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●平成30年度山梨学院辞令交付式
~今年度から新体制。古屋光司新理事長・学長に~
~新時代に向けて学園全体が新しい方向に舵を切る~

学校法人山梨学院の平成30年度「辞令交付式」が4月2日午前10時より、山梨学院メモリアルホールで挙行された。新採用者を含む全教職員が出席し、平成30年度の法人全体の運営方針などを確認した。辞令交付式の前に古屋忠彦前理事長・学長の退任の挨拶があり、続いて今年度から新しく就任した古屋光司理事長・学長は、就任の挨拶で、活力ある学園づくりの推進と山梨学院新時代への挑戦を図るための目標である『個性派私学の雄』『未来型学園のモデル校』『地域文化の創造拠点』の三本柱を踏襲しつつ、新年度の重点目標に今後の改革の方向性を『教育の質的転換』と『全学的国際化への対応』を重点に据え、学園挙げて推進することを教職員に求めた。続いて大学院社会科学研究科・大学各学部・短大・幼小中高、行政職の各所属長に辞令が交付され、続いて新採用者や昇格・昇任者、人事異動対象者などが紹介された。最後に第11回「山梨学院理事長賞」の授賞式が行われ、個人部門に小幡邦彦レスリング部コーチが表彰された。

甲府市の桜が例年より早く満開となり、桃源郷の花も咲き始め甲府盆地では鮮やかな花の競演が始まった。4月2日、学校法人山梨学院の新年度がスタート。平成30年度辞令交付式が、山梨学院メモリアルホールで新採用者を含む全教職員が出席し執り行われた。まず、辞令交付式前に廣瀬孝嘉法人本部長から古屋忠彦前理事長・前学長の退任と古屋光司新理事長・学長の就任に至る経過報告があり、約39年間にわたって学校法人を率いた古屋忠彦前理事長が退任の挨拶が行った。「これから我々が向き合わねばならない時代は、過去に例のない厳しく容赦のないものになるでしょう。学園に席を持つすべての教職員が心を一つにし、何が主人公である学生・生徒らにためになるかを常に忘れず、我々の共通の目標である山梨学院の社会的評価の向上に向け、情熱と使命感を持って、事に当たってください」と言葉を残した。

それに答えて、古屋光司新理事長は高浜虚子の熱い決意を込めた俳句、「春風や闘志抱きて丘に立つ」を前学長から学園の舵取りを任された自身の心情に重ねて紹介。「本学園の理事長という大任を仰せつかり、その重責に身の引き締まる思いがします。また同時に未来への展望を開くかけがいのない任務に心躍る思いがしています」と覚悟を述べ、「変化の中で新しい在り方を創造する学園だけが生き残る時代。そんな厳しい時代を生き抜いていくには変化の荒波をむしろ改革の推進力と取り込み、時代や社会の要請を見据えて果敢に挑戦していくことが肝要です。教職員の皆様には新時代に向けて学園全体が新しい方向に舵を切ろうとしている現状をかんがみ、圧倒的な当事者意識を持って、それぞれの持てる力を最大限に発揮してほしいと期待しています」と抱負を述べた。続けて、古屋新理事長はスクリーンにデータを映しながら運営方針を講演した。日本の人口、出生数の推移、大学の過去20年間の財務状況と今後10年間の見通しを予測しながら、教育市場規模が非常に厳しい私学の環境の中で、すでに本学が改革に向けて実践しているさまざまな施策について、さらに改革のスピード、実効性をあげることで運営の安定を達成したいと話し、それについての具体案を挙げ、今後の改革の方向性を『教育の質的転換』と『全学的国際化』への対応を重点に据え、学園挙げて推進することを求めた。

続いて行われた「辞令交付式」では、古屋新理事長より大学院社会科学研究科・大学各学部・短大・幼小中高、行政職の各所属長に辞令が交付された。次に廣瀬孝嘉法人本部長から新採用者、昇任・昇格、人事異動対象者が一人ひとり紹介された。他に永年勤続者に感謝状が贈られ、最後に、永年にわたる研究科目や実務の功績・多大な貢献により、国や県から表彰された県単位以上の被表彰者7人の紹介があり、代表者に表彰状と副賞が手渡された。

辞令交付式後には、第11回「山梨学院理事長賞」の表彰式が行われた。「山梨学院理事長」は幼稚園から大学院までの全ての教職員やその団体を対象として、教育研究活動、学校運営、スポーツ、芸術文化活動、社会貢献活動等のいずれかで顕著な功績を挙げ、法人の発展に多大な貢献をした教職員を特別に顕彰する制度。平成30年度は小幡邦彦レスリング部コーチが受賞した。
<第11回「山梨学院理事長賞」受賞者>
■小幡邦彦レスリング部コーチ・カレッジスポーツセンター主事

レスリング部コーチとして優れた指導力を発揮するとともに、カレッジスポーツセンターの主事として献身的にその任に当たり、また山梨県レスリング協会役員の傍ら国民体育大会本県監督を務め見事な戦績を挙げるなど学園の社会的評価の向上に多大な貢献をしたことが受賞内容。受賞挨拶の中で小幡邦彦コーチは、初めに関係者に謝意を表した後、「昨年、私が指導者になってからの目標だった世界チャンピオンを育てるという夢が選手の頑張りで叶うことができました。また、陸上でいう箱根駅伝に当たる名誉ある大会の『東日本学生リーグ戦』で5連覇を達成できました。今後は東京五輪でレスリング部から、山梨学院が獲ったことのない金メダル第1号を獲れるように指導していきたいと思います。最終的な目標は、下田部長、高田監督を超えられるような指導者になれるよう努力していきたい」と語った。

文(K.F)カメラ(平川大雪) 2018.4.2

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