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●山学大・同大学院、短大・同専攻科合同卒業式
~卒業生・修了生1,013人が学び舎を巣立つ~
~卒業式は、極めて大きな節目であり、再出発の時~

平成29年度「山梨学院大学・同大学院並びに山梨学院短期大学・同専攻科合同卒業式・学位授与式・修了証書授与式」が3月15日、古屋記念堂で行われた。今年度の卒業生及び修了生は、総合計1,013名(内訳、大学院学位授与者数・社会科学科13名、法務研究科5名、大学法学部367名、現代ビジネス学部163名、経営情報学部131名、健康栄養学部47名、短大食物栄養科103名、保育科166名、専攻科保育専攻修了者18名)。大学と大学院は古屋忠彦学長から、短大と短大専攻科は山内淳子学長から、それぞれの総代に卒業証書・学位記・修了証書が授与された。古屋忠彦大学長は式辞で「今日の卒業式も皆さんにとって、極めて大きな節目であり、再出発の時であります・・・」と挨拶した。それに応えて、現代ビジネス学部現代ビジネス学科・中村えりなさんが卒業生・修了生を代表して答辞を述べた。また、式典では「創立者古屋賞」の授与が行われ、在学中に顕著な活躍で大学の名声を高めたとして、レスリング部の木下貴輪さん(法学部法学科)、ホッケー部の河村元美さん(現代ビジネス学部現代ビジネス学科)、プロ女流棋士・カロリーナ・ステチェンスカさん(大学院社会科学研究科)の三人に表彰状と記念品が贈られた。黒やダークスーツ姿の男子、女子は卒業袴姿などで出席した卒業生は、教職員と保護者の大きな拍手に送られ、酒折のキャンパスから社会に巣立って行った。

3月15日、山梨学院の酒折キャンパスは春の穏やかな日和に恵まれ、平成29年度「山梨学院大学・大学院・短期大学・同専攻科合同卒業式並びに学位授与式・修了証書授与式」が挙行された。式典は午前10時、古屋記念堂に山梨学院ウインドブラスアンサンブルが演奏するヨハン・シュトラウス作曲「ラデッキー行進曲」の歓送の曲が響きわたる中、開始された。最初に各学部や研究科の総代に卒業証書・修了証書・学位記が授与され、続いて教員免許状及び資格証明等取得者の人数が紹介された。古屋忠彦大学長は式辞で「(前略)人生には、いくつかの節目がありますが、多くの人々は、その節目を、自分のさらなる向上への契機としています。今日のこの卒業式も、皆さん一人ひとりの人生にとって、極めて大きな節目であり、再出発の時であります。(中略)卒業生諸君の輝かしい門出の時に当たり、私なりの願いを述べ、はなむけの言葉といたします。一点目は、平凡ではありますが、『自らを信じ、悔いのない充実を送るために、夢を持って努力を続けてほしい』ということです。二点目は、『生涯にわたり、謙虚に学び続けてほしい』ということです。三点目は、『出会いを大切に、そして、人として誠実であってほしい』ということです。人は誰でも自分の物語を紡いでいく資質や才能を持っています。皆さんは、今日までそれぞれの夢を追いかけ、人生の限りある時間の中で最もエネルギッシュな、学生時代を過ごしてきました。その中で体得した『知恵』と『勇気』と『行動力』とをもって、これからの新天地でも存分に羽ばたいてください」とはなむけのエールを送った。

続いて、「創立者古屋賞」の授与が行われた。受賞者の木下貴輪さんと河村元美さん、カロリーナ・ステチェンスカさんの三人が一人ひとりずつ登壇。それぞれの勇姿が大型スクリーンに流される中、古屋忠彦大学長から表彰状と記念品が授与された。受賞理由として木下貴輪さんは、文部科学大臣杯全日本大学選手権大会に2度の優勝、内閣総理大臣杯全日本大学選手権個人3連覇、東日本レスリングリーグ戦5連覇に主将として輝かしい実績で貢献、最優秀選手賞を受賞した。河村元美さんは、2016年、最年少で女子ホッケー日本代表としてリオ五輪出場や同年の全日本学生ホッケー選手権優勝に貢献、最優秀選手賞を獲得した。カロリーナ・クリスティナ・ステチェンスカさんは、2015年10月、外国人初のプロ棋士誕生が大きな話題になりマスコミに取り上げられた。現在は念願の女流初段を目指し将棋の普及にも力を注いでいる。それぞれが山梨学院の名声を高めたとして、その努力と栄誉が称えられた。

卒業生・修了生を代表し挨拶に立った現代ビジネス学部現代ビジネス学科・中村えりなさんは「私は大学生活を送るにあたり、ただ漫然に時を過ごすのではなく、明確な目的意識を持って日々精進していきたいと願っていました。思い返せばあっという間の4年間でしたが楽しいことばかりではなく、大きな壁にぶつかることも、もがき、苦しむことも多々ありました。しかし、そんな時決まって私を支えてくれたのは、これまでに出会った周りの方々でした。これからも出会いを大切に常に前を向きながら何事にも挑戦していきたいと願っています。この学び舎で培った知識や経験を盾に力強く羽ばたいてまいります」と答辞を述べた。式の終わりには、在学中最後となる校歌を全員で斉唱し閉式となった。

卒業証書や修了書を受け取った卒業生1,013人は、キャンパスのいたるところで今まで共に過ごしてきた恩師や大切な仲間、チームメイト、後輩などと記念写真を撮り合い、言葉を交わしながらいつまでも別れを惜しみ、思い出深い学び舎から新天地に向け巣立っていった。

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.3.15

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