山梨学院パブリシティセンター

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●山学大と韓国体育大学が学術交流協定書交換
~世界的レベルの体育学校との国際交流で質の向上~
~双方に有益となる学術プログラム、コース等の開発~

3月22日、韓国体育大学・崔寛鎔(チェグァンヨン)大学院長が古屋忠彦大学長を表敬訪問し、山梨学院大学と韓国体育大学の間で学術交流協定書が交わされた。協定は、山梨学院大と韓国体育大学の双方の有する人的・知的及び物質的資源の活用を相互に図りながら共に発展を目指すことを目的にしている。山梨学院大からは古屋忠彦学長、遠藤俊郎山梨学院大学スポーツ科学部学部長、原百年国際交流センター長ほか、2人のスポーツ科学部教授が同席。韓国体育大学からは、崔寛鎔大学院長、通訳、ほか2人の大学院生が同席した。和やかな雰囲気の中、古屋山梨学院大学長と崔寛鎔大学院長が協定書を交換した。山梨学院大と韓国体育大学はすでにスケートやホッケーなど一部の交流は進められていたが、正式に協定書を交わし、山梨学院は世界的レベルの体育学校との連携でさらに競技力と指導力の質を上げていく。今後の具体的な内容については双方で協議して進めるとする。最後に全員で記念撮影に納まり、双方の深い絆を約束した。

韓国体育大学は、1977年に優秀な選手と優れた指導者養成を目的に設立された。野球やサッカー、バスケットボールなどの人気種目の選手の育成ではなく、韓国の不人気種目で国際大会入賞が有力な種目を育成し、2016年のリオ五輪まで100個のオリンピックメダルを獲得する成果を挙げてきた。協定書交換のため表敬訪問した崔寛鎔韓国体育大学大学院長は、韓国柔道代表コーチや女子柔道選手の発掘と指導を通じて五輪大会で金2、銀2、銅3個を獲得している。さらに2015年から現在まで韓国スポーツコーチング学会会長も務める。

学長室で行われた協定書交換は、山梨学院大から韓国体育大学にすでに署名した協定書2部を送付、3月21日・22日山梨学院大構内で行われた「日本コーチング学会」に招待講演を依頼された崔寛鎔大学院長が1部を持参しこの日に交換、正式に協定が結ばれた。山梨学院大から、遠藤俊郎スポーツ科学部学部長、原百年法学部法学科教授・国際交流センター長、川上隆史スポーツ科学部教授、ジョン・シアンスポーツ科学部教授と韓国体育大学の崔寛鎔大学院長は、通訳と2人の大学院生を伴って学長室を訪れた。挨拶を交わした後、協定書を交換。その後は和やかな歓談が続いた。その中で、古屋忠彦大学長は「協定はとにかく素晴らしいことです。ぜひ、成功させてスポーツだけでなく大学間交流を、韓国を代表する大学と山梨学院大学が相互に交換プログラムを作れることは最高です」と述べ、それに応えて韓国体育大学・崔寛鎔(チェグァンヨン)大学院長が「皆さんに温かく対応していただいて、初めてではなくもう何回も来たような気がします。すごく親密感を覚えることができてプライベートでも頻繁にいろいろなことでこの大学に来たいな思います。体育大学へ戻りましたら、ここで見たこと感じたこと、この大学の施設の素晴らしさとシステムのことを教職員に伝えて、これからさらにいろいろな交流が活発にできるように努めたいと思います」と言葉を返した。最後に遠藤俊郎スポーツ科学部教授が「このような協定が結実したことは大学にとってもうれしいことですし、特に私たちの学部は2年しか経ってないですが、その中でこのような非常に有名な大学と交流協定を結べたことは、これを我々は励みにしていきたいと思います」と挨拶した。最後に全員で記念写真を撮影、交流を深めた。

■《連携・協定内容》
〇双方に有益となる学術プログラム及びコースの開発
〇研究及び教育を目的にした教員の交流
〇交流(教員及び学生の相互訪問)に対する相互支援
〇共同研究や講義の促進
〇研究資料・機材などの相互利用
〇研究及び学習を目的とした学生の交流

文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.3.22

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