作ってもらい、大学だけのスタッフではなく、甲府市の行政マンの皆様に関わっていただきながら独特の成果を狙ったものをやっていきたいと思います」と述べ、具体策は、今後双方で協議していくとした。山内淳子短大学長もまた、具体的には双方で相談をしていくと断わり、「例えば、子どもたちに向けての食育ですとか、これは単に幼稚園や保育園での食育活動だけではなく、児童養護施設の子どもたちに自分で料理を作っていけるような力を養ってもらう活動などを長く続けてきましたが、それを甲府市とさらに連携を深めていきたいと思っていますし、また、『保育の質』も大変重要な問題だと思っていますので、こちらも甲府市の現場の先生方と手を携えて『保育の質』を向上していけるよう努力していきたいと思っています」などと述べた。

記者との質疑応答後、記念撮影が行われ閉式となった。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.1.31

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