●平成30年度大学・大学院・短期大学合同入学式
~晴れやかに1,285名が学園生活をスタート~
~感性豊かな時期に、あらゆることに果敢なる挑戦を~
平成30年度山梨学院大学・同大学院並びに山梨学院短期大学の合同入学式が4月3日、大学キャンパス古屋記念堂で行われた。3月下旬に満開になったソメイヨシノは、いまだ咲き誇り、入学式が行われた古屋記念堂前のオオヤマザクラも満開となり、鮮やかなピンク色で新入生を迎えた。今年度の入学者は、大学1,013名、大学院6名、短大及び専攻科266名の合計1,285名。山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏する歓迎の曲で合同入学式が始まった。新年度4月1日付で古屋忠彦前大学長から大任を任された古屋光司新学長は新入生に向けた式辞の中で、「皆さんには、学生時代という感性豊かなこの時期に、あらゆることに果敢に挑戦してほしいと期待しています」とメッセージを送った。新入生を代表して短大保育科の深澤菜月さんが「新入生一同、山梨学院大学、山梨短期大学の一員であることを誇りに未来に向かって日々研鑽に励み、有意義な学生生活を送ることをここに誓います」と誓いの言葉を述べた。新入生は新しい環境に夢と希望を胸に抱き、酒折キャンパスでの学園生活をスタートさせた。
合同入学式は、山梨学院ウインドブラスアンサンブルの演奏する歓迎の曲・ヴェルディ作曲アイーダから「凱旋行進曲」で始まり、新入生はダークスーツに身を包み緊張の面持ちで入学式に参列した。会場の2階席は我が子の成長を見守る保護者などで立ち見が出るほどの満席となった。厳粛な中にも晴れやかさが漂う入学式は、初めに古屋光司新大学長と山内淳子短期大学学長からそれぞれ大学・大学院・短大の学科ごとに入学が許可された。新年度入学者の内訳は、法学部法学科267名、法学部政治行政学科167名、現代ビジネス学部現代ビジネス学科249名、健康栄養学部管理栄養学科48名、国際リベラルアーツ学部国際リベラルアーツ学科85名、スポーツ科学部スポーツ科学科197名、大学院社会科学研究科6名、短期大学食物栄養科80名、保育科165名、専攻科保育専攻21名の合計1,285名。
大学長式辞で古屋光司大学長は途中、iCLAの新入学生に向けた『英語の式辞』を挟みながら「大学や短大は、これからの自分の人生を、自分の力で歩んでいく準備をするところです。別の言い方をすれば、自立した人間になるところです。ただ、『目標を立てる』『心からやりたいことを見つける』というのは、意外に難しいものです。(略)しかし、これからは何もないところに、自らの意思と責任において、目標を立てなければなりません。まさに、『Life is creating yourself』です。人生は長いようであっという間です。学生時代は、すぐに過ぎ去ってしまいます。『なりたい自分になる』『やりたいことをする』『解決したい問題を解決する』。そのために、決して時間を無駄にすることなく、充実した学生生活を送ってほしいと願っています」と新入生に挨拶の言葉を述べた。
教職員の紹介に続き、新入生を代表して短大保育科の深澤菜月さんが「この恵まれた環境の中で実践力や幅広い教養を身に付け、多くのことを吸収し、目標に向け成長していきたいと思います。また、本大学校歌に『光は永久に輝かん』と詠われている通り、私たちの可能性は無限大です。積極的な姿勢で物事に取り組み、自らを磨いていくことで社会に貢献できるような力を身に付けたいと思いを新たにしています」と誓いの言葉を述べた。続いて新入生全員で初めて校歌を斉唱、山梨学院生での一歩を印した。式典の後、新入生は「大学新入生ガイダンス」「短期大学入学の集い」などの説明会に参加した。
この日は、気温は朝から徐々に上昇、昼前には初夏を思わせる陽気となる中、新入生たちは保護者とともに新入生歓迎イベントなどに参加し、記念撮影や談笑をしながら山梨学院の印象を心に留めた。これから始まる新しいキャンパスでの学生生活に胸膨らませる。
文(K.F) カメラ(平川大雪) 2018.4.3